やってもやっても、終わらない。家事のせいで毎日が楽しく感じられない…。常に家事に追われているように感じていませんか? そんな人のために、もっと簡単で効率的な「掃除」のやり方を、生活ジャンル書籍のロングセラー、『人生が整う 家事の習慣』(西東社)の中から一部を編集・再構成してご紹介いたします。

本稿は『人生が整う 家事の習慣』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

イラスト/平澤 南

はじめに

「家事ができていない」と思いこんでいませんか?

やらなきゃと思っている家事が、今日もできなかった……。「私って、要領が悪いのかな?」「努力がたりないのかも」そんなふうに、自分を責めていませんか?

やってもやっても、終わらない……。常に、家事に追われているように感じていませんか?

ときには、やったつもりなのに思ったほど効果が出ていなくてがっかり。やり方が間違っているのかな?この程度で本当にいいのかな?自信がなくて、なんだかいつもモヤモヤ。

そして、協力してくれない家族に対しても、イライラ。一生懸命やっても、気づいてくれない。なんだか私だけが頑張っている気がする……。

画像: 「家事ができていない」と思いこんでいませんか?

そもそも、家事って何のためにやるんだろう……?

住みよい環境を整えるための掃除や片づけ。健康や楽しい食卓のための食事作り……。

そもそも家事は、暮らしを快適にするためのもの。自分や家族が健康で、笑顔でいるためのもの。心地よい毎日を送るために、必要なことのはず。

その家事のせいで毎日ヘトヘトになったり、ストレスで気持ちが沈んだり、罪悪感にとらわれたりしているとしたら、なんだか本末転倒のように思います。

もし、家事のせいで毎日が楽しく感じられないならここで思い切って、自分の家事を整理してみませんか。家事に悩むことがなくなれば、暮らしが整うだけでなく、毎日が、人生が、もっと輝きだすかもしれません。

画像: そもそも、家事って何のためにやるんだろう……?

家事の〝正解〟が知りたい。どこまでやればいい?

それぞれの家庭に、それぞれの価値観があるように、家事のあり方も、違っていいはずです。

一度、自分の家事の現実と理想を見直してみましょう。基準は、「自分と家族」です。家事の正解は、自分で決めていいのです。

画像1: 家事の〝正解〟が知りたい。どこまでやればいい?

自分が、いつも家事にどのくらい時間をかけているか? どのようなストレスがあるのか? もっときちんとしたいのか? もっとラクにしたいのか? 整理してみるだけでも、モヤモヤが晴れるのがわかるでしょう。

「できていない」と思いこんでいた家事が自分や家族にとっては「ちょうどいい」ものだったということに気づくこともあるかもしれません。

画像2: 家事の〝正解〟が知りたい。どこまでやればいい?

自分なりの〝家事の習慣〟を見つけましょう

もし今の状態に満足できていないのなら、改善する方法を探してみましょう。たとえば、家事をする順番を変える。賢い裏ワザを取り入れる。思い切って省いてみる……などなど。

自分なりの〝家事の習慣〟をつくることで、あなたの毎日が、もっといきいきと輝きます。

画像: 自分なりの〝家事の習慣〟を見つけましょう

家事を習慣化する

いつもの家事のやり方や、使っている道具などを見直すだけで、時間や負担を大きく減らすことができます。

家事のやり方は、一人ひとり違います。親がやっていた方法が、そのまま習慣になっている人も多いでしょう。けれど、それが必ずしもベストとは限りません。住宅環境やライフスタイルは刻々と変化していますし、道具や洗剤なども改良されています。「これしかない」と思い込んでいるけれど、もっと簡単で、効率的なやり方が見つかるかもしれません。

ぜひ「わが家にぴったりのやり方」を見つけて習慣化し、家事の効率化につなげてください。

画像: 家事を習慣化する

掃除は「毎日ちょこちょこ」が実は一番ラク

POINT-1
汚れは、軽いうちに落とすのが圧倒的にラク

POINT-2
1分以内に終わるからノーストレス

POINT-3
「ついで掃除」「ながら掃除」なら毎日続けられる

画像: 掃除は「毎日ちょこちょこ」が実は一番ラク

汚れは軽いうちに落とすのを習慣に

平日は忙しいので、掃除は休日にまとめて……となってしまいがちですが、汚れは、ついたばかりの軽いうちに落とすのが、実は一番ラク。軽い汚れなら、洗剤を使わずに水拭きだけで落ちるのです。

そこでおすすめしたいのが、歯磨きのついでに、テレビを見ながらなど、ちょっとした時間を活用し、毎日ちょこちょこ掃除することです。

初めは面倒に思うかもしれませんが、続けていればすぐに慣れるもの。1分以内で終わるようなラクな掃除にするのが、長続きするコツです。そして、「ちょこちょこ掃除」を習慣にすれば、休日のまとめ掃除が必要なくなるほどキレイがずっと続きます。

ちょこちょこ掃除とは?

「ながら掃除」でも十分にキレイになる
テレビを見ながらラグのゴミを粘着ローラーで取る、電話をしながらチェストの上のホコリを取るなど、楽しいことと組み合わせると、掃除が苦でなくなります。

何かの「ついで」にパパッと掃除を習慣に
歯磨きのついでに洗面台を拭く、ゴミを出したついでに玄関の掃除をするなど、小さいことでも毎日積み重ねていくと、ずっとキレイをキープできます。

ちょっとした「すき間」時間なら忙しい人でも続けられる
テレビCMの間にテレビ台のホコリを取る、お湯を沸かす間に床をお掃除シートで拭くなど、すき間時間を有効に。1分以内に終わらせるのが、長続きのコツ。

画像: 歯磨きのついでに手を拭くタオルで、洗面台周りをサッと拭いて洗濯機へ。毎日、たった1分で洗面所がキレイになって、家族も気持ちよく使えます。

歯磨きのついでに手を拭くタオルで、洗面台周りをサッと拭いて洗濯機へ。毎日、たった1分で洗面所がキレイになって、家族も気持ちよく使えます。

洗剤をシンプルにすれば掃除がラクに

POINT-1
家中の洗剤は食器用中性洗剤でOK

POINT-2
食器だけでなく、リビング・トイレ・浴室と家中に使えて便利

POINT-3
「原液のまま」&「水で薄める」この2パターンで家中スッキリ

家中の掃除は食器用中性洗剤に

◯◯用、◯◯用とたくさんある洗剤ですが、成分はそれほど変わらないことも多いのです。用途ごとに洗剤を揃えて使い分けるのではなく、1本に絞れば、掃除がグッとラクに。

おすすめなのが、食器用中性洗剤です。食器だけでなく、リビング、トイレ、浴室などいろいろな場所で使えます。野菜を洗えるくらい安全性が高く、洗う物や手肌に対してもやさしいのが特徴。洗剤成分が残りにくいので、洗い流しもラクです。

1本に絞れば、余計なものを買わなくてすむので節約に。さらに、ストックを収納する場所も最低限でOKです。もし、食器用中性洗剤で落ちない汚れがあったら、専用の洗剤を使いましょう。

本稿は『人生が整う 家事の習慣』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

選び方

ボトルの裏の表示をチェックし、中性を選ぶ

食器用洗剤を買うときに、ボトルの裏のラベルを見て、「中性」と書いてあるものを選びましょう。食器用洗剤の中には、油汚れに強い、「アルカリ性」のものもあります。

洗剤には、中性・アルカリ性・酸性がある

洗剤のラベルの液性の部分には、「中性」「アルカリ性」「酸性」のいずれかが書いてあります。「アルカリ性」は油脂汚れ、「酸性」は石けんカスや水垢を効果的に落とします。「中性」は、軽い汚れに幅広く使えます。

画像: ボトルの裏の表示をチェックし、中性を選ぶ

使い方

浴室は原液のままスポンジで泡立てる

浴室は、スポンジに原液をスプーン1杯程度垂らし、泡立ててから洗います。シャワーで洗剤分を洗い流して終了。トイレの便器も、原液を1〜2滴垂らしてブラシでこすります。

画像: 浴室は原液のままスポンジで泡立てる

リビングやトイレの便座用は薄めてスプレー容器に入れる

水500mlに食器用中性洗剤を1〜2滴垂らしてスプレーボトルに入れます。お掃除シートなどにスプレーして、リビングの床やトイレの便座や床を拭きます。二度拭き(洗剤分を拭き取ること)はしなくてもOK。

画像: リビングやトイレの便座用は薄めてスプレー容器に入れる

よく汚れる場所に使いやすい道具を置く

POINT-1
サッと取れる場所にあると掃除がおっくうにならない

POINT-2
家族構成・ペットの有無などによって汚れやすい場所にセット

POINT-3
使いやすいハンディな道具や使い捨てできる道具を選ぶのがコツ

汚れに気がついたらすぐに掃除できる仕組みに

よく汚れるキッチン、トイレ、浴室などは、気がついたらすぐに掃除ができるように、洗剤や道具はサッと取れる場所に置きます。近くにないと、掃除がおっくうになってしまいがち。すぐに掃除ができる仕組みをつくっておけば、掃除は断然ラクになります。

また、小さい子どもやペットがいて床が汚れやすいなど、家によって汚れ事情はそれぞれ。ライフスタイルに応じて、汚れやすい場所に洗剤や道具を置きましょう。パッと使いやすいハンディな道具を選ぶのも大切。

お掃除シートやウェットティッシュなど、使い捨てできる道具なら、洗う手間がなくてさらにラクです。出しっ放しにできるように、かわいいカゴに入れるなど収納を工夫しましょう。

汚れやすい場所には常備

ダイニング

食べこぼしの掃除用にモップをセット
小さい子どもがいる場合は、ダイニングでの食べこぼしが多いはず。すぐ取り出せる場所にモップやウェットティッシュを置いておくと、サッと掃除できます。

画像: ダイニング

トイレ

洗剤・ブラシ・お掃除シートはサッと手に取れる場所に
すぐに手に取れる場所に掃除道具があると、汚れを見つけたときに掃除できます。かわいいカゴなどにまとめておけば、見える場所にあっても気になりません。

画像: トイレ

浴室

洗剤・スポンジ・ブラシは吊るして収納する
洗剤や道具は吊るすと手に取りやすいのでおすすめ。水気が切れて乾きやすいので、カビやヌメリが発生しにくくなり、清潔に保てます。

画像: 浴室

あると便利!
髪の毛掃除には粘着ローラーがあるとラクチン

リビングのラグ、洗面所のマットなどにつく髪の毛には、粘着ローラーが便利。リビングや洗面所に常備しておけば、髪の毛を見つけたときにすぐにコロコロできます。

◇◇◇◇◇

なお、本稿は書籍『人生が整う 家事の習慣』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。224ページにおよぶ本書は、「やらなきゃと思っている家事が今日もできなかった」「常に家事に追われている」「この程度で本当にいいのか」など、自分の家事に自信がなくていつもモヤモヤしている人のために、一つひとつの家事を効率よくラクに行うためのアイデアを紹介した良書です。詳しくは下記のリンクからご覧ください。

画像: 【家事のコツ】家中の掃除 洗剤は食器用中性洗剤でOK!選び方と使い方を紹介|リビング・トイレ・浴室
人生が整う 家事の習慣
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2021-09-15 11:00

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