保管に悩む子供の絵。すてきに飾る方法や保管方法について、ご紹介します。自由な発想で描かれた子供の絵は、飾り方次第でおしゃれなインテリアへと生まれ変わります。また、飾り終えた絵を保管する際も、場所をとらずずっと変わらない状態のまま残しておければ良いですよね。どんな高名な画家にも描けない子供のアートを、どのように魅せてどのように保管をすべきか、その方法について考えてみました。
子供の絵は飾る?保管する?
飾るのであればアートに飾りたい!
子供の描いた絵には、大人にはない独特な「味」があります。
子供の頃にしか表現できない感性、まさに短命なアート。
わが家では子供の絵はどんな画家が描いたものより価値がある「天才画伯の絵」と考え、描いた絵は積極的に飾るようにしています。
しかし、絵をそのまま画鋲でぺたっと貼り付けると、すぐに紙の端がくるんと折れ曲がってしまったり、何かの衝撃で破れてしまったり……。
さらにいえば、むき出しの紙を画鋲で飾るのは、いくら画伯の作品といえど、なんだか生活感が丸出しな気もします。どうせ飾るのなら、ひとつの作品としてアーティスティックに飾りたい!と考え、いろいろ試してみました。
自宅に飾る方法
額縁に入れる
ひとまず、額縁に入れてみましょう。
息子の描いた、私の大好きな絵「ロケットに乗って月に行きたい」をダイソーで200円で買った額縁に入れてみます。
これだけでだいぶアーティスティックです。
私の行ったダイソーでは大きな額縁の色はこの茶色しかなかったのですが、黒縁やカラフルなものなら、もっと違った印象になりそうです。
飾る場所は廊下に決定。今後は、玄関から入ってリビングに行くまでのあいだを、展覧会会場にしようと思います。
カメラで撮ってポストカードにする
大きすぎる絵は飾る場所も限られてきます。
もう少しサイズダウンをして描いてほしい……しかし画伯の筆は自由に踊り続け、大きなキャンバスが塗りつぶされていきます。そこで、大きな絵は、ポストカードにできないかな?と考えました。ひとまず写真を撮って、コンビニにダッシュ!
プリントアウトした写真を、100均の写真立てに入れてみました。大きな絵もコンパクトにおさまり、また違った魅力を感じます。
ガーランド風にする
子供の絵の色使いは、とてもきれいです。小さなサイズの絵なら、ガーランドにしてインテリアにもなります。ちょっぴり外国風で素朴な雰囲気が出て、おすすめです。
数が多ければ壁に飾るのではなくフラッグのように天井の端から端まで、「X」の形で飾っても良いですね。
プラ板で焼いてキーホルダーにする
子供の描いた絵をいつも眺めていたいなら、キーホルダーが手軽でおすすめ。まずは子供の描いた絵を、ダイソーで売っていたプラ板に写します。色も油性ペンで塗って、トースターでチン。
こんな味のある、プラ板キーホルダーが完成しました。
プラ板を焼く際についてしまったシワもいい味を出しています。これに穴あけパンチで穴をあけて紐を通せば、キーホルダーの完成です。
わが家ではIKEAのタブレットスタンドにセロテープでぺたり。インテリアの一部になりました。
子供の絵の保管方法
子供の絵はどれも素敵ですが、すべてを飾っていたら家の壁が埋もれてしまいます。飾り終えた絵、もしくは飾らなかった絵は適切に保管しましょう。
やっぱり写真に残す
絵を段ボールに詰めて物置行きにする前に、写真に撮っておきましょう。写真なら絵ほどかさばらないため、机や本棚など身近な場所に保管ができます。見たい時にすっと取り出せるのもポイントです。
ファイルを使う
子供の絵の保管には、大容量のファイルの使用もおすすめです。オフィスで使えるようなファイルでも良いですが、文房具メーカーの「さくらクレパス」が、子供の6年間分の絵を収納できる専用ファイルを販売しています。
絵に折り目がつかないように保管できるため、何年経ってもきれいなまま。お絵かきが好きなお子さんがいるのなら、持っておくと便利です。
とっておくものだけ決めて処分する
子供の絵はすべて取っておきたい!とは思うものの、やはり数が多すぎるとスペースが足りません。
口惜しいですがとっておくものだけ決めて、残りは処分も検討しましょう。
その場合もやはり、取っておけないものは写真に残しておくのを忘れずに。子供の絵は、その時期にしか描けない儚いアートです。数年経ってから捨ててしまったことを後悔しても、もう同じ作品は描けません。
後悔をしないように、処分はじっくり検討してから実行しましょう。
業者に依頼する方法もあり
時計やジュエリーにして身に着けるサービスも
子供の絵を小物に生まれ変わらせるサービスがあります。たとえば「KID’Sグッズ工房」では、子供の絵を時計やTシャツにしてくれるそうです。
飾るだけだった絵が日常づかいのアイテムに変化するのは、嬉しいですね。
ほかにも、海外への依頼ではありますが、子供の絵をおしゃれなアクセサリーにしてくれるサービスもあります。
子供の絵が、ダイヤモンドよりも素敵な、世界で一点もののアクセサリーに生まれ変わります。子供の思い出と常に一緒に過ごしたい、と願う方におすすめです。
まとめ
子供の絵は、大人の作ったものにはない魅力があります。味があって自由で、とてもキラキラしたアートです。そんな魅力的な絵を描ける期間は短いもの。飾ったり思い出として保管したり、大切な絵をどう扱うのか、子供と一緒に考えてみてくださいね。