【最新比較】サブスク音楽配信サービスのおすすめ10選 月額料金は?無料期間は?楽曲数で選ぶか特化型で選ぶか

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サブスクリプション方式が普及して久しい現在、特に音楽や映像系のコンテンツでは主流となりつつある。この記事では、多種多様なサブスクの中でも「音楽配信サービス」を比較していく。Apple Music、Amazon Music、AWA、LINE MUSIC、Spotify、YouTube Music、dヒッツなど、おすすめの10サービスを紹介しよう。

楽曲は? 料金は? 独自機能は? サブスク音楽配信の最新比較

サブスク形式の音楽配信サービスを利用すれば、毎月の定額料金を支払うだけで、日本国内のみならず世界中のアーティストの楽曲をいくらでも鑑賞できる。最低限の出費で、多彩なジャンルの楽曲をたくさん聴きたいという人にうってつけのサービスだ。特に主流とされるのが「Apple Music」「Spotify」「AWA」の3社であるが、他にもさまざまなサービスが存在する。まずは主要な音楽配信サービスの料金や楽曲数といったデータを改めて整理していきたい。

■主要サブスク音楽配信サービスの比較

サービス名 月額料金 楽曲数/
無料試用期間
Apple Music 980円 9000万曲/
3ヵ月間
アップル提供のサービスだが、AndroidやWindowsでもOK。各種オプション機能も充実。
Amazon Music
Unlimited
980円 7000万曲/
30日間
トップクラスの曲数を誇るほか、洋楽・邦楽のバランスも良好。
AWA 980円 8000万曲/
3ヵ月間
洋楽&邦楽ともに充実。月20時間まで無料でハイライト再生可。
LINE MUSIC 980円 6600万曲/
3ヵ月間
邦楽系が強い。月額500円で月20時間まで再生可能なプランも。
Spotify 980円 非公開(5000万曲以上)/
3ヵ月間
世界3億人以上のユーザー数が利用。無料版でもフル再生可能。SNSへのシェア機能なども豊富。
YouTube Music 980円 非公開/
30日間
広告付きだが無料でのフル再生も可能。YouTube動画も再生できる。
dヒッツ 500円 非公開/
31日間
月額500円は国内最安。邦楽のラインアップが非常に充実。
KKBOX 980円 5000万曲/
1ヵ月間
K-POPやC-POPなど、アジア圏の楽曲が中心。ライブ中継も提供。
Rec Music 980円 非公開/
1ヵ月間
邦楽中心のラインアップを提供。ミュージックビデオも見放題だ。
AniUTa 600円 10万曲/
30日間
アニメ専門の音楽サブスク。先行チケット応募も利用できる。
※月額料金はすべて税込み。
「Amazon Music Unlimited」の料金は、Amazonプライム非会員の場合。

主要サービスの中でも注目したいのが「Apple Music」だ。配信ジャンルのバランスもよく、9000万曲以上の膨大な音楽を楽しむことができる。さまざまな独自機能を実装しており、利便性の高さも相まってトップクラスのシェアを獲得している。

曲数の豊富さとジャンルのバランス感では、「AWA」がほかの音楽配信サービスを一歩リード。8000万曲にも及ぶ楽曲を用意しているうえ、月額料金も980円とお手ごろだ。

そのほかの注目株としては「Amazon Music Unlimited」「LINE MUSIC」といったところが挙げられる。いずれもAWAと同程度の楽曲数を誇り、月額料金も同じく980円と、コスパが高い。

老舗の「Spotify」も根強い人気があるが、実は楽曲数は推定5000万曲程度と、他サービスには一歩劣る。ただし、シャッフル再生なら無料でフルバージョンを聴けるという敷居の低さは大きな魅力といえる。また、海外のインディーミュージックや電子音楽などに強いため、コアな音楽ファンであればぜひ利用したいアプリだろう。

聴きたいジャンルが決まっているのなら、特化型のサブスクを利用するのも悪くない。邦楽に強い「Rec Music」、アジア圏の音楽が豊富な「KKBOX」、アニソン専門の「AniUTa」などがあるので、関心があればチェックしてみよう。

一方、再生中の歌詞表示やオフライン再生、プレイリスト作成などの主要機能については、上の表に掲げたサービスはもれなく対応しているので、安心して使用できる。

■スマホアプリで音楽サブスクを聴いてみよう!

Apple Music
提供元:Apple Inc.
iPhone Android

Apple社が2015年より提供するサービス。ストリーミング再生のほか、ラジオ機能なども充実。カテゴリ別に世界中のさまざまな音楽を検索することもできる。

【追記】
なお、2021年5月17日に、Appleは正式に【Apple Musicの空間オーディオ実装(高音質化)】を発表。ハイレゾ/ロスレスオーディオを「追加料金なし」で提供する、といった内容だ。他サービスでも、高音質化やHDサービスの提供が始まっていたが、従来のサービスをアップグレードすることで利用可能なサービスがほとんどだった。しかし、今回のAppleの発表では、Apple Musicすべてのユーザーが「追加料金なし」で使用可能となるというもので、画期的と言えるだろう。
※空間オーディオは、J Balvin、Gustavo Dudamel、Ariana Grande、Maroon 5、Kacey Musgraves、TheWeekndなどのアーティストが提供予定

J-POPから海外の電子音楽まで、幅広いジャンルを網羅。ローカルライブラリとの動機も可能

AWA
提供元:AWA Co.Ltd
iPhone Android

2015年にスタートした純国産の音楽配信サービス。国内外さまざまなレーベルと提携し、主要サブスクの中でもトップクラスの配信曲数と使いやすいUIで多くのユーザーを獲得している。

オフライン再生や歌詞表示に対応するなど、機能面も申し分ない。

Spotify
提供元:Spotify Co.Ltd
iPhone Android

日本では2016年にスタートした、世界最大手のサービス。AIによる自動生成プレイリスト「Dailymix」などが優秀で、各種SNSとの連携も充実している。

無料でもフル再生可能だが、シャッフル再生限定、広告表示などの制限が入る。

Amazon Music
提供元:Amazon Mobile LLC
iPhone Android

Amazonが提供する音楽配信サブスクリプション。AIアシスタント「Alexa」との連携やハイレゾ音源に対応したものや、スマートスピーカー「Echo」に特化したものなど、さまざまなプランが充実している。

「Amazon Music Unlimited」はこれで聴く。AIアシスタントのアレクサにも対応。

LINE MUSIC
提供元:LINE MUSIC
iPhone Android

日本最大級のコミュニケーションアプリ、LINEが提供する音楽配信サービス。LINEアカウントとの連携力や邦楽のバリエーションの豊富さなどが魅力的。

LINEのサービスらしく、好きな楽曲をLINEの着うたに設定できる機能もある。

配信楽曲数・利便性の高さに注目。Apple Musicの魅力

多種多様な音楽配信サービスの中でも、特に注目したいのが「Apple Music」だ。Apple系のガジェットでは標準アプリの「ミュージック」と連携されており、iPhone・Macユーザーからも強い支持を得ている。世界的にもSpotifyと並ぶシェアを獲得しており、サブスクリプション制のストリーミングサービスにおけるデファクトスタンダードな存在として多くのユーザーに愛用されている。

■ラジオ機能・グローバルチャートなどの独自性に注目

Apple Musicの魅力は配信楽曲数の多さにとどまらない、独自の機能の数々だ。通常の楽曲配信に加え、エディターが厳選したプレイリストの配信やオリジナルラジオ「Apple Music 1」「Apple Music Hits」による多彩なコンテンツ配信、世界のトレンドをジャンル別に都度チェックできる「グローバルチャート」など、ここでしか楽しめないさまざまなコンテンツが揃っている。
ほかにも、自身の再生履歴や好みのアーティストなどの傾向を分析する「For You」機能によるおすすめ曲の自動提案やお気に入り曲をまとめた「Favorites Mix」など、リスナーに寄り添った使い勝手の良さが魅力的と言える。

■無料トライアル期間は今なら3ヵ月間。他サービスとの並行利用も可能

また、従来は1ヵ月間のみだった無料トライアル期間が、現在は3ヵ月に延長されている。広告なしでストレスフリーな視聴環境を整えるためにも、まずはこの機会に一度登録してみても良いだろう。
例えば
「普段はSpotifyを利用しているけど、聴きたい曲が配信されていないことがある」
といった場合や、
「他のサービスに乗り換えてみたいが、違いがイマイチ分からない」
といった悩みがある場合でも、3ヵ月間とりあえず利用してみる、といったアプローチで運用することも可能なはずだ。もちろん無料期間内に解約した場合には利用料金は発生しないため、気軽にトライできる。

無料ながらフル再生が可能で、使い勝手も良いYouTube Musicにも注目

「YouTube Music」は、Googleが提供する音楽配信サブスクだ。有料プラン非加入時は曲の再生前に10秒程度の広告が入るなどの制限はあるが、無料でも楽曲をフル再生可能。音楽サブスクの雰囲気を知りたいというビギナーにちょうどいいサービスだ。

しかも、無料だからといって「Spotify」のようにシャッフル再生に限定されることもなく、好きな楽曲を自由に鑑賞できる。プレイリストを作っておけば、好きな曲順でお気に入りの楽曲を再生することも可能だ。

プレイリストの作成方法は、まず再生画面右にある「…」をタップ。次にメニューから「プレイリストに追加」をタップし、登録先のプレイリストを選択すれば楽曲が追加される。作成したプレイリストの再生や編集などは、画面下の「ライブラリ」タブ→「プレイリスト」から行うことが可能だ。

■YouTube Musicでプレイリストを作ろう

YouTube Music
提供元:Google LLC
iPhone Android

再生画面の「…」→「プレイリストへ追加」から登録先のリストを選ぼう。

プレイリストは、画面下の「ライブラリ」→「プレイリスト」から再生できる。

※価格・各サービスの概要は記事作成時のものです。仕様変更等により情報が異なる場合がございます。

まとめ

今回は多様化を遂げる音楽ストリーミングサービスについて、主要10社の概要を比較しつつ、おすすめサービスの「Apple Music」「YouTube Music」の魅力を掘り下げていった。特にApple Musicは数々の音楽系サブスクの中でもユーザー数が多く、リスナーの目線に合わせた便利な機能が充実した優れものだ。無料トライアル期間と合わせて、まずはぜひ一度実際に利用してみてはいかがだろうか。

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