Oculus Quest 2の他のハードとの大きな違いとして「ワイヤレス」かつ「VRに特化して設計されたコントローラー」という点が挙げられる。VRの没入感が極めて高く、操作性も実に優秀で、専門的な知識がなくても、すぐにVRエンターテインメントが楽しめるので、入門用としてもおすすめだ。

ついに実現したワイヤレス&お手ごろ価格のVRギア

ワイヤレス+小型化で気軽にVR体験を!

近年、ヘッドセットとゴーグルが一体化したVR(仮想現実)用のエンターテインメントデバイスが大きな注目を集めている。圧倒的な臨場感を伴うVR表現は、ディスプレイ上でのエンタメとは一味違った臨場感をもたらしてくれるからだろう。

ただ、こうしたVRデバイスは製品化され始めて日が浅いこともあり、使うのに一手間かかるものが多い。特に問題となっていたのが、煩雑になりがちな配線の問題と、装着感がいま一つなことだった。

だが、2019年に発売されたOculus Questはワイヤレス再生に対応し、そして2020年末に発売されたOculus Quest 2は、さらに使い勝手が向上。価格も手ごろになったことで、多くのユーザーを獲得している。本体が軽量で、コントローラーも手になじみやすいため、VRの没入感が極めて高い点も大きな魅力だ。

海外製ゲームも多いが、翻訳などの環境も進歩

VRで遊べるコンテンツは海外発のものが多かったが、最近では国内ゲームメーカーも力を入れてきており、海外製タイトルも翻訳が進んで遊びやすくなってきた。また、日本語非対応のタイトルも、有志による解説などが公開されていることも多く、環境は確実に進歩している。

Oculus Quest 2本体についても、メーカーが日本での販売に力を入れると表明しており、大きめの家電量販店であれば、本体はもちろん、アクセサリー類も購入することができる。

VRのゲームのクオリティも日々向上しており、弱点としてよく挙げられていた3D酔いの問題についても、ソフト側やハード側の対応もあり、緩和されている。下項に挙げたタイトルの中でも「ビートセイバー」や「アルトデウス:ビヨンドクロノス」などは、特にストレスなく遊べるタイトルだろう。

一風変わったゲーム機だが、VR入門に最適

Oculus Quest 2は、今回の特集の中でも毛色の変わったモデルだろう。しかし、得られる体験はこの製品ならではのもので、独自色が最も強いといえる。

PS5でも(あるいはPS4でも)VRを楽しむことは可能だが、大きな違いとして「ワイヤレス」かつ「VRに特化して設計されたコントローラー」という点が挙げられる。操作性も実に優秀で、専門的な知識がなくても、すぐにVRエンターテインメントが楽しめるので、入門用としておすすめだ。

さらにディープな体験を求める方には、Oculus Linkケーブルを使ったパソコン接続をおすすめしたい。遊べるエンターテインメントのジャンルも増えるし、一部のソフトでは拡張機能が使いやすくなる。一度、VRの沼にハマってしまえば、あれもこれもと物欲や知識欲がわいてくるはずだ。

フェイスブック
Oculus Quest 2
標準価格:3万7100円(64Gバイト)

画像1: ついに実現したワイヤレス&お手ごろ価格のVRギア

Oculus Quest 2は、手ごろな価格で快適にVRを楽しめるデバイスとして注目を集めている。ディスプレイの解像度はフルHD超えで、ヘッドセット内蔵スピーカーのサウンドは、距離や位置関係によって変化する。また、VRコンテンツ向けに特化して作られたコントローラーは左右の手に握って使う独特のものだが、触ってみると驚くほど手の形と動きになじんでくれる。

画像2: ついに実現したワイヤレス&お手ごろ価格のVRギア

ヘッドセットを頭部に装着し、コントローラーを両手に持って操作を行う。ヘッドセット本体は503グラムと比較的軽量で、負担も少ない。

画像3: ついに実現したワイヤレス&お手ごろ価格のVRギア

内蔵の高速スイッチ液晶ディスプレイの解像度は片目当たり1832ドット×1920ドットで、フルHD超えの高画質。ヘッドセットは眼鏡使用者でも装着できる。

さまざまなアクセサリーでプレーや管理をより快適に

Eliteストラップは、VRを長時間楽しむときに有効。ストラップに付いた調整ダイヤルでフィット感を容易に調整できるので、本体同梱のストラップ以上に安定感がある。携帯用ケースは、ヘッドセットやコントローラー、充電ケーブル、電源アダプターをコンパクトに収納できるスグレモノだ。

Eliteストラップ
実売価格例:6800円

画像1: さまざまなアクセサリーでプレーや管理をより快適に

人間工学に基づいた設計で、ストラップのフィット調整ダイヤルを搭載している。

携帯用ケース
実売価格例:6700円

画像2: さまざまなアクセサリーでプレーや管理をより快適に

本体や周辺機器をコンパクトにまとめられる専用ケース。持ち歩く際にも便利。

Oculus Quest 2で今、遊びたいタイトル

ゲームソフトはダウンロード版のみ。本体あるいはスマホやパソコンで入手できる。

「ビートセイバー」は、前方から飛んでくるブロックを両手に持った武器で斬っていくことでポイントを獲得するゲーム。リズムゲーム的なおもしろさに、体を動かすという要素が加わっている。

ストーリー性の高いアドベンチャーゲームをVRに落とし込んだ「アルトデウス:ビヨンドクロノス」や、仲間たちと共闘できる「ソード・オブ・ガルガンチュア」なども見逃せない。世界中のプレーヤーとオンラインで交流できる「VRチャット」も要チェック。

Beat Games
ビートセイバー
実売価格例:2990円

画像1: Oculus Quest 2で今、遊びたいタイトル

飛んでくるブロックを両手の武器で斬り落とす。さまざまなステージやBGMが用意されている。

MyDearest, Inc.
アルトデウス:ビヨンドクロノス
実売価格例:3990円

画像2: Oculus Quest 2で今、遊びたいタイトル

ノベルゲームベースなので操作が簡単で遊びやすい。予想を裏切るミステリアスな展開もある。

Thirdverse, Inc.
ソード・オブ・ガルガンチュア
実売価格例:2490円

画像3: Oculus Quest 2で今、遊びたいタイトル

オンラインの共闘をVRで楽しめるゲーム。体を動かしてキャラクター操作するので、没入感が高い。

VR Chat Inc.
VR チャット
無料

画像4: Oculus Quest 2で今、遊びたいタイトル

VRの世界では自分のキャラクターの外見を変えられるため、別人になったかのような感覚も味わえる。

ネット動画に対応。バーチャル映画館で見るアプリもある

Oculusプラットフォームでは、ゲームだけでなく多彩な映像コンテンツも楽しめる。ドラマや映画など、たくさんの映像作品を擁する「Netflix」や「Prime Video VR」などもOculus Quest 2上で閲覧することが可能で、360度のVR表現にはならないものの、大画面のスクリーンで作品を見ているかのような感覚が味わえるのだ。

画像1: ネット動画に対応。バーチャル映画館で見るアプリもある

Oculus Quest 2と連係させたスマホで「Netflix」のアプリを入手できる(写真はスマホの画面)。

画像2: ネット動画に対応。バーチャル映画館で見るアプリもある

「Netflix」と同じく、連係したスマホでの操作で「Prime Video VR」のアプリを入手(写真はスマホの画面)。

画像3: ネット動画に対応。バーチャル映画館で見るアプリもある

「Prime Video VR」では、Amazonオリジナル作品などを含めた人気作品がバーチャルリアリティシアターで閲覧できる(写真はイメージ画像)。

よりディープに使いたいならパソコンとの接続を行おう

アクセサリーとして販売されているOculus Linkケーブルを使えば、パソコンと接続してOculus Rift対応のソフトを遊ぶことができる。つまり、ヘッドセット単体では遊べないハイスペックなゲームも、この方法でプレーできるのだ。

前項で紹介した「ビートセイバー」なども、Oculus Rift版で遊ぶと、グラフィックがより鮮明になる。さらにリッチなVR体験を得たいなら、導入を検討しよう。

画像1: よりディープに使いたいならパソコンとの接続を行おう

これがOculus Linkケーブル。実売価格は1万700円。

画像2: よりディープに使いたいならパソコンとの接続を行おう

ケーブルの長さは5メートルあるので、パソコン接続時も十分なスペースを確保してプレーできる。

画像3: よりディープに使いたいならパソコンとの接続を行おう

Oculus Linkケーブルを使えばプレーの幅がさらに広がり、パソコンのマシンパワーを生かした「メダル オブ オーナー:アバーブ アンド ビヨンド」(上の写真)といった大作も遊べる。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/小坂 祐(ゲームライター)

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