注目の最新ワイヤレスヘッドホンを比較!WH-1000XM4・AONIC50をそれぞれチェック

ヘッドホン

ヘッドホンは音質にこだわった有線タイプの人気も高いが、最近ではワイヤレスタイプのモデルも増えてきた。イヤホンに比べてサイズが大きく、バッテリーのもち時間も長い。特徴は、ノイズキャンセル機能を備えたモデルが増えていること。有線接続で使えるものも多い。

ソニー
WH-1000XM4

ノイズ除去性能が大きく進化。 さらに完成度を高めた本格派

シリーズの第4世代で、独自のノイズキャンセルプロセッサー「QN1」とシステムLSIの連係で、さらなるノイズ除去性能の高さを実現。会話時には自動で外音取り込みモードに切り替わるなど、使い勝手もいい。

ソニー
WH-1000XM4
実売価格例:4万4000円

●使用可能時間/30時間

重量 254g
ドライバー 40mm

カスタムボタンもあり、よく使う機能をアプリで割り当てられる。

ここが○

自慢のノイズキャンセル機能は常に周囲の騒音をモニターし、リアルタイムで最適なノイズキャンセル量に調整する。状況に合わせた静けさが得られ、耳につきやすい中高域のノイズ除去性能も高まっている。ヘッドホンを外すだけで再生が一時停止になるなど、使い勝手も向上。音質面でも、AIを組み合わせたアップコンバート機能により、ワイヤレスながらも高品質な再生が楽しめる。くっきりとした音を基調に、音色も自然で情感豊かだ。 また、長時間使用したときの装着感も良好で、総合的に完成度は高い。

ここが×

機能がとても豊富なので、初めて使うときには、操作に戸惑うこともあるだろう。

シュア
AONIC50

シュア初のノイズ除去機能採用。生き生きとしたサウンドがいい

シュアとしては初のノイズキャンセル機能採用のワイヤレスモデル。独自の「アジャスタブル・ノイズキャンセリング」方式を採用する。シュア独自設計のアンプを内蔵し、スタジオクオリティの音質を実現している。

シュア
AONIC50
実売価格例:4万8180円

●使用可能時間/20時間

重量 334g
ドライバー 50mm

ハウジングを支えるアーム部は、メタル素材を使った頑丈な作り。

ここが○

デザインもモダンで、外観的に質の高い仕上がりになっているが、最大の特徴は音質。パワフルで、ライブステージの熱気が伝わるような音は、聴いていて楽しい。音質は、色づけの少ない忠実感のあるものなので、ジャンルを選ばず、クラシックなどでも生き生きとしたサウンドを楽しめる。楽器や声の再現も鮮明で、実体感のある音が楽しめる。重量は334グラムとやや重めだが、フィット感が良好なので装着時の負担はあまり感じない。長時間装着していても快適に使える。

ここが×

ノイズキャンセル機能は十分な性能を備えているが、同社初ということもあり、ライバルに比べると、静けさや快適さで少々の差を感じた。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/鳥居一豊(AVライター)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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