iPadの通常モデルは、iPad、iPad mini、iPad Airの3種類。3万円台からとリーズナブルなiPad、ハイスペックなiPad Air、その名のとおりコンパクトなiPad mini。また、iPad Proは、11.0型と12.9型の2種類のサイズを用意。先進機能をいち早く取り入れている。ここでは、それぞれの魅力を探る。
3万円台の激安モデルからハイスペック機まで、iPadの魅力を探る!
iPad
iPadは、通常モデルとProモデルに大別される。前者はiPad、iPad mini、iPad Airの3種類。3万円台からとリーズナブルなiPad、ハイスペックなiPad Air、その名のとおりコンパクトなiPad miniだ。
iPad(第8世代)
32GB:3万8280円~、128GB:4万9280円~
10.2型 液晶 2160×1620
4万円以下で買えるスタンダードモデル
iPad Air(第4世代)
64GB:6万9080円~ 256GB:8万7780円~
10.9型 液晶 2360×1640
最新のA14 Bionicを搭載したハイスペックスリム
iPad mini
64GB:5万380円~ 256GB:6万9080円~
7.9型 液晶 2048×1536
片手で持てるコンパクトモデル
iPad Pro
一方のiPad Proは、11.0型と12.9型の2種類のサイズを用意。先進機能をいち早く取り入れ、クリエイターなどが仕事に活用できるタブレットだ。それぞれ、Wi-Fi版のほか、通信回線を内蔵したモデルが用意される。
iPad Pro
128GB:9万3280円~
256GB:11万5280円~
12.9型 液晶 2732×2048
11.0型 液晶 2388×1688
iPad AirとiPadのスペック比較
iPad Air (第4世代) |
iPad (第8世代) |
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価格 | 6万9080円~ | 3万8280円~ |
発売年月 | 2020年10月 | 2020年9月 |
サイズ (幅×高さ×厚さ) |
247.6mm×178.5mm×6.1mm (Wi-Fiモデル) |
250.6mm×174.1mm×7.5mm (Wi-Fiモデル) |
重量 | 458g(Wi-Fiモデル) | 490g(Wi-Fiモデル) |
チップ | A14 Bionic | A12 Bionic |
画面解像度 | 2360ドット×1640ドット | 2160ドット×1620ドット |
ストレージ | 64Gバイト/256Gバイト | 32Gバイト/128Gバイト |
接続端子 | USB Type-C | Lightning |
iPadの魅力
iPhoneと同じチップだが、独自OSを採用
iPadの魅力は、最適化された豊富なアプリや、Apple Pencil、Magic Keyboardなどで多用途に対応する拡張性にある。iPhone用のチップセットをカスタマイズすることで、パフォーマンスの高さと省電力性能を両立させているのも人気の秘密といえる。
●OSは専用のiPad OSを採用
●7.9型のminiから12.9型のProまで多彩なサイズ展開
●Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルを用意
●チップセットはiPhoneと同じA14などを搭載
●本格的キーボードが用意され、仕事でも活躍!
多機能で豊富なアクセサリーが利用できる!
ノートパソコン並みの本格的なキーボードを用意
iPad AirとProは、パソコンのような打ち心地のMagic Keybordを装着可能。さらに、全モデルでApple Pencilに対応しており、絵や文字をスムーズに書くことが可能だ。
MacBook Proと同等のキーボードを装着可能
iPad AirはトップボタンにTouch IDを初めて統合
Pro以外で初めてホームボタンを廃したiPad Air。Face IDは搭載されていないが、電源キーのトップボタンにTouch IDを統合した。指を当てるだけでロックを解除できる。
電源ボタンでロック画面の解除が可能!
iPadに最適化された豊富なアプリがそろう
スマホとタブレットに同じOSを使うAndroidと違い、iPadに最適化したiPadOSを備え、タブレット向けのアプリが豊富にそろう。サクサク動き、手書き機能の充実ぶりも魅力。
ウィジェットの常時表示ができ、必要な情報をホーム画面に集約
iPadOSは、ホーム画面の1画面めにウィジェットを常時表示できる。スケジュールや天気予報、ニュースといった情報が、画面のロックを解除するだけで目に留まって便利だ。
※価格は記事作成時のものです。
■解説/石野純也(ジャーナリスト)