【ホビー系グッズを売るには】駿河屋の「あんしん買取」がおすすめ 高額査定のチャンスをつかむコツも紹介

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今回はゲーム・漫画・本・DVD・CD・トレカ・フィギュアなどホビー系グッズ専門の通販サイト「駿河屋」の使い方について、買取サービスを中心に解説します。昔好きだったコレクションの販売にメルカリなどを利用する方も多いかと思われますが、相場がイマイチ分かりづらく、時には損をしてしまうことも。そこでオススメなのが、マニアックなジャンルに精通した専門の買取サービスの利用です。

駿河屋ってどんなところ?

アニメ・ホビー系グッズに強い中古ショップ

駿河屋は株式会社エーツーが運営する、アニメ・ホビー系グッズの販売・買取に強い中古ショップです。Webサイトでのサービスを中心としつつ、全国各所に実店舗形態の「駿河屋リアルストア」を39箇所以上展開しています(2021年3月現在、買取センター含む)。アイドルやアニメ関連のイベント開催などにも力を入れており、筆者のようなサブカルチャー・オタク系コンテンツのファンには心強い味方です。

駿河屋の取り扱いジャンル

取り扱いジャンルは「ゲーム・映像ソフト・音楽ソフト・おもちゃ・ホビー・PCソフト・書籍・漫画・雑貨・小物・同人グッズ・電気製品」などで、サブカルチャー関連の物品であればほとんどの品物を取り扱っています

まんだらけ・らしんばんなどと同じく、ニッチジャンルへの専門的な知識や市場価値に精通した企業ならではの価値判定を行ってくれるため、自宅に眠っているさまざまなアイテムをしっかりと値付けしてくれることがメリットと言えるでしょう。

駿河屋の買取サービスの使い方・概要

査定・買取の方法は2種類

では、駿河屋の買取サービスはどのように利用すれば良いのでしょうか。ここからは、特に買取を中心としたオンラインサービスの概要や使い方について解説していきます。

駿河屋では着払いの郵送によるグッズの査定・買取を行っており、その方法は主に「あんしん買取」「かんたん買取」という2種類の買取方法に大別されます。

あんしん買取では、発送前に買取価格の目安が提示され、価格に納得した上で商品の査定を頼むことができます。若干の手間がかかるものの、レア度の高い商品についても低すぎる買取価格を提示されることなく、安心して売却することが可能です。

かんたん買取では、売りたい商品を箱詰めして発送するだけで、アイテムの合計金額が支払われる仕組みを採用しています。こちらはただ送るだけでグッズを売却することが可能なものの、個別の買取価格を確認することはできません。

買取価格が事前にわかる「あんしん買取」がおすすめ

利便性を取るか、より正確な情報を取るかは人それぞれかとは思いますが、やはりおすすめなのは買取価格の目安・相場を事前に確認できる「あんしん買取」です。

例えば、レトロゲームのソフトやニッチな同人音楽ソフトなどは、品物によって定価以上の価格が設定されていることも珍しくありません。

より詳細な例として、ファミコンカセットを挙げましょう。ファミコンカセットの中には、希少価値や需要からプレミア価格で取引が行われているものもあります。

こちらはファミコン末期に販売された「サマーカーニバル’92 烈火」というシューティングゲームです。後年、内容の独自性などがゲーマーを中心に高い評価を集め、箱なしのカセット単体でも「22,000円」という高額な買取価格が設けられています。

以上のように、思わぬアイテムにプレミア価格が設定されていることもあるため、できればあんしん買取による事前の相場確認を行っておくとよいでしょう。

アカウントの作成・各種情報の登録

駿河屋のあんしん買取は、まずアカウントの作成・マイページの登録からスタートします。必要事項を入力し、アカウントの開設を行いましょう。

アカウントを取得したら、「マイページ」からさまざまなメニューを開くことが可能になります。買取サービスには身分証明書の登録と振込先口座情報の登録が必須となるため、それぞれの登録もあわせて完了してください。

あんしん買取の査定~販売までの流れ

アカウントの準備が完了したら、続いては実際にあんしん買取を利用してみましょう。

まずはあんしん買取検索から、出品したい商品の情報を検索し、買取価格の相場をチェックします。

この際、商品のJANコードや型番、ISBNなどの情報が分かるアイテムであれば、各種コードで検索すれば買取価格を1点ずつ確認できます。もしくは、キーワードで「作品名」や「メーカー名・同人サークル名」などを入力しての検索も可能です。物によっては別途メールで見積もりを依頼しなければならないアイテムや、あんしん買取の対象外となるアイテムもあるためご注意ください。

アイテムが検索できたら、右部の「売却カート」ボタンをクリックし、買取依頼リストへと登録します。ECサイトでの商品購入時に近い操作のため、不慣れの方でも問題なく完了できるでしょう。

売却したい商品の登録が完了したら、続けて売却点数と商品のコンディション・その他備考などを入力します。

コンディションや備考の入力は任意となり、傷や欠品などがなければ入力しなくても問題ありません。ただ、トラブルや買取減額を避けるためにも、この段階で各アイテムの状態は細かくチェックしておくことをおすすめします。

売却したい商品の選定を終えたら「申込み手続きへ」ボタンをクリックし、利用規約をチェックした上で買取専用フォームに必要事項を入力していきます。この際、個人情報や身分証明書以外に「商品の受け渡し方法(郵送もしくは店舗持ち込み)」や「買取代金の受取方法」なども設定しましょう。

なお、買取金額の承諾は結果にかかわらずそのまま売却する「自動承諾」と「査定結果確認後に承諾」のどちらかを選べるようになっています。傷などで減額される可能性を考慮すると、できれば後者を選んでおく方が無難でしょう。

最後に、備考欄の入力(自由)とチェック事項の確認を終えたら、買取依頼は完了です。その後、駿河屋運営からの案内に従い、近隣の店舗へアイテムを持ち込むか、ゆうパック着払い・ワレモノ指定での丁寧な配送を行ってください。数日後に査定結果が共有されます。

買取の際の注意点

ここまで、駿河屋での買取サービスの使い方を整理しました。続いては、買取の際の注意点を共有します。

買取対象外となるもの

まず、駿河屋ではキャラクター品の中古ビジネスを主としていることから、版権モノでない通常の雑貨や衣料品等の買取は行っていないことにもご注意ください。

書籍やCDなどのカテゴリでは、一部買取の対象外となる種類の物品も存在します。例えば、書籍なら教科書や文芸誌、付録つき雑誌の付録欠品などがそれにあたります。その他、各種ソフトウェアでは多くの場合、サンプル版の買取は行われないことがあります。

細かな買取OK・NG例は、駿河屋HP内の買取不可品ページで確認できます。

状態が著しく悪いもの・海賊版などは買取不可

また、駿河屋では

・正常に動作しないものや破損品(欠損があり読めない本、音飛び・割れのあるCD、途中で止まってしまうソフトなど)

・盗品、海賊版など、違法性のあるもの

・カビや水濡れがあるもの

・個人情報を含むもの

・電池の液漏れのあるもの

・季節用品(ひな人形、五月人形、鯉のぼり等)

・手芸用品、画材など

・カテゴリー商品から外れているもの

などの販売は一律で不可能となります。ある程度のダメージがあっても、希少価値によっては買取が認められることもありますが、査定金額は大幅に下がってしまうでしょう。

基本的に完品が前提

駿河屋で買取・販売がされるアイテムの多くは、中古品ながら一定以上の水準が担保された完品が前提となります。例えば、ゲームの取扱説明書や帯、ゲーム機のACアダプタなど付属品の欠品は、著しい減額対象となります。パッケージや商品本体に傷や汚れ、日焼けが目立つ場合にも減額・買取不可といった判定が下ることもあります。

ただし、CD、DVD、ゲームソフト、PCソフト、書籍などに関しては、商品を使用する上で自然につく傷みや汚れなどは減額の対象とはなりません。例えばケースのスレや箱のわずかな折れ・角欠けなどがそれにあたります。

これらはあくまで一基準であり、商品の価値や希少性、需要などによっても異なります。まずはぜひ一度、査定結果にて内容をご確認ください。

買取サービスをお得に活用するポイント

最後に、よりお得に駿河屋の買取サービスを活用するためのポイントをいくつかご紹介します。

まずは「高額買取リスト」を確認

特に、あんしん買取を利用する場合にまず行っておきたいのが「高価買取リスト」の確認です。

中古品に関しては、絶版品の再発やリバイバルブームでの需要増など、さまざまな要因で価格相場が変動することがあります。そのため、「昔4,000円で買ったものだから、買取価格は2,000円弱だろう」といった認識が通じないことも珍しくありません。

マイナーなジャンルにはなりますが、例えば「ネオジオ」というレトロゲームには全体的に定価を大きく上回るプレミア価格が設定される傾向にあり、買取価格が100万円を超えるものすら存在します。また、役目を終えつつあるVHS(ビデオテープ)でも、DVD・BD化や配信が行われていない作品の中には、数千円を超える価格が付けられるものもあるようです。

思わぬ一攫千金のチャンスを逃さないためにも、各ジャンルの高価買取リストはチェックしておくことを推奨します。

買取キャンペーンに注目

駿河屋では、販売・買取ともにさまざまなキャンペーンを不定期開催しています。売却点数に応じて査定価格を10~20%するキャンペーンや、特定ジャンルのグッズ買取を強化するものなど、その内容はさまざまです。タイミングによっても異なるものの、概ね「流行中・リバイバル中のコンテンツ」や「新たに買取がスタートしたジャンル」などで査定価格を底上げするキャンペーンが行われることが多いようです。

直近だと「アーケードゲーム基板」の買取キャンペーンを実施中で、かなりニッチなカテゴリにはなるものの、絶対数が少ないため10万円以上の値が付いたものも存在します。

その他にも、各カテゴリの「ジャンル別買取強化タイトル」をまとめたページも都度更新されているため、「買取特集一覧」ページをこまめにチェックしておくと良いでしょう。

「昔好きだったけど飽きてしまったコンテンツが最近流行りはじめた」

「ニッチだけど希少性の高いコレクションを手放したい」

といったケースでグッズの売却を検討している方は、ぜひ一度ご確認ください。

まとめ

従来は、ごく限られたショップでの買取・販売が行われるのみだったホビー系・オタク系コンテンツの各種グッズ。リサイクルショップなどに捨て値で処分されることも珍しくなく、モノの「本当の価値」が分からないまま流通してしまうこともあったようです。

しかしながら、現在ではインターネットサービスの発展により、しっかりと価値を判断してしかるべき場所に販売することも容易になりました。「コレクションの価値をしっかり評価してくれる場所に託したい」「相場がよくわからないアイテムを適切価格で売却したい」という需要に応えるサービスとして、ぜひ駿河屋の買取を活用してみてください。

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松島広人(フリーライター)

Webディレクターとしてコンテンツの企画・編集・校正・執筆・SEOを担当する傍ら、フリーランスのWebライターとしても精力的に活動。業種・業界を問わず多数のジャンルを手がける。ポップカルチャー・サブカルチャーにも精通しており、幅広い知識を活かしたライティングを得意とする。

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