今回は、「エモくて」「超かっこいい」写真が簡単に撮れるアプリを4つご紹介します。スマートフォンの普及で、もはや「良い感じの写真」を撮るのは難しいことではなくなりました。どんな人でも簡単にパシャパシャできるようになり、ある程度のレベルなら誰でも撮れてしまう…そんな時代になったともいえます。しかしそんななか、少しでも人と差をつけて、「エモくて」「超かっこいい」写真が撮りたいと考えた筆者が、さまざまなアプリを試してみました。
カメラアプリ戦国時代
もはやカメラアプリを複数使用している、という人も珍しくなくなっていますよね。筆者も「SNOW」や「B612」「Ulike」などの「盛れる」アプリ、今回ご紹介するような「エモい写真」「綺麗な写真」が撮れるアプリ、デフォルトのカメラアプリなどなど、複数のアプリを活用しています。
高機能さでいえば、さほど差がついているとも思えず、個人的には「いかに使いやすく、簡単に、良い感じ」に撮れるかを重視してアプリ探しをしています。
とくに、カメラに詳しいわけでもアプリに詳しいわけでもないので、とにかく「操作にストレスがない」という点は非常に重要なポイントとなっています。
おすすめのカメラアプリを4つご紹介!
そうして、さまざまなアプリを試してきた筆者ですが、今ではほとんど「スタメン」が決まってきました。今回ご紹介するアプリを用意しておけば、さまざまな場面でサッとエモい写真が撮れるはずです。
ここでは、実際に撮影した写真と共に、アプリの詳細をご紹介します。どれも無料で十分に活用できるので、お試しでインストールしてみてくださいね。
Foodie(フーディ)
Foodie(フーディ)は「食べ物の撮影」に特化したカメラアプリです。「おいしく」「ピクニック」「ニクニク」「サクサク」などといった特徴的な名前のフィルターが豊富に揃っています。
それぞれのフィルターが「おすすめ」「人物」「フード」「室内」「風景」に分かれており、どのフィルターが良いか悩んだときに選びやすいのがポイントです。無料でこれらのフィルターが使用可能で、動画の撮影もOK。暗いところでの動画撮影は少しカクカクしてしまうため、注意が必要です。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。
Foodieは盛れる!
Foodieには「美肌」「デカ目」といった顔への加工エフェクトも搭載されており、個人的には「自然に盛れる」ほどよい加工が気に入っています。
通常の盛れるアプリの場合は少し過剰な加工が気になることもあるのですが、Foodieではすごく絶妙なバランスで加工をしてくれるため、「加工してます」感が少ない印象です。
食べ物を撮ってみると…
「フード」からフィルタを選んで撮影するとこんな感じになります。素人が撮っても、無難に綺麗に撮れる印象です。Foodieでは上から撮影する際に「平行になっている」と黄色く表示されるため、まっすぐ上から撮りたいときに便利。
モノクロ加工もできる!
「室内」から「VI5(ヴィンテージ)」を選ぶとこんな感じになります。モノクロ加工にも何種類かあり、対象物によって変えることができます。既に撮った写真もあとから加工することが可能なので、さまざまなフィルターを試せるのもいいですよね。
Focos(フォーカス)
Focos(フォーカス)は「まるで一眼で撮ったような写真が撮れる」といわれているカメラアプリです。iPhoneのデフォルトのカメラアプリでも「ポートレートモード」がありますが、思わぬ方向にピントが合ってしまったり後から加工したくなったりということが多々ありました。
Focosでは撮影する際にタップでピントを調整できるほか、撮影後の写真も絞り加工を使用してボケの演出ができます。有料版ではレンズの変更などができるようですが、個人的には無料版で十分楽しめます!さらに、「Focos Live」という動画版のアプリもあります。こちらでは動画でも「ポートレート」が指定でき、フレームレート、フィルターなども調整できるためまさに「エモい」動画の撮影が可能です。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。
窓辺を撮ってみると…
ただの結露を撮影しただけですが、少し雰囲気のある写真になったような……なにもしなくても良い感じにピント合わせ・ボケ加工をしてくれるので、とっさに撮った写真が良い感じになるのがお気に入りポイントです。
あとからボケ加工することも!
Focosでは既に撮影した写真を後から加工し、「ポートレートで撮影した」かのような写真に仕上げることもできます。
▼Before
▼After
写真によっては狙った箇所にピントを合わせるのが難しいこともあるのですが、Focosを挟むだけでちょっとレベルの上がった写真が撮れるのがいいですよね。
Huji Cam(フジキャム)
Huji Cam(フジキャム)は、「使い捨てカメラ風の写真が撮れる」カメラアプリです。アプリの説明にも「1998年のような」と書かれており、まさにザ・レトロな写真を撮ることができます。最近では「写ルンです」などの使い捨てカメラや、フィルムカメラを使う方も多いですよね。筆者も写ルンですのヘビーユーザーなのですが、すぐに撮った写真が確認できないのと枚数に限りがあるのが気になっていました。
もちろん本物のフィルムにはかなわないかもしれませんが、Huji Camで撮った写真はかなり雰囲気がでます!日付の表示もできるので、本当に使い捨てカメラの写真に近いものを撮ることが可能です。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。
外で撮ってみると…
まさに使い捨てカメラ風の写真を撮ることができました!日光が入るとレトロ感が増す印象で、人物・動物・植物の撮影にも向いているように感じます。
ランダムで加工が入る!
Huji Camで撮影していると、こういった加工が入ることもあります。ほかのアプリではなかなか見ないような味が出ていいですよね。
NOMO(ノモ)
余計なボタンなどは存在せず、感覚的に撮影することができる、NOMO(ノモ)。こちらではいわゆる「チェキ風」の写真を撮ることができます。
面白いのが、撮影後写真が確認できるまで90秒ほどかかり、スマートフォンを振ることで完成スピードが速くなるという点です。まさにチェキで写真を撮る際のことを思い出します……完成した写真はとにかくエモく、チェキ風の枠がついているのも可愛いです。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。
花を撮ってみると…
普通の花でも、チェキ風になるだけでしっかりエモい!色は全体的に薄め・暗めになるので、色鮮やかな被写体だと良い感じのコントラストになります。
空を撮ってみると…
とにかく何を写しても「青春の一ページ」感がでるのが最高です。スマートフォンを振っている間のワクワク感も、他のアプリでは味わえないポイント。
まとめ
今回は、簡単に「エモくて」「超かっこいい」写真を撮ることができるアプリをご紹介しました。だれでもスマートフォンで手軽に撮れる時代にはなりましたが、だからこそ周りとは少し差をつけたいですよね。ぜひ今回ご紹介したアプリを活用して、思い出を彩ってくださいね。