押入れの整理整頓をDIYで解決しました。整理整頓のビフォーアフターと、DIYアイデアについてご紹介します。押入れは広さも高さもあり収納場所として優秀です。しかしスペースをうまく使い切れず、持て余してしまいがち。DIYや断捨離、家にある物で押入の整理整頓を叶えたため、詳細をご紹介します。
押入れの中がひどい!なんとかしたい!
わが家の押入れの下の段は、長男と次男の荷物入れになっています。しかし彼らがきちんと物をしまえるはずもなく、ましてや学校から学用品を持ち帰っている夏休み中の押入は、混沌とした状態です。
物を入れにくく取り出しにくい……押入れは奥行きもあり高さも中途半端なため、うまく空間を活かせずにいます。
収納計画を考える
片付けを進めるために、収納計画を立ててみました。
まず、押入れの中に何が入っているのか把握します。その後、いる物といらない物の分別です。押入の中を漁ってみると、大量の折り紙やいつ使うのかわからないレジャーシートなどが眠っていました。
不要な物は捨てるor適切な場所に移しつつ、残った物をテトリスのように無駄なく配置するためにはどうしたら良いでしょうか。配置予想図を作り、案を練ってみます。
いろいろ考えたところ、「押入ぴったりサイズの棚があると便利かも」という結果に行き着きました。しかし、押入れの壁は中がスカスカです。ビスが留まらず、棚を設置しても重たい物は乗せられそうもありません。
サイズぴったりのラックをDIYしよう
そこで、押入れ内に棚ではなく足のあるラックを設置することにしました。ぴったり隙間のないラックが欲しかったため、DIYを決意。サイズを測って設計図をざっくり作り、ホームセンターに向かいます。
ホームセンターで材料ゲット&カット
ホームセンターで任意の長さに切ってもらった木材です。結構な量がありますが、お値段は2,000円と少しで済みました。
テーブルみたいな棚を組み立てる
今回は見えない場所に使うラックなため、見た目にはこだわらず、ひたすら組み立てていきます。
足に天板を設置し、棚受けになる棒を設置。アニメでも流しながら、どんどんビスを打っていきます。
中間の棚板だって、ボンドで止めただけです。人目につく棚ではなく、あくまで収納用なため、どこまでも手を抜いています。
とりあえず完成…?
とりあえず、完成です。多少足がぐらつきますが、小学生と園児の荷物を支えるくらいの強度はありそうです。
サイズや高さが作業テーブルとしても心地が良く、押入収納以外でも使えそうです。しかしせっかく押入収納用に作ったので、とりあえず目的を果たそうと思います。
問題発生!押入に入らない(泣)
いざ!押入にイン!
と思ったのですが、なんと押入に入りません。
押しても引いても、入りません。ラックの寸法は幅70cm、押入内部寸法は78cmほど。間口だって72cmなため、入るはずです。
なんで入らないの?(泣)
ああ…うっかり、扉を開けたときに扉のヘリが内側に来ることを忘れていました。
押入のドアを外さないと入りそうもないため、渋々ドアの蝶番を取ります。その後、ギリギリでラックの搬入が完了。ささっと作ったラックですが、寸法だけは適当にやるべきではない、とつくづく実感しました。
押入れを整理整頓
押入れに入ったラックに、物を計画通りに設置していきます。とはいえ、実際は思ったよりも寸足らずだったり余りすぎたりもして、イメージ通りには進みません。臨機応変に、テトリスのように収納をします。
右側の縦に長い空間は、上にハンガーをつけて子どものアウター類を吊す予定でした。しかし今の時期(8月)はアウターを必要としないこと、設置したとして子どもたちがきちんと自分でハンガーに吊すのか疑問なことなどから、空洞にしています。
子どもの収納場所の最終目標は「自分たちで片付けができるようになること」です。そのため、使ってみてが片付けをしにくいと子どもが感じたら、必要な収納ケースやアイテムなどを追加していこうと思います。
その他収納に必要なアイテムを追加
すぐに必要になりそうな収納アイテムだけ、あらかじめ追加してみました。
たとえばラックの手前には突っ張りタイプのラックを置いて、上部の収納力を上げてみました。手前に背の低い物を置くと上部が余るため、突っ張りラックがあると便利です。とはいえ、突っ張りラックは重たい物が乗せられないため、設置物は布類に限定されそうです。
また、家で使っていないボックスをいくつか発見したので、それも活用しています。底が浅いため、ハンカチ類を詰めたり文房具をまとめたりしました。
下段は上出来!上段はカオス!
押入れの収納は下の段はきれいにまとまりました。これなら人に見られても恥ずかしくありません。
しかし上段にある夫スペースはまだまだ手つかずな状態です。上下の落差が激しいため、今後は上の段にも着手して、開けっぱなしにできるような押入れ収納を目指します。
まとめ
押入れ収納は奥行きも高さもあるため、すべてのスペースを有効に使うのは難しいです。しかし100均アイテムの活用やDIYで、使いやすい整理整頓が叶います。収納をうまく活かせていない人は、まずはいる物といらない物を分別し、そのうえで配置計画を練ってみてください。どこにどのような棚や収納アイテムが必要か見えてくれば、人に見られても恥ずかしくない、使いやすい収納が叶うはずですよ。