Appleは毎年、9月か10月に新型iPhoneの発表会を開催しています。今年も間もなく新しいiPhoneが登場しそうです。この数年のiPhoneの進化から、次に登場するiPhone13(仮)の姿を予測してみました。

最近のiPhoneは進化がゆるやか

最近のiPhoneは、かつてのような大きな進化はあまり見られなくなりました。これは「進化が停滞している」というよりは、「進化しきった」という側面が大きいでしょう。

iPhoneが初めて登場してから10年以上が過ぎ、日常生活で必要な機能は一通り盛り込まれた状態になっているといえます。すでに十分に成熟しているために、目立つ新機能が登場しにくくなっているのです。

画像: iPhone 12 www.apple.com

iPhone 12

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昨年のiPhoneはどこが進化していた?

では、近年のiPhoneはどのような点が進化しているのでしょうか? 昨年発売されたiPhone12シリーズを振り返ってみましょう。

iPhone 12では、高速なモバイル通信である5G通信に対応し、背面にマグネットで装着するワイヤレス充電器「Mag Safe」が利用可能になりました。

このうち、5G対応は大きな変化ではあったものの、5Gを利用できるエリアが限られてる状況を考えると、メリットはかなり限定的です。また、Mag Safeも便利ではありますが、買い換えの直接的な動機になるほど魅力的かといわれると、そこまでではないかもしれません。

「この程度なら買い換えなくていいか」と購入を見送った方も多かったのではないでしょうか?

画像: MagSafe www.apple.com

MagSafe

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カメラ性能は着実に進化を続けている

一方で、上位機種である「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」では、カメラ性能が大きくアップデートされました。夜間に背景をぼかしたポートレート撮影ができるようになり、高画質なHDR動画撮影にも対応しました。

また、一昨年発売のiPhone 11シリーズは、夜間にフラッシュを使わずに明るい写真を撮れる「ナイトモード」が初めて搭載され、上位機種のカメラが2眼から3眼になるといった進化がありました。

つまり、カメラ性能に関しては、上位機種の「Pro」「Pro Max」を中心に着々と進化を続けているのです。

画像: 12 Pro Max www.apple.com

12 Pro Max

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「iPhone13」シリーズもカメラ進化に期待

この数年の傾向からすると、今年もカメラ性能の向上は期待できそうです。特に、上位機種である「Pro」「Pro Max」は、“カメラを使いたい人のための機種”という位置づけになりつつあるので、今年も大きな進化があるのではと予測しています。

一方で、筆者があまり期待できないかな……と考えているのが、指紋認証機能「Touch ID」の復活です。

マスク生活で顔認証が使いづらくなり、指紋認証の復活を望む声は多いですが、Appleはこの問題に対して「とりあえずの解決策」をすでに出してしまっています。それは、今年5月のiOSとWatch OSのアップデートで登場した「Apple Watchを装着していればマスクをしたままでもiPhoneのロックを解除できる機能」です。

ただし、Apple Watchユーザーでないと恩恵を受けることができないうえに、Apple Payなどを使うためには相変わらず顔認証が必要なので、完全に不便さが解消されたわけではないのですが。指紋認証の復活ではないとしても、何かしらもう少し便利になる機能が出てくれたらいいですね。

まとめ

今年も間もなく、新しいiPhoneが発表されそうです。近年の流れからすると、カメラ機能の進化は期待できるかもしれません。

買うか買わないかは別として、新しい端末の登場はやっぱりワクワクするものです。例年、発表会はAppleの公式サイトやYouTubeで配信されます。時差の関係で日本では深夜になりますが、時間と体力に余裕があれば、秋の夜長にリアルタイムを楽しむのもいいかもしれません。

文◆酒井麻里子(ITライター)
スマホ、PC、ガジェットなどのデジタル製品レビューや、アプリ・サービスの解説記事などを執筆。Twitter(@sakaicat)では、デジタル関連の気になる話題や、ちょっと役立つ小ネタを発信。

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