「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『ペットボトルキャップ』。飲みづらい・扱いづらいペットボトル飲料をとっても便利にしてくれるアイテムだ。フタの開け閉めが苦手な人や頻繁に落とす人は必見! ダイソーで購入できる5商品をレビューする。
+100円で大変身! 「ペットボトルあるある」のお悩みをスッキリ解消!
外出の際の必須品と言ってもいいほど持ち運ぶ「ペットボトル」。同じ容量の水筒よりも、軽い・コンパクト・手間いらずだから、コスパが悪いと思いつつもつい購入してしまう。
それくらい便利なペットボトルだが、一方でフタが開けにくい、フタを落とす、飲みにくいなど、特有の使いづらさがあるのも事実。
こういった悩みをスマートに解決するアイテムこそが、今回レビューするペットボトルキャップだ。
今回はダイソーで購入できる5商品をピックアップ。『ペットボトルキャップ特集』と題して、それぞれの特徴を紹介しよう。
1. 飲み口がやさしい『ペットボトルキャップ(シリコーンストロータイプ)』
1つ目は『ペットボトルキャップ(シリコーンストロータイプ)』(350~500mlPET用・本体:3.8×3.2×5cm、ストロー:0.5×21×0.5cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。
飲み口にはシリコーンストローが付いており、ペットボトルを傾けずに飲める。柔らかい素材だから口を傷つけにくく、お子さんでも安心して飲めるのもうれしい。
開閉はワンタッチのツメ付きキャップ。グッと押し上げると、片手で開けられる。硬くなく、比較的楽に開けられるので、老若男女使いやすいだろう。
フタを閉めるとストローは折れ曲がり、本体の中に納まる仕組み。柔らかいシリコーンストローならではの発想だ。これはおもしろい。折り曲げることで飲料の漏れを防ぐ仕組みのようだ。
完全密封ではないので、逆さまにすると飲料が漏れる可能性があるので、取り扱いは要注意。
使用の際は本体の下にペットボトルのサイズに合わせたストローを差し込む。
2. ボタン1つで開くから便利! 『ワンプッシュペットボトルキャップ(細口タイプ)』
続いては『ワンプッシュペットボトルキャップ(細口タイプ)』(350~500mlPET用・本体:3.5×3.5×5cm、ストロー:0.5×21×0.5cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。
本体一体型の飲み口(細口)が付いたペットボトルキャップだ。『ペットボトルキャップ(シリコーンストロータイプ)』同様、ペットボトルを傾けずに飲める。なお、こちらは硬い素材。
開閉は名前通りワンタッチ。大きめなボタンが側面についており、押すだけでパカッとフタが開く。
片手で簡単に開けられし、フタが跳ね上がるので開く手間がなくとっても便利。
完全密封ではないので、こぼれる可能性があるが、フタの内側には飲み口用のパッキンが付いており、簡単には漏れにくくなっている。多少安心して持ち運びできそうだ。
使用の際は本体の下にペットボトルのサイズに合わせたストローを差し込む。

ストロー1本付属
3. ごくごく飲めて開閉も簡単! 『ワンプッシュペットボトルキャップ(広口タイプ)』
3つ目は『ワンプッシュペットボトルキャップ(広口タイプ)』(350~500mlPET用・3.7 ×3×4.7cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。
先ほどの『ワンプッシュペットボトルキャップ(細口タイプ)』と対称的な広口タイプのペットボトルキャップだ。こちらはストローはついておらず、ペットボトルを傾けて飲むタイプ。
フタが自動で開くボタンが付いており、片手ですぐに飲めるようになっている。飲み口の大きさは約18mm。
ペットボトルよりも若干小さめだが、喉を鳴らしてゴクゴクと飲みたい人にぴったりなサイズ感。
また、口をつけて飲むとき横からこぼれてしまう人にもちょうどいいサイズだと思う(筆者はよくこぼす)。
完全密封ではないのでこぼれる可能性はあるが、パッキン付きなので最低限の漏れ対策はされている。
4. 持ち運びに特化! 飲み終わった後まで考えらえた『ペットボトルキャップ(水滴防止カバー付)』
4つ目は『ペットボトルキャップ(水滴防止カバー付)』(350~500mlPET用・3.5×6.7×7.7cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。
ペットボトルを捨てた後の取り扱いについても考えられたペットボトルキャップだ。ペットボトルのメリットといえば、外出先で捨てられること。荷物を減らし、身軽になれる。
しかし、一般的なペットボトルキャップは濡れたまま持ち帰る必要があるから、カバンが汚れてしまうというデメリットがあった。
その点、『ペットボトルキャップ(水滴防止カバー付)』は水滴防止カバーが付いているから、飲み終わったらひっくり返して本体下につけると、キャップの水滴で汚れないというわけ。
また、手で持ち運びやすい大きな取っ手も付いているから、荷物を出来るだけ減らしたい人にもぴったり。カラビナなどに繋げても良さそうだ。
飲み口は約18mm。ツメ付きキャップなので、グッと押し上げれば片手で開けられるが、かなり固め。成人男性の筆者でも片手では苦労したので、やや使う人を選びそう。
とにかくコンパクト、お手軽、少荷物にペットボトルを持ち運びたい人に特化した商品と言えるだろう。

硬すぎる!
5. 注ぎやすさが段違い! 『ペットボトルキャップ(ワンタッチ)』
最後は少し変化球の『ペットボトルキャップ(ワンタッチ)』(350ml~2LPET用・3.7×6×8cm・希望小売価格 税込110円・発売中)。持ち運び用ではなく、ペットボトルから飲み物を注ぎやすくするための商品だ。
給水ピッチャーやお茶のポットのような注ぎ口が付いており、飲み物が跳ねずに注げるというもの。
フタは親指で押すと開くワンタッチ式。なお、指を離しても閉まらないので、手動で閉める必要あり。
取っ手が付いているから、冷蔵庫から取り出しやすいし、重たい2Lペットボトルも安定して注ぎやすくなる。

フタを閉じていても中身が出る
ただし、完全密閉どころかまったく閉まっていないので、横倒しの保管や持ち運ぶのはNG。必ず立てた状態で保管する必要がある。
まとめ 〜5種類のペットボトルキャップを使ってみた感想:+100円でペットボトルをより快適に!
ペットボトルヘビーユーザーの筆者もこれまで使っていなかったペットボトルキャップ。実際に使ってみると、ペットボトルがまるで別物になるほど使い勝手が変わり、正直驚いている。
中でも『ワンプッシュペットボトルキャップ』の2種類はストレスなくフタを開閉出来て想像以上に便利だった。ペットボトルじゃない使い心地だ。もしどれを買えばいいか迷ったらこちらをおすすめしたい。
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