【ネットショッピング】3大サイト「楽天・Amazon・Yahoo!ショッピング」の違い ジャンル別ショップのおすすめは?

スマホ

新型コロナウイルスの影響で、買い物を自宅で済ませたい人が増えている。そこで、ネットショッピングは初めてという人から、もっと上手に使いたい人まで「どうして?」、「困った!」を解決していきたい。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの違いは?

総合型ネットショッピングの大手が、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングだ。Amazonは自社販売が基本で、加えて、外部の業者がマーケットプレイスとして出店している。一方、楽天市場とYahoo!はショッピングモール型。楽天とYahoo!が運営するモール内で、さまざまな業者が出店している。

ときどきネット通販を利用するようなライトユーザーならAmazonがいい。サイトに統一感があってわかりやすいし、配送なども含めて安心感が高い。

ただ、ポイント還元は少なめだ。また、年会費4900円(月額500円)のプライム会員になると、送料が無料になるし、タイムセールや無料のビデオ配信も利用できる。

直販と出品者が共存する超巨大ショップ

Amazon

iPhone版のアプリ画面。ログイン情報が維持されるので、アプリを開くだけで、今何が買い得かがわかる。

パソコンで開いたAmazonのトップページ。画面が大きいぶん、細かな情報まで確認しやすい。

ライトユーザーはわかりやすいAmazonがおすすめ!

頻繁にネット通販を利用する人や、ポイントをためるのが好きな人は、楽天市場Yahoo!のどちらか一方を選んで使い込むといい。現在は、両方に出店している業者が多く、同じ業者なら価格差は少ない。

違いが出るのはポイント還元で、楽天カードなど、ふだんから楽天のサービスを利用している人は楽天市場でポイントが付きやすい。

スマホはソフトバンク、キャッシュレス決済はPayPayという人は、Yahoo!のほうがためやすい。まずは、それぞれの会社のクレジットカードを持つことから始めてみよう。

モール型の国内2大ショップ

楽天市場

楽天市場のアプリ画面。ここから購入すると、楽天ポイントが0.5倍になるなど、連係が便利なので、楽天ユーザーは必携!

Yahoo!ショッピング

細かい情報が満載で、外部サイトとの連係もあるYahoo!ショッピングアプリ。買い物が楽しくなる。

家電、ファッション、食料品など、特定のジャンルに強いショップは?

家電の場合、大手家電量販店は、それぞれオンラインストアを運営している。ポイント制度のある店ならポイント還元もあるし、メーカーが実施する各種キャンペーンの対象にもなる。まずは、よく行く店のオンラインストアを試してみるのがいいだろう。

大手家電量販店はネット店舗も充実!

ヨドバシカメラ

ネットで注文して店舗でも受け取れるヨドバシカメラのサイト。アプリも用意。

ビックカメラ

日用品や食品の品ぞろえも充実したビックカメラのサイト。商品を探しやすい。

衣料品の場合は、サイズや色、肌触りなど実物を見ないとわからない要素が多い。そのため安心なのは、やはりふだんから利用している店。ユニクロ、洋服の青山など、各社ともオンラインストアがある。一方、たくさんの商品を見比べるなら、モール型のZOZOTOWN(ゾゾタウン)などがいい。膨大なショップやブランドが出店している。

モール型のZOZOと直営のユニクロが両雄

ZOZOTOWN

さまざまな人気ブランドの製品を扱っており、流行のチェックにも最適だ。

ユニクロ

いつも買っている商品なら、ネットでも安心して買える。サービスも充実。

日常的な食料品は、ネットスーパーが便利。ネットで注文すると、最寄りの店舗で商品をピックアップして、その日のうちに届けてくれる。

食料品や日用品を自宅まで届けてくれる!

楽天西友ネットスーパー

楽天と西友が共同運営。楽天IDでログインし、楽天ポイントもたまるのが売り。

イオンネットスーパー

近隣店舗を探して注文すると、自宅に届けてくれる。WAONポイントもたまる。

ただし、まだ対応エリアが限られているので、エリア外の場合は、セブンミールローソンなどコンビニ系の宅配サービス、あるいは生協などを検討してみよう。

選び方のポイントは、まず、会費や配送料など商品以外のコスト。次に、ネット上の品ぞろえ。実店舗にはあるのにネットでは買えない商品もある。そして、配送の時間帯や回数、ポイント還元なども、気になるところだろう。

ショップによっては、ネット限定のキャンペーンなども行っている。なお、生鮮食料品の場合、鮮度や品質は、どうしてもムラが出る。少しずつ試して、信頼できる店舗を見つけるといいだろう

プレゼントやギフトに向いているショップを知りたい・・・

まず、シャディリンベルハーモニックなどカタログギフト大手から選んでみよう。お中元や各種お祝いなどの品物を選ぶことも、相手先にカタログを送ることもできる。贈り物といえば有名デパートの包み紙が必須という人は、各デパートのストアがおすすめ。

ギフト専門店やデパートのストアが便利

シャディギフトモール

ギフト大手のシャディ。パソコン用とスマホ用でデザインが異なり、使いやすい。

高島屋オンラインストア

贈り物といえばデパート。高島屋に限らず、有名デパートはネットに積極的。

ちょっとしたお礼なら、「giftee(ギフティー)」も注目だ。LINEかメールでメッセージを送ると、受信者がコンビニなどで商品を受け取れる。

スマホの購入や契約もオンラインショップでできる?

これは、すべて可能だ。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアから格安スマホまで、それぞれのサイトで手続きができる。

特に格安SIMは、実店舗が少ないぶん、オンライン契約が主流となっている事業者も多い。ただし、スマホの購入は通常の商品よりも手順が多く、希望する契約に応じて必要な手続きも異なる。各サイトのフローチャートに従って、サポートなども併用しつつ、着実に進めていこう。

大手3社はもちろん、格安スマホもOK!

ドコモオンラインショップ

新規契約や機種変更はもちろん、他社からの乗り替えもスマホで完了できる。

ワイモバイルオンラインショップ

店舗でも展開するワイモバイルのほか、格安スマホ業者はオンラインが主流。

おいしい食事をデリバリーしたいけど、おすすめのお店は?

まず、「Uber Eats(ウーバー イーツ)」と「出前館」は外せない。どちらも、大手チェーン店から街中の個人店まで、アプリで料理を選び、届けてもらうことができる。

アプリで料理を選べば届けてくれる

Uber Eats


まず配達先を登録し、アプリを起動すれば注文可能な店舗やメニューが現れる。

ドコモユーザーなら「dデリバリー」もおすすめだ。このほか、チェーン店ごとのデリバリーもある。例えば、ピザハットのようにもともと宅配型のピザ店。

あるいは、すかいらーくグループは、自社傘下の店舗から独自に宅配するサービスを提供している。

すかいらーく

ガストやバーミヤンの料理は、パソコンからもスマホからも宅配の注文が可能。

なかなか安いショップが見つからないんだけど・・・

これは、パソコンでもスマホでも使える「価格.com(カカク ドットコム)」が定番。欲しい商品を探すと、その下に安い順に店舗のリストが出て、そのまま購入が可能だ。

バーコード対応のスマホアプリも台頭

価格.com

価格.comのパソコンサイトでiPadの最安を検索したところ。スマホでも、価格調査、詳細確認、購入が可能。

最近では、スマホのカメラで商品パッケージのバーコードを読むと、Amazonや楽天などから安い店をリストアップするアプリもある。「最安値サーチ」や「価格比較 価格ナビ」が人気だが、どれもポイント還元などを勘案すると、最安とは限らないので注意。

最安値サーチ

スマホで商品のバーコードを読むと価格を表示。楽天などで購入できる。

割安な中古品や今は売っていない商品を買いたい!

やはり、ヤフオク!メルカリといった、オークションフリマサイトで探すのが基本だろう。商品の具合や予算に合わせて選ぶことができる。

安い中古品もレアな一品も、検索で探そう

ヤフオク!

オークションの定番。型番で検索すれば、ピンポイントで製品が見つかる。

販売終了品や状態のいい中古品を探すなら、Amazonマーケットプレイス(マケプレ)がいい。Amazon本体では完売している商品でも、外部の出品者が販売していることが多い。とはいえ、出品者が個人の場合もあるので、レビューなどを参考に、商品の見極めは慎重に。

Amazonマーケットプレイス

Amazonで検索すれば、マーケットプレイスに出品されている製品が探せる。

海外のサイトで売っている商品を手に入れたいのだが・・・

方法は二つ。日本にも配送してくれる海外サイトで商品を探して注文するか、海外在住者などが代理で買って日本へ送ってくれるサービスを利用する。前者は、Amazonの海外サイトがおすすめ。設定メニューから、国を変更すればいい。ただし、購入には新規アカウントの取得が必要となる。

海外通販サイトや代理購入サイトを使おう

Amazon(海外サイト)

「設定」の「国と言語」から地域や言語を変更できる。ただし、国を変更すると、言語に日本語を選択できない。

代理購入の仲介サイトとしては、ファッション系に強いBUYMA(バイマ)や、オークション型も選べるセカイモンなどがある。

セカイモン

海外で売られている製品を日本語で買える。海外の大手オンラインストア、eBay公認で、出品数も多い。

◆解説/下島朗(エントラータ)
◆イラスト/中山昭(絵仕事 界屋)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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