【アラジン グリル&トースターレビュー】ご飯も炊ける多機能ぶりがレベル高!肝心なデザインがいまひとつか。

レビュー

アラジン「グリル&トースター CAT-GP14A」ならトーストだけでなく、ご飯も炊けるのが大きな特徴だ。炊飯時は、付属の炊飯専用(1〜2合用)に米を入れ、ダイヤルで「炊飯」を選んでスタートするだけ。「トースト」「温め・オーブン」「煮る」「炊飯」など、8つの調理メニューを搭載しているからすごい。

今回のテストアイテムはこちらアラジン「グリル&トースター CAT-GP14A」

実売価格例:3万9000円

●プロフィール
デザインのよさと、高火力でおいしく焼き上げる実力が人気となり、累計販売台数100万台を突破したアラジントースター。2021年4月に登場したフラッグシップモデルは、一台で8役をこなす多機能さが売りになっている。

「トースト」「温め・オーブン」「煮る」「炊飯」など、八つの調理メニューを搭載。トーストは一度に4枚まで焼ける。

SPEC
●温度調節/40~320℃●消費電力/1430W●コード長/約1.2m●サイズ/幅391mm×高さ276mm×奥行き391mm●重量/7.1kg

炊飯専用釜を使って約30分で炊き上がる

0.2秒で発熱する特許技術「遠赤グラファイト」により、短時間かつ高温でトーストを仕上げるアラジンのトースター。外はカリッと、中はみずみずしくもっちりと焼き上げ、おいしい朝食を日々提供してくれる満足度の高い製品だ。

そのおいしさが手軽に再現できるよう、最新機ではマイコン制御を新採用。自動で最適な焼き時間を算出するため、冷凍の厚切りパンも、失敗なく、中までアツアツに仕上げることができる。

また、トーストだけでなく、ご飯も炊けるのが、本機の大きな特徴だ。炊飯時は、付属の炊飯専用(1〜2合用)に米を入れ、ダイヤルで「炊飯」を選んでスタート。すると、炊飯プログラムに沿って加熱が行われ、約30分でご飯が炊き上がるようになっている。

トーストもご飯も上々の仕上がり

トーストとご飯は、いずれもハイレベルな仕上がり。オートモードに対応し、失敗なく使える。

トースターで炊飯というと、何となくパサついた炊き上がりをイメージしたが、実際には、みずみずしくて粘りのあるご飯が炊き上がった。味も香りも豊かで、十分においしい。物珍しさではなく、実用として、どんどん使いたい機能だと感じた。

グリルやオーブン料理、カレー、煮物も作れる

さらに、炊飯釜のほかにも、深鍋のグリルパンが付属しており、さまざまな調理が可能だ。グリルやオーブン料理のほか、カレーや煮物、スープも、電気調理鍋のようにほったらかしでOK。蒸し物や低温調理にも対応するなど、料理の機能が大充実しており、もはや「トーストが得意な多機能調理器」というレベルだろう。

炊飯用の釜と、グリルパンが付属

炊飯器用釜

熱伝導率の高いアルミ製の炊飯専用釜が付属。

グリルパン

ホーローのグリルパンは、チキンが丸ごと調理できる大容量。

ただし、一方で、パンの専用コースは乏しい。クロワッサンやメロンパンのリベイクなど、食パン以外のコースは搭載しておらず、おいしく温め直すには、自分で温度や時間を探る必要がある。

おすすめ度…A

短時間でトーストを焼き上げるほか、ご飯も炊けて、ほったらかし調理もOK

ココが〇

レベルの高い調理が多彩にできて、一台あれば食卓が充実する。特にトーストは、中がもっちもちに仕上がり、とにかくおいしい。

ココが✖️

ダイヤル部分の表示が見づらく、デザインもいま一つなので、インテリア性で選びたい人には残念。レシピがもっと充実すると、さらにいい。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。

※価格は記事作成時のものです。
●解説/諏訪圭伊子 (フリーライター)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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