そもそも「仮想通貨」って何?
まずは、仮想通貨がいったいどんなものなのか、その仕組みについて解説していきます。
仮想通貨=デジタル上で管理されたお金
仮想通貨とは、デジタル上で管理された、インターネットで取引される通貨のことです。
仮想通貨は“仮想”という名の通り、紙幣やコインなどの実物が存在しません。形として目に見える「円」や「ドル」といった通貨とは、全く異なります。

仮想通貨とは、インターネットで取引される通貨を指す。(写真はイメージ/unsplash)
一般的な通貨との大きな違いは、仮想通貨が国や銀行によって管理されていない分散型の通貨であるという点です。
円やドルの場合、中央銀行がすべての管理を担い、通貨を発行しています。一方の仮想通貨は、分散されたコンピューターのネットワーク上に取引情報が保存されています。このように仮想通貨は、これまでの通貨とは全く異なる方法で管理されているのです。
ビットコイン(BTC)は仮想通貨の一種
仮想通貨で最も有名な銘柄が「ビットコイン」です。ビットコインは、世界的にも多くの有名企業が目をつけている通貨なので、今後の動きにはかなり注目が集まっています。
そして、ビットコイン以外にも「イーサリアム」や「ネム」など、さまざまな銘柄があります。ビットコイン以外の通貨を、「アルトコイン」と言います。

ビットコイン以外の通貨をアルトコインと呼ぶ。(写真はイメージ/unsplash)
「仮想通貨には将来性がある」として世界的に話題となっていますが、日本ではまだ一部にしか定着していません。しかし、今の日本に浸透している電子マネーと同じように、“誰もが当たり前に仮想通貨を使う時代が、ほぼ確実に来る”と予測されています。
だからこそ、今、仮想通貨を始めておけば、将来の金銭管理に活かせる知識・スキルを得ることができると考えられるのです。
仮想通貨取引の始め方
ここからは、実際に仮想通貨取引の始める手順を解説します。仮想通貨の取引を始めるときには、仮想通貨の取引所への登録が必要です。以下のステップで登録を進めます。
1.仮想通貨の取引所にアクセス
まずは、仮想通貨を扱う取引所(=運営会社)にアクセスします。
仮想通貨を取り扱う会社は27社ほどがありますが、仮想通貨の初心者であれば「Coincheck(コインチェック)」か「bitFlyer(ビットフライヤー)」の利用がおすすめです。
Coincheckは、仮想通貨アプリのダウンロード数が国内でNo.1の有名取引所です。取引できる仮想通貨が16通貨と国内で最も多く、最低500円から気軽に仮想通貨を購入することができます。

多くの人が活用しているCoincheck。
coincheck.comまたCoincheckには、「電気やガスの支払いと紐付けるとビットコインがもらえる」というサービスもあります。Coincheckは、ビットコインだけでなく、さまざまな銘柄を購入してみたい人におすすめです。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。
bitFlyerは、国内のビットコイン取引量がNo.1として有名な取引所です。取引できる仮想通貨は12銘柄で、最低0.001BTCから購入ができます。

bitFlyerは、国内のビットコイン取引量がNo.1として有名。
bitflyer.combitFlyerでは、溜まったTポイントをビットコインに変えることができたり、bitFlyerに友達を招待するとビットコインがもらえたりと、ビットコインが貯まりやすいキャンペーンが数多く用意されています。bitFlyerは、ビットコインをメインとして、気軽に取引を始めたい人におすすめです。
今回紹介した「Coincheck」と「bitFlyer」は、どちらも大手会社が運営しているのでセキュリティ面でも安心でき、サポート体制も整っています。初心者でも分かりやすいので、まずはどちらか気になった取引所に登録してみてください。
アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。