【ECアプリ】人気のBASE(ベイス)とは?メリットと使い方、フリマアプリとの違いについて解説

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最近多くの注目を集めるECアプリ「BASE(ベイス)」の使い方を解説します。新型コロナウイルスの流行以降、ネット通販の利用がますます当たり前のものとして普及し続けています。そんな中、簡単にECサイトを解説して商品の売買ができるBASEというアプリが注目されています。今回はBASEとフリマアプリの違い、利用方法や使いこなすコツをお伝えします。

BASE(ベイス)とは?

BASEとはネット通販(EC)を行うためのサービスで、個人はもちろん企業や団体を含め多くの方々に利用されています。商品の購入・販売を簡単に行うことができ、テンプレートを組み合わせるだけで簡単にネットショップを開設可能です。

コロナ禍におけるEC需要の増加も伴い、2020年7月時点で約110万のショップが存在しています。ECサイト作成サービスの中で現状もっとも多くの人の支持を集めており、買う側としても売る側としても安心して利用できるアプリです。

ネット通販(EC)を行うためのサービス、BASE

BASEとフリマアプリの違い

ネット通販アプリのBASEと、メルカリやラクマに代表されるフリマアプリは、商品を購入したり販売したりする機能の性質上、一見同じようなサービスに見えます。しかし、両者には大きな違いがあります。

フリマアプリの場合は、サービス内で発行されるアカウントを利用して商品の売買を行います。それに対し、BASEでは「一つの店舗」として独立したスタイルでECショップを運営する方式です。
購入者側はアプリを利用することで、さまざまなショップから好きな商品を選ぶことができ、ショップ側はドメインの設定や決済機能の整備といった手間のかかる工程を大幅にカットして店舗運営を行えます。

BASEの魅力・メリット

一般ユーザーからもショップ運営者からも大きな注目を集めるBASEには、独自の魅力やメリットが多数あります。

一般ユーザー側のメリットは、なんといっても利用開始から商品購入までの流れがシンプルで使いやすい点にあります。フリマアプリやオークションアプリ、その他EC系アプリでは、ほとんどの場合事前にアカウント登録や認証などに手間がかかります。

それに対し、BASEでは購入時に必要最低限の個人情報や決済情報を入力すれば、アカウントを発行せず利用可能です。また、クレジットカードだけでなく現金払込や後払いなど、さまざまな決済方法を選択できることも魅力的で、非常に利便性に優れたサービスだと言えるでしょう。

一方、ショップ側としてはEC開設にかかるコストや手間を大幅に削減してショップ運営に注力できることが大きなメリットとなります。EC機能だけでなく、ブログやレビュー、顧客とのメッセージ機能やInstagramなどのSNS連携機能といった、ネットショップの運営において便利なさまざまな機能を自由に組み合わせて利用できます。商品展開の際も、Tシャツやスマホケースといった主要商品をかんたんに作成できる専用アプリが存在するため、事前発注や在庫の準備をせず店舗運営をスタートすることも可能です。

また、多くのネットショップ作成サービスで必要な月額費用や初期費用などもなく、決済時の手数料のみで利用できるため、従来EC展開を行っていない店舗でもスタートしやすいことも人気が高まっている一因です。

BASEの導入方法・使い方

商品を購入する方法

購入者側としてBASEを利用するには、アプリをダウンロードして開くだけでOKです。各商品はゲストとして都度住所や決済情報を入力すれば購入できるため、とりあえず試してみたい方は一度そのままアカウント登録せず利用してもよいでしょう。

アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。


アプリのトップページではキーワードやカテゴリなどでさまざまなショップの商品が検索でき、気になるショップはフォロー機能でいつでもチェックできます。
なお、商品購入の際には「PAY ID」という決済システムのアカウントを発行しておくと便利です。PAY IDはBASEの運営企業が提供するオンライン決済サービスで、BASEをはじめとしたさまざまなサービスで利用できます。
会員IDとしてメールアドレスとパスワード、個人情報や支払情報などを登録すれば、商品の購入が簡単になるのはもちろん支払い履歴の確認なども可能になります。

ショップを開設する方法

続いて、BASEでショップを開設する方法についても説明していきます。
まずは店舗運営用アプリ「BASE Creator」をインストールしましょう。以下よりダウンロード可能です。


ダウンロードが完了したら、ショップURLと利用するドメイン、アカウント発行用のメールアドレスとパスワードを入力します。

ショップURLと利用するドメイン、アカウント発行用のメールアドレスとパスワードを入力

メールアドレスの認証を終えたら、続いてショップ情報を入力していきます。
個人・法人どちらかを選択した上で、ショップ運営者となる自身の個人情報や発送元住所などを記載しましょう。

運営者となる自身の個人情報や発送元住所などを記載

営業形態や支払方法、販売価格などについての注意事項も入力する必要がありますが、あらかじめデフォルトの文章が入力されているため、特別な事項がなければそのまま利用しても問題ありません。

なお、中古品や酒類、コンタクトレンズなど販売に許諾が必要な商品を扱う場合、必ずそれらの許認可番号などを注意事項欄などに入力するようにしましょう。

許認可番号などを注意事項欄に記入

ショップ情報の入力を終えたら、続いてBASEかんたん決済を利用した支払方法設定を行います。

支払方法設定を行う

6種類の決済方法を自由に選択でき、デフォルトではPaypal決済を除く5種類が選択されています。こちらはショップの意向で自由に選択でき、全種類適用してもクレジットカードのみにしても問題ありません。
なお、決済情報登録のためにショップの屋号を入力することが求められます。カナ/英字表記でショップ名を入力しておきましょう。

ショップ情報と決済情報の登録を終えたら、あなただけのネットショップの出来上がりです。そのまま早速商品を登録したり、サイトデザインを変更したりできます。ただし、「ショップ設定」から「ショップ公開状況」の設定をオンにしなければユーザーがアクセスできないため、準備を終えたら必ず更新しておきましょう。BASE Creatorアプリのトップページからメニューを開き、「ショップ設定」をタップすれば変更可能です。

「ショップ設定」から「ショップ公開状況」の設定をオン

「Apps」機能でカスタマイズ

「ネットショップの開設はできたけど、その後何をすべきなのか分からない…。」
という方は、BASE上のさまざまなオプション機能を利用できる「Apps」を試してみてください。

BASE上のさまざまなオプション機能を利用できる「Apps」

AppsはBASE Creotorアプリ、もしくはブラウザ上から利用できるショップ用の拡張機能です。顧客とのメッセージやSNS連携、顧客情報管理やSEO対策などさまざまなオプションを自由に選択してカスタマイズするためのもので、一部機能以外はほぼ無料で適用できます。
たとえば、Web広告で本格的にショップの集客を行う場合は広告運用支援系のアプリを利用したり、海外展開を行いたい場合はローカライズ・通貨切り替えオプションを導入したりすると良いでしょう。

まとめ

国内トップクラスのシェアを誇る人気ECアプリ「BASE」のメリットや具体的な利用方法などについてご紹介しました。買い手にも売り手にも便利で使いやすい点が魅力のBASEを導入して、ぜひネットショッピングをお楽しみください。

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松島広人(フリーライター)

Webディレクターとしてコンテンツの企画・編集・校正・執筆・SEOを担当する傍ら、フリーランスのWebライターとしても精力的に活動。業種・業界を問わず多数のジャンルを手がける。ポップカルチャー・サブカルチャーにも精通しており、幅広い知識を活かしたライティングを得意とする。

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