以前、テンシャルから発売された「BAKUNE」というスリープウェアの体験記を掲載したが、今回は、夏バージョン「BAKUNE DRY」が登場したということで、早速、試す機会を得た。暑苦しい夜でも本当に「爆寝(BAKUNE)」できるのか、その着心地を含めてお伝えできればと思う。
2021年は猛暑日が続く?
ウェザーニュースによると…
ウェザーニュースによると、2021年の夏は、全国的に平年より高く、暑い夏になる見通しを発表した。(2021年6月1日時点)
7月下旬と8月下旬には、猛暑日が続く恐れがあるというから、今年の夏は、覚悟しなければならない。
夏の雰囲気は大好きなのに、暑いのが苦手な私にとっては過酷な季節の到来だ。この季節の夜は寝苦しさとの戦いで、早々に白旗を挙げてエアコンをつけっぱなしで寝る事も多々ある。ただ、エアコンのつけっぱなしは、体のダルさを招くから、寝苦しを取るか、ダルさを取るかという究極選択を強いられるなんとも体力的にしんどい季節なのだ。
テンシャルから夏用スリープウェアが登場
寝苦しさやダルさから解放されるかも?
しかし!今年は、そんな暑い夏にも最適かもしれないアイテムが登場した。今回試したのは、テンシャルから発売された「BAKUNE DRY」というスリープウェアだ。以前紹介した「BAKNE」シリーズの第2弾製品で、夏バージョンになる。このスリープウェア、つまり寝間着なのだが、単なる寝間着ではない。
最大の特徴は、一般医療機器に認定されているという事。遠赤外線を輻射し、血流を改善し、寝ている間に筋肉のハリや凝りをほぐし、肉体的な疲労感を軽減してくれるという機能繊維の「SELFLEME」が採用されている。これは、第1弾製品の「BAKUNE」にも採用されていた。今回は、夏バージョンという事もあって、睡眠時の肌さわりにもこだわっているうえ、吸水速乾性が高い生地になっているから、寝苦しい夏の夜も、快適な睡眠を得る事ができるとしている。
冬バージョンの「BAKUNE」も体験済み
先にも書いたが、冬バージョンの「BAKUNE」を体験したさいに、「BAKUNE」の夏バージョンがあったらいいのに、という事はずっと思っていた。その願いがかなったのか、夏バージョンの「BAKUNE DRY」が発売になることを聞き、試さずにはいられなくなった。「BAKUNE」を初めて試した時は、実は、半信半疑でまさか寝間着を着て寝るだけで、肩こりが改善されたり、浅い眠りが改善されるなんて思ってもいなかった。しかし、一般医療機器に認定されたと聞いたからなのか、いざ試してみるとわずか一週間ほどの体験でも明らかに体が軽くなったように感じたのと、寝起きが少し楽なったことは実感できたのだ。
▼「BAKUNE」冬バージョンの体験記事はコチラ
早速数日間試してみて
早速、使用しての感想だが、使い始めて数日、ただただ、快適の一言。
ただl、それでは、説明にならないので、着心地から申し上げると、製品の説明にあったように、さらっとした生地で、肌触りがとても良い。エアコンの部屋でも使用しているのだが、「BAKUNE DRY」を着ていると、ほんのり暖かく、しかし、暑苦しさは感じない、何とも不思議な印象を受ける。
我が家では、就寝時は寝室のエアコンは使用せず、別の部屋のエアコンを稼働させ、扇風機を使用して寝室にそのエアコンの風を送り込むという、ちょっと変わった使い方をしている。理由は簡単で、エアコンからの直の風が苦手だからにすぎない。そんな少し変わった使用方法ながら、扇風機で空気を撹拌しているから室温は下がるのだが、日中、熱をたっぷり吸収した木造の家は、快適な温度になるまで結構な時間がかかる。そのため、毎年、このシーズンになると、寝つきが悪くなるうえ、眠りが浅くなるのが悩みの種だった。
しかし「BAKUNE DRY」を着て寝てみたら、なんと!快適な温度まで寝室が室温が下がっていなくても、とても快適に寝つけたことに素直に驚いた。また、「BAKUNE」でも体感した、肩こりの改善についても、「BAKUNE DRY」でも体感できたことに、ついついニヤケてしまった。あくまでも個人的に感じただけであって、万人に効果があるかは定かではないが、試してみる価値は十分にあると思う。
使用し始めてから2週間ほど経過しているが、とにかく就寝が楽しみでしょうがないのだ。これが上質な睡眠であるかどうかについては、何とも言えないが、ストレスが軽減されたのは間違いないと感じている。就寝前のストレスからは確実に解放されている。
ちょっとした普段着づかいにも
寝間着としてだけではなく、スーパーまで買い物程度であれば、十分に使えるデザインだから休みの日の家着としても十分に使える(夏の期間)。生地は、厚手でもなくかといって薄手でもないが、洗濯してもすぐに乾くから、毎日洗濯したとしてもその日の夜には着て寝ることだってできる。
ワンピースタイプが実は男性に人気?
サイズは、トップス及びボトムスがS、M、L、XLの4種類、女性用としてワンピースタイプも用意されており、こちらのサイズはM、Lの2種類となっている。色は、ネイビーとベージュで、「BAKUNE」と同じ。価格は、上下セットで1万1000円、トップス、ボトムス単体ではそれぞれ5500円、ワンピースは7700円となっている。
まとめ
たかが寝間着、されど寝間着。一般医療機器としての認定を受けた「BAKUNE」シリーズは冬バージョンに引き続き夏バージョンも、私の期待を裏切らなかった。今年の夏は、「BAKUNE DRY」を着て、快適な睡眠を確保できるとあって、それだけでもストレスに感じていた夏の夜から解放された感じだ。
快適な睡眠を得るため、マットレスや掛け布団を変えてみるなど、いろいろな方法があるが、寝間着を変えるだけで、これまでとは違う質の高い睡眠を得られるとするならば、1万1000円は決して高い買い物ではないように思う。