菅官房長官の発言により注目を浴びた「ワーケーション」。簡単に説明すると「働きながら休暇を取る」という意味です。しかし、働きながら休暇を取るといっても、いまいちイメージできない方が多いと思います。またリモートワークや有給休暇など、ワーケーションと似たような言葉もいくつか存在します。そこでも本記事では、ワーケーションを基本的な内容を簡潔に解説。リモートワークなどと比較することで、ワーケーションという言葉の輪郭をはっきりさせます。

そもそも「ワーケーション」って何?

働きながら休暇をとる

日本ではあまり聞き慣れない「ワーケーション」。実はアメリカで誕生した言葉で、「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語になります。要するに、働きながら休暇を取ることをワーケーションと呼ぶのです。

また、働く場所を自由に選択できるのもワーケーションの魅力の1つ。オフィスから離れたリゾート地で仕事ができるので、リフレッシュ効果などを期待できます。

ワーケーションとリモートワークの違い

画像: ワーケーションとリモートワークの違い

オフィス以外で働くと聞くと「リモートワークも同じじゃなの?」と思う方が多いはずです。確かにワーケーションとリモートワークは似ていますが、「休暇」という観点で大きく異なります。

【ワーケーションとリモートワークを比較】

  • ワーケーション:オフィスを離れて「休暇」を取りながら働く
  • リモートワーク:オフィスを離れて働く

上記のように、リモートワークは「オフィスを離れる」「働く」という2つの要素で構成されています。一方ワーケーションの場合、「オフィスを離れる」「休暇」「働く」という3つの要素で構成されているのです。

一般的なリモートワークの場合、自宅やカフェなど、ある程度働く場所を限定されてしまいます。しかし、ワーケーションはリゾート地など好きな場所で仕事をすることが可能です。就業後に海で泳いだり、観光スポットを回ったり、さまざまなレジャーを楽しむことができます。

ワーケーションと有給休暇の違い

画像: ワーケーションと有給休暇の違い

「休暇」という意合いがあるワーケーションですが、有給休暇とは内容が異なります。

  • ワーケーション:オフィスを離れて「休暇」を取りながら働く
  • 有給休暇:完全な休暇

上記のように、ワーケーションには「働く」という要素が含まれています。しかし、有給休暇は「休暇」のみで構成されているのです。ワーケーションが「50(仕事):50(休暇)」だとすれば、有給休暇は「100(休暇)」ということになります。

【ワーケーションと有給休暇の関係性】

ワーケーションと有給休暇が全く関係ないかというとそうでもありません。有給休暇とセットでワーケーションを活用するパターンが存在するからです。

例)有給休暇を2日取得+ワーケーション3日+土日(2日)=1週間

上記の例だと、有給休暇と組み合わせることで1週間リゾート地に滞在できます。そもそも日本のワーケーションの場合、中長期的にオフィスを離れるということが難しいです。有給休暇を活用すれば、長期間にわたってリフレッシュできる環境に身を置けます。

日本で「ワーケーション」という働き方は浸透するか

先陣を切る企業次第で普及する

ワーケーションが日本で普及するためには、休暇先でも普段のオフィス環境を整備する必要があります。「ワーケーション=勤務地に縛られないリモートワーク」なので、パソコンなどの機器やそれを利用できるネット環境が必須だからです。

積極的にリモートワークを導入しているIT企業が先陣を切り、他の企業も段階的にワーケーションを試していく流れが予想されます。

◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。

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