デジタル系サブスクとして、ゲームやクラウドストレージなどがある。ここでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが提供する家庭用ゲームのサブスクサービス「PlayStation Now(ナウ)」をはじめ、注目の6サービスをわかりやすく解説する。

ゲーム
PlayStation Now

https://www.playstation.com/ja-jp/ps-now/
月額料金:1180
※1ヵ月プランの場合。

画像: PS3やPS4の名作ゲーム471タイトル以上をリストから選べる。ジャンルも11種類と豊富だ。

PS3やPS4の名作ゲーム471タイトル以上をリストから選べる。ジャンルも11種類と豊富だ。

サービスの魅力度 ★★★
   使いやすさ ★★★★★
  コスパのよさ ★★★

PS4やPS3のゲームが400タイトル以上遊び放題。パソコンでも利用可能

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが提供する家庭用ゲームのサブスクサービスがこの「PlayStation Now(ナウ)」だ。このサービスに加入することで、400本以上のPlayStation 4やPlayStation 3のゲームが遊び放題になる。

画像: PS3のゲームはストリーミングのみ。セーブデータもクラウドに保存される。

PS3のゲームはストリーミングのみ。セーブデータもクラウドに保存される。

ポイントは、遊びたいゲームを選ぶときに「ストリーミング」を選択すれば、そのゲームのデータをいちいちダウンロードせず、すぐに始められること。クラウドにあるゲームをネット経由でプレーするので、ハードウエアの種類や性能に依存しない。それにより、現行のPlayStation 4やPlayStation 5だけでなく、スペックがあまり高くないWindowsパソコンでもサービスが利用可能だ。

ストリーミングによるゲームプレーは、利用するハードウエアの性能に依存しないぶん、安定した通信速度が必要になる。回線が不安定だと、最悪の場合、進めたゲームのデータが消えてしまう可能性もあり、有線LANによるネットワーク接続が推奨されている。

利用できるゲームは、2021年3月中旬現在で11ジャンル、471タイトルにも及ぶ。ここ15年で発売された2機種の名作と呼べるタイトルがそろうが、最新のゲームはあまり入っていない。

画像: こちらは「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」。2019年リリースで、比較的新しい大作だ。

こちらは「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」。2019年リリースで、比較的新しい大作だ。

それでも、十分に遊びがいのある内容といえるだろう。期間は1ヵ月(1180円)、3ヵ月(2980円)、12ヵ月(6980円)から選べ、プリペイドカードで気軽に加入できるのもうれしい。

ここが〇
ストリーミングなので、機種の種類を選ばないのがポイント。機器内蔵メディアの残り容量が少なめでもOKだ。

ここが×
ゲームの種類は多いが、最新のゲームがラインアップされていないのが残念なところ。また、PS5のゲームにも未対応だ。

■稲元徹也(ゲームライター)

ゲーム
Xbox Game Pass

https://www.xbox.com/ja-JP/xbox-game-pass/games
月額料金:1100
※「ULTIMATE」プランの場合(初月は100円/月)。

画像: Xbox Series Xでサービスを使用中の画面。「GAME PASS」のマークがあるものが対応作品だ。

Xbox Series Xでサービスを使用中の画面。「GAME PASS」のマークがあるものが対応作品だ。

サービスの魅力度 ★★★★
   使いやすさ ★★★
  コスパのよさ ★★★

マイクロソフトが提供するXboxシリーズやパソコンで遊べるゲームサービス

こちらは、マイクロソフトが提供するゲームのサブスクサービス「Xbox Game Pass(エックスボックス ゲーム パス)」。同社の家庭用ゲーム機、Xbox Series X | SとXbox One、さらにはパソコンにも対応している。

プランは3種類。ゲーム機向けの「CONSOLE(コンソール)」とパソコン向けの「PC」がそれぞれ850円/月。その両方に対応するうえ、エレクトロニック・アーツが提供するゲームが遊べたり、最新のゲームがいち早く配信されたりするなどの追加サービスが含まれた「ULTIMATE(アルティメット)」が1100円/月で、このプランが最もお得感がある。なお、ゲームのレーティング設定などから、利用は全プラン18歳以上に限定されている。

最大400タイトル以上がプレー可能で、中には最新のXbox Series X|Sの性能に最適化されたものもある。ラインアップも比較的新しく、マイクロソフトが今後リリース予定の最新作も、早い段階で配信される予定だ。

ゲームはダウンロードのみとなっており、ストリーミングと違って遊べるまではしばらく時間がかかるが、タイトルによってはデータの一部分のダウンロードが終わった状態で遊べるようなものもある。なお、プレーする機器に最適化されているため、パソコンの場合はタイトルによってかなり高めのスペックが必要となる。確実に楽しみたいなら、Xboxシリーズを導入して遊ぶことをすすめたい。

画像: 対応のゲームを選んでインストールすればプレー可能。本体内蔵メディアの容量にも注意したい。

対応のゲームを選んでインストールすればプレー可能。本体内蔵メディアの容量にも注意したい。

配信中のタイトルは、2021年3月中旬の段階で450本あまり。海外のタイトルも多いが、ほとんどが日本語化されている。また、過去のXboxシリーズで遊べたクラシックなゲームもあり、ラインアップはかなり豊富。Xbox Series X | Sを買った人におすすめのサブスクだ。

画像: Xboxシリーズで人気の「Forza Motorsport 7」。最大4K解像度でリアルなレースを楽しめる。

Xboxシリーズで人気の「Forza Motorsport 7」。最大4K解像度でリアルなレースを楽しめる。

ここが〇
遊びがいのある大作からカジュアルなものまで、多数のソフトが配信中。人気タイトルの新作の配信も約束されている。

ここが×
海外製のタイトルが多く、ジャンルにやや偏りがある。また大作はデータ容量が大きく、内蔵メディアを圧迫することも。

■稲元徹也(ゲームライター)

ゲーム
Apple Arcade

https://www.apple.com/jp/apple-arcade/
月額料金:600

画像: Apple Arcadeで配信中の「Spyder」。小型のクモ型ロボットが悪者のアジトへと潜入する。

Apple Arcadeで配信中の「Spyder」。小型のクモ型ロボットが悪者のアジトへと潜入する。

サービスの魅力度 ★★★
   使いやすさ ★★★
  コスパのよさ ★★★★

Appleの複数のデバイスに対応した独自のゲーム配信サービス

Appleが600円/月という低価格で提供するゲームのサブスクが、この「Apple Arcade(アーケード)」。iPhoneやiPad、Mac、Apple TVなど、複数のデバイスに対応し、遊んだゲームのデータをほかのデバイスで共有して続きを遊べるという機能も備わっている。

タッチ操作の簡単ルールで遊べるものから、デバイスにブルートゥースコントローラーを接続して本格的に遊ぶものまで、種類は170以上にも及び、新作も定期的に配信中。このサービスでしか遊べないオリジナルゲームも多数存在する。

600円/月という価格はリーズナブルで、さらに家族6人までがアクセスできるという独自のサービスもあり、お得感は高い。ただし、スマホなどには基本無料で熱中できるゲームも多いので、月額課金の価値を見いだせるかどうか、1ヵ月間の無料トライアル(Apple製品の購入時なら3ヵ月間無料)を試してみるといいかもしれない。

ここが〇
iPhoneなどで気軽に遊べるオリジナルゲームが、リーズナブルな金額で楽しめる。

ここが×
安いとはいえ、スマホは無料ゲームも多い。課金するかはユーザーの考え方しだい。

■稲元徹也(ゲームライター)

ゲーム
Nintendo Switch Online

https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/
月額料金:306
※1ヵ月プランの場合。

「ファミリーコンピュータ」と「スーパーファミコン」の懐かしのゲームが遊び放題になる

画像: ©Nintendo ©Konami Digital Entertainment ©ARC SYSTEM WORKS ©CAPCOM CO., LTD. 1986, 2018 ALL RIGHTS RESERVED. ©HAL Laboratory, Inc. ©SUNSOFT ©CITY CONNECTION CO., LTD. ©1990 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©1988 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©1987 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©1986 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©カルチャーブレーンエクセル ©SNK CORPORATION 1989 ©SEGA

©Nintendo ©Konami Digital Entertainment ©ARC SYSTEM WORKS ©CAPCOM CO., LTD. 1986, 2018 ALL RIGHTS RESERVED. ©HAL Laboratory, Inc. ©SUNSOFT ©CITY CONNECTION CO., LTD. ©1990 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©1988 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©1987 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©1986 コーエーテクモゲームス All rights reserved. ©カルチャーブレーンエクセル ©SNK CORPORATION 1989 ©SEGA

サービスの魅力度 ★★★★★
   使いやすさ ★★★★★
  コスパのよさ ★★★★

オンラインサービスに加入すると、懐かしいゲームがプレーできる!

任天堂が提供する「Nintendo Switch Online」は、厳密にはサブスクではなく、Nintendo Switchのオンラインプレーやセーブデータのクラウド保存、スマホアプリ連係などのオンライン総合サービス。そのサービスの一つとして、ファミコンやスーパーファミコンの懐かしいゲームを遊べる。

2021年3月中旬の時点で、「スーパーマリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」「スーパーマリオカート」などの人気タイトルをはじめとする100本が配信中で、すべてのゲームで「どこでもセーブ」や「巻き戻し」といった便利機能を使えるようになっている。

306円/月と安価で、3カ月で815円、12カ月で2400円と長期契約するほど安くなり、さらに、最大八つのアカウントで利用できる「ファミリープラン」(12カ月4500円)などのお得なプランもある。Switchユーザーなら加入して損はないサービスだ。

ここが〇
月額料金はかなり安く、懐かしいゲームが好きならば、加入して損はない。

ここが×
タイトル追加は不定期で、「ドラゴンクエスト」など一部著名なタイトルは入っていない。

■稲元徹也(ゲームライター)

ゲーム
Google One

https://one.google.com/
月額料金:250
※「100Gバイトプラン」の場合。

画像: 100Gバイトで月額250円から。2Tバイトで年額1万3000円は、他社に比べお得なプランだ。

100Gバイトで月額250円から。2Tバイトで年額1万3000円は、他社に比べお得なプランだ。

サービスの魅力度 ★★★★★
   使いやすさ ★★★★★
  コスパのよさ ★★★★

Googleドライブにスマホの写真や動画を保存したいのであれば、必須のサービス

15G(ギガ)バイトまでは無料で使えるGoogleドライブだが、これを超える容量が必要となった場合、有料ストレージプランの「Google One」の契約が必要になる。

従来は「Googleフォト」で、静止画・動画の無制限保存が可能だったが、この制度が6月以降は廃止されるので、動画・静止画を安心してGoogleに保存するためには、有料プランで容量を確保しなければならない。これは、もはやスマホのための必要コストと考えよう。

プランは、100Gバイトで250円/月または2500円/年、200Gバイトで380円/月または3800円/年、2Tバイトで1300円/月または1万3000円/年の3パターン。スマホのストレージならば200Gバイトを契約しておくと安心だろう。

大容量の2T(テラ)バイトプランの価格は、マイクロソフトの「OneDrive(ワンドライブ)」の1Tバイトプランとほぼ同額なので、かなりのお得感がある。

ここが〇
スマホの動画・静止画のバックアップ先として最強の存在。容量の割にコストも安い。

ここが×
200Gバイトの次が2Tバイトなのは、差が大きい。500Gバイト程度のプランも欲しい。

■福多利夫(フリーライター)

ゲーム
Microsoft 365

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365
月額料金:1284
※「Microsoft 365 Personal」の場合。

画像: MS Officeアプリと1TバイトのOneDriveのセット。スマホやパソコンなど何台でも使える。

MS Officeアプリと1TバイトのOneDriveのセット。スマホやパソコンなど何台でも使える。

サービスの魅力度 ★★★★
   使いやすさ ★★★★★
  コスパのよさ ★★★★★

最新のバージョンを複数の端末で利用可能。テレワークが主流であれば利用価値は高い

マイクロソフトのOffice系アプリと、1Tバイトの「OneDrive」がセットになったサブスク。「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」「Outlook」といったアプリが、常に最新のバージョンでスマホ、タブレット、パソコンで自由に使える。

個人用は、一つの契約で自分のマイクロソフトアカウントでログインしているデバイスならば、何台でも利用可能。5台のデバイスで同時ログインすることもできる。
常に最新のバージョンであること、自分のデバイスなら何台でも使えることを考えると、買い切りの「MS Office」よりお得だし、「MS Office」インストール済みパソコンと、そうではないパソコンとの差額を考えても得になる。

テレワークが主流になり、自宅での作業が増えている人ならば、このMicrosoft 365がメインのツールになるはずだ。

ここが〇
常に最新なので、バージョン問題が起きない。自分のすべてのデバイスで自由に使える。

ここが×
全アプリとOneDriveのセットのみで、Excelなどの単体アプリのサブスクがない。

※価格は記事作成時のものです。

■福多利夫(フリーライター)

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