完全ワイヤレスイヤホンで最も人気なのは、アップルのAirPods Pro。iPhoneとのペアリングが簡単で、Siriにも対応。ノイズキャンセリングが不要なら、1万円ほど安いAirPodsもある。さらに、リアルタイム翻訳機能を搭載したGoogle「Pixel Buds」や装着性が評判のJabra「Elite Active 75t」なども解説する。
人気の完全ワイヤレスイヤホン。目的別おすすめモデルはこれ!
2016年12月にアップルが発売したAirPodsが大ヒットして以降、定番となった完全ワイヤレスイヤホン。
最も人気なのは、アップルのAirPods Pro。iPhoneとのペアリングが簡単で、Siriにも対応しているので、iPhoneユーザーには最適。ノイズキャンセリングが不要なら、1万円ほど安いAirPodsを選ぶ手もある。
アップル
AirPods Pro
実売価格例:3万580円
iPhoneユーザーの鉄板!
外側にあるマイクで周囲の音を取り込み、それを相殺するアクティブノイズキャンセリングを搭載。外音が聞こえるモードも備える。
機能で選ぶなら、リアルタイム翻訳機能を搭載するGoogleのPixel Budsがユニーク。現在はなかなか試せないが、海外旅行などで役立ちそうだ。同社のPixelシリーズとはワンタッチでペアリングも完了する。
Google
Pixel Buds
実売価格例:2万800円
リアルタイム翻訳もバッチリ!
12ミリダイナミックスピーカードライバーで高音質を実現。Googleアシスタントを利用でき、リアルタイム翻訳機能も備えている。
スポーツをしながら音楽を聴きたいのなら、装着性が重要になる。JabraのElite Active 75tは安定した装着性に加えて、四つのマイクを内蔵し、高い通話品質も実現。ケースと合わせ28時間の連続使用が可能で、ワイヤレス充電にも対応している。
Jabra
Elite Active 75t
実売価格例:2万3980円
スポーツ時でも安定装着!
何千人もの耳の形を研究して開発された形状とフィット感がセールスポイント。IP57の防塵・防水にも対応し、運動時にも最適。
とことん価格を重視するなら、JVCのHA-A10Tがおすすめ。低価格モデルは不安という人にも、JVCならではの高音質は健在。ここから、グレードの高いモデルに移行していくのも賢明だ。
JVC
HA-A10T
実売価格例:6480円
低価格でも音質重視なら!
低価格で初めて使う人には最適。左右イヤホンに搭載されたボタンで簡単に操作でき、本体のみで約4時間の連続再生が可能。
そのほか、ノイズキャンセリング機能と高音質を両立したいなら、ソニーのWF-1000XM3が、やはり定番。
ひたすら音質を重視するなら、ゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 2を選択肢に加えるといいだろう。
※価格は記事作成時のものです。
◆解説/村元正剛(ITライター)