10.1型のタッチ対応ディスプレイを搭載する最上位モデルで、第3世代となる「Echo Show 10」は、Echo Showで初めて自動首振り機能を搭載。ユーザーの声や顔を認識し、350度回転する。「Alexa」対応のスマート家電の音声操作も可能だ。
人に合わせて画面の向きも変化!どこでも正面から視聴できる
スマートスピーカーの代表的存在であるAmazonの「Echo(エコー)」には、「Echo Show(ショー)」というディスプレイ付きシリーズがあり、画面サイズが異なる3モデルが用意されている。4月14日に発売された「Echo Show 10」は、10.1型のタッチ対応ディスプレイを搭載する最上位モデルで、これが第3世代となる。
Amazon
Echo Show 10
実売価格例:2万9980円
Echo Showで初めて自動首振り機能を搭載。ユーザーの声や顔を認識し、350度回転する。「Alexa」対応のスマート家電の音声操作も可能。
新しいEcho Show 10の最大の特徴は、ディスプレイ部とスピーカー部が別々になり、ディスプレイ部が350度回転する仕様になったこと。ユーザーが「アレクサ」と話しかける声に反応するだけでなく、ユーザーの動きに画面が回転して追随する。部屋の中を歩きながらでも画面を確認でき、ビデオ通話を行う際に、わざわざディスプレイの前に移動したり、ディスプレイの向きを変えたりする必要がなくなる。
タッチ対応の画面だから、操作も直感的に行える
内蔵カメラは、第2世代の500万画素から1300万画素へと進化し、ビデオ通話も高画質で楽しめる。話している人を検出して、自動で拡大表示にする機能も便利だ。また、外出時には自宅の様子を確認するためのネットワークカメラとしても使え、遠隔での回転操作も行うことができる。
画面が回転してビデオ通話もバッチリ!
本機の画面で、天気やニュース、料理レシピなどを確認できるほか、「プライム・ビデオ」や「Netflix」といった動画配信サービスを楽しむのにも向く。また、音楽配信サービスは「Spotify」や「Apple Music」などに対応。2.5型ウーハーを内蔵したステレオスピーカーで、迫力のある音が楽しめる。
価格は第2世代より2000円高くなったが、大幅な機能強化が図られているので、むしろお得度を増したといえそうだ。
※価格は記事作成時のものです。
TEXT●村元正剛(ITライター)