【ヨドバシ.comの活用法】強みは完全送料無料!リアル店舗との違い「ポイント還元率と支払い方法」をおさらい

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大手家電量販店のヨドバシカメラが運営する「ヨドバシ.com(ドットコム)」は、1998年の参入以来、取り扱い商品を順次拡大し、現在では家電だけでなく日用品なども扱う巨大通販サイトへと成長した。ポイント制度は、リアル店舗と同じ「ヨドバシゴールドポイント」を適用。ネット通販では、すべての決済方法で10%の還元率になる。

家電量販店のヨドバシが運営。幅広いじゃんるの商品が全国どこでも完全送料無料!

●URL
https://www.yodobashi.com/
●購入方法
PC(ブラウザー)、スマホ(アプリ、ブラウザー)
●決済手段
クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express、JCBなど)、銀行振り込み、コンビニ、Pay-easy、ヨドバシゴールドポイント
●ポイント制度
ヨドバシゴールドポイント
●会員種別
ヨドバシ・プレミアム(年額3900円)、一般
基本情報

「ヨドバシ.com(ドットコム)」は、大手家電量販店のヨドバシカメラが運営。1998年の参入以来、取り扱い商品を順次拡大し、現在では家電だけでなく日用品なども扱う巨大通販サイトへと成長した。その売上高は、1385億円(2019年度/「月刊ネット販売」調べ)にものぼる。買い物はブラウザーから行えるほか、スマホ向けに専用アプリも提供。利用には無料会員登録が必要となる。

ポイント制度は、リアル店舗と同じ「ヨドバシゴールドポイント」を適用。ネット通販では、すべての決済方法で10%の還元率になる。クレジット一体型の「ゴールドポイントカード・プラス」(年会費無料)なら還元率が11%にアップ、さらに「ヨドバシ・プレミアム」(年額3900円)にアップグレードすれば、特別セールなどの特典もある。

ポイントは1ポイント=1円でネットを含むグループ店舗で利用でき、リアル店舗とネット通販のポイント共通化も可能だ。ちなみに、今では業界に定着したポイントカードだが、もともとは1989年にヨドバシカメラが導入したのが先駆けといわれている。

一方、無料かつスピーディな配送も大きな魅力。日用品なども1品から送料無料で、超速配送の「ヨドバシエクストリーム」も展開。店舗網の強みを生かし、注文した商品をリアル店舗で受け取れるサービスもある。

ヨドバシ.comは顧客からの信頼度も高い。日本生産性本部の調査では、通信販売部門の顧客満足度において7年連続で1位を獲得している。ヨドバシならではの活用テクをマスターして、賢く買い物をしよう。

掲載商品の下には、在庫状況や配達可能日時、レビューの評価が一目でわかるようになっているので、商品選びの参考になる。

スマホからは専用アプリの「ヨドバシ」で買い物も可能。商品検索では、バーコードをスキャンして検索できる機能もある。

家電だけじゃない! 日用品から文具までスピーディ配送&送料も無料!

ヨドバシの取り扱い商品は家電だけではない。文房具・オフィス用品、アウトドア・スポーツ、食品・飲料、ヘルスケア、書籍(電子書籍も含む)など、800万点以上のアイテムを販売する。モール型以外で、これほどの商品をカバーしているのは驚異的だ。

一方、ネット通販で気になるのは送料だが、ヨドバシでは会員種別や最低購入金額などの利用条件は一切不要。日本全国への配達が完全送料無料となっている(大型商品の離島への配達を除く)。冷蔵庫や洗濯機などの大型家電、果てはボールペン1本の注文に至るまで送料無料なのは大きな魅力といえるだろう。

商品によって最適な宅配業者が自動的に選択されるため、在庫さえあれば、極めてスピーディに配達が行われる。中でも、東京など一部地域を対象に展開している「ヨドバシエクストリーム」は、最短なら2時間30分以内の配達も可能で、メールで到着時刻の目安を分単位で知らせてくれる。どんな商品でも送料を気にすることなく、わずか1点からでも注文できるので、大いに活用したい。

最短2時間30分で届く超速配送も

「ヨドバシエクストリーム」では、配達を開始すると到着予定時刻をお知らせ。小型商品なら不在時でもポストに投函してくれる。

リアル店舗のゴールドポイントカードとネット通販のポイントの共通化は必須!

ヨドバシのゴールドポイントは、リアル店舗とネット通販で別々にたまる。ポイントカードにたまったポイントは店舗でしか使えず、ネット通販のポイントはネットでしか使えないため利便性が悪い。これを解決するために行うのが、「ポイント共通化」の手続きだ。リアル店舗とネット通販のポイントを一つにまとめることができ、以降は区別なくポイントがたまる。もちろんポイントを使う場合も両方で利用可能だ。

すでにゴールドポイントカードを持っている場合は、各店舗の総合案内窓口でアクセスキーを発行してもらい、それを使ってヨドバシ.comで手続きを行う。クレジット一体型の「ゴールドポイントカード・プラス」の場合は、アクセスキーは不要。直接ヨドバシ.comで手続きすればいい。

カードをまだ持っていない人は、スマホ用アプリの「ゴールドポイントカードアプリ」が便利。IDを登録するだけで、ネットとリアル店舗の共通利用が可能になる。リアル店舗での買い物の際は、アプリ画面をポイントカードとして利用する仕組みだ。

ポイント共通化で一つにおまとめ

ポイント共通化の手続きが完了すれば、カードとネットのポイントを一つにまとめられる。ためるのはもちろん、支払いで使う場合もムダがない。クレジット一体型の「ゴールドポイントカード・プラス」(上写真)であれば、直接ヨドバシ.comで共通化の手続きができる。

リアル店舗とネット販売の支払い方法やポイント還元率の違いを知っておこう

リアル店舗の場合、支払い方法によってポイント還元率が異なる。例えば、現金支払いやJデビットは10%だが、クレジットカード払いは8%が基本。

ただし、この場合でも「ヨドバシゴールドポイントカードアプリ」を利用すれば、10%が適用されるのでぜひ活用したい。また、自社発行のクレカ「ゴールドポイントカード・プラス」で支払うと、還元率が11%にアップする。

リアル店舗では電子マネーでの支払いにも対応しているが、この場合も還元率に要注意。Suicaなどの交通系、楽天Edy(エディ)は10%だが、iD、QUICPay+(クイックペイプラス)、Pitapa(ピタパ)は8%となる。

一方、ネット通販での支払い方法は、クレジットカード、コンビニ、銀行振込、ペイジーに対応し、基本還元率は一律10%。もちろん、ゴールドポイントカード・プラスならネットでも11%の適用となる。

ただし、注意したいのが、ネット注文してリアル店舗で受け取るケース。この場合は、店頭で決済することになるため、支払い方法や還元率はリアル店舗と同じ条件になる。

購入場所と基本ポイント還元率の関係

他社クレカでも「ヨドバシゴールドポイントカードアプリ」を提示すれば10%に。一般の商品券での支払いも8%還元される。

支払い方法/店舗 リアル店舗 ヨドバシ.com
現金 10% 利用不可
クレジット
カード
8%
(「ゴールドポイントカー
ドアプリ」の提示で10%)
10%
ゴールド・ポイント
カード・プラス
11% 11%
電子マネー 種類により8%
または10%
利用不可
商品券 8%
(図書券・図書カード以外)
利用不可
ヨドバシ商品券 10% 利用不可
ペイジー 利用不可 10%
コンビニ 利用不可 10%
銀行振込 利用不可 10%
J-デビット 10% 利用不可

秋葉原、梅田、福岡の店舗ではネットで注文した商品を24時間受け取り可能

ヨドバシの特徴的なサービスの一つに、「ネットで注文 店舗で受け取りサービス」がある。対象商品なら、ネット注文してヨドバシ各店舗(ヨドバシカメラ、石井スポーツ・アートスポーツ)で受け取ることができ、店舗の指定が可能。在庫がある商品なら、最短30分以内に用意してくれる。

近くに店舗があれば、会社帰りなどに受け取れるので、自宅で配送を待つ手間も省ける。もちろん、ヨドバシでしか扱っていない家電を、石井スポーツの店舗で受け取るといったこともできる。

しかし、深夜に急に商品が必要になった場合や、生活スタイルなどの関係で、店舗の営業時間外に受け取りたいという人もいるだろう。ヨドバシではそんなニーズにこたえるべく、「マルチメディアAKIBA」「マルチメディア梅田」「マルチメディア博多」の3店舗は24時間受け取りが可能となっている。

ただし、営業時間外に受け取る場合は、店舗ごとに入り口などが指定されている。詳しくはヨドバシ.comで案内されているので、利用する際は事前に確認しておこう。

旗艦3店舗は24時間受け取りOK

ヨドバシではネットで注文した商品をリアル店舗で受け取りOK。秋葉原、梅田、博多の3店舗なら24時間対応だ。

業者の指定や受け取り時間の指定など配送関係の細かな注文にも有料で対応

ネット通販を利用する場合、在宅時間などの関係で、配送日時を指定したい人も多い。ヨドバシでも日時指定に対応しているが、「ヨドバシエクストリーム」を選ぶとスピード優先となり、日付指定はできても、時間指定には原則対応していない。

確実に日時指定するには、注文時の画面で「商品ごとに配達日時を指定してお届け」を選択する。画面右側で「配達日時を指定する」を選択して希望日時を選び、表示された候補便から時間帯を選べばいい。注文者の地域や商品などによって、最適な業者によって配送される。

また、地域などによっては、特定の配送業者を指定したいときもある。この場合は、有料の「配送オプション」を使えば指定が可能だ。追加料金350円でゆうパックやヤマト運輸を選択でき、日時指定もできる。

配送オプションには、対応地域なら「お客様チャーター便」(6980円~)もある。「最短3時間以内」や「深夜の配達」など、利用者の細かい希望を電話相談のうえで受け付けてくれるサービスだ。

配送オプション」で業者の指定が可能

「ご注文内容を確認してください」の画面から、「配送オプションを指定」をクリックすると、有料で配送業者などを指定できる。

パソコンのサポートや大型家電の設置など量販店ならではのサービスも魅力

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電でネックになるのが、商品の設置や不用品の処分。自分たちでやろうとすると、複数人の協力がないと運搬もままならないし、慣れない作業で負傷したり、家電を傷つけたりしてしまう可能性もある。

不用品の処分も煩雑だ。冷蔵庫などは家電リサイクル法の対象なので、通常の粗大ごみとしては回収されない。自治体に指定されたリサイクルセンターなどに自分で申し込む手間がかかる。

そんなときでも、ヨドバシ.comでの買い物なら安心。家電量販店ならではの万全のサービスが用意されている。商品の注文と同時に設置工事やリサイクル回収をまとめて申し込みでき、専門のスタッフが搬入・設置・回収までお任せで作業を行ってくれる。もちろん設置工事費やリサイクル費用、商品によっては階段上げなどの費用も発生するが、すべてワンストップで済むのは心強い。

一方、パソコンの設定やトラブル対応には、「ヨドバシカメラPC-DOCK(ドック)」というサービスを提供。電話相談から、店頭や訪問でのサポートもしてくれる。

大型家電の設置も回収もワンストップ

商品の設置・リサイクル回収に関する詳細は、ヨドバシ.com内に掲載されている。設置や回収の費用は、注文時の画面で確認可能だ。

※価格、サービス内容は記事作成時のものです。

■解説/宮下由多加(ITライター)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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