【Zoomの使い方】基本を丁寧解説!オンラインの飲み会や習い事に参加しよう!

アプリ

数あるリモートアプリの中でも、「Zoom」は人気のアプリです。Zoomを使って飲み会を開催することを「Zoom飲み」と呼ぶなど、認知度が高いのも特徴の一つ。パソコンだけでなくスマホでも利用できます。ここでは、アカウント情報の入力などからわかりやすく解説していく。

まずはZoomのアカウントを作成しよう

Zoomを使うには、まずアカウントを作成する必要があります。また、公式サイトでZoomアプリをダウンロードしておくと、そのあとの操作がスムーズです。

Zoomのウェブサイト
https://zoom.us/

パソコンでZoomアプリを使うには、アカウント作成とアプリダウンロードの2つの準備を済ませましょう。まずはブラウザーでZoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。作成には、メールアドレスや名前、パスワードといった情報が必要です。続けて、Zoomアプリをパソコンにダウンロードします。

アプリを起動したら、先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力してサインインします。これで準備は完了です。いつでもミーティングに参加したり、主催したりできるようになります。

アカウント情報を入力する

(1)「サインアップは無料です」をクリック
ブラウザーでZoomのウェブサイトを開いたら、右上の「サインアップは無料です」をクリックする。

(2)生年月日を入力
次の画面で生年月日を入力する。月や日をクリックして選択しよう。選択したら「続ける」をクリックする。

(3)メールアドレスを入力
自分のメールアドレスを入力する。なお入力したアドレスに確認のメールが届くため、すぐに確認できるアドレスを入力すること。入力したら「サインアップ」をクリック。

(4)メール内のボタンをクリック
入力したアドレスに確認用のメールが届くので、メール内の「アカウントをアクティベート」ボタンをクリックする。アカウント情報の入力画面が開く。

(5)名前とパスワードを入力
ミーティング画面に表示する姓名を入力する。次にパスワードを入力。パスワードは半角8文字以上、アルファベット(大文字と小文字の両方を含む)と数字を使う必要がある。最後に「続ける」をクリック。

(6)手順をスキップする
家族や友人をZoomの登録に招待する画面が開くが、「手順をスキップする」をクリックする。これでアカウントの作成は完了する。

Zoomアプリをダウンロードする

(1)「リソース」をクリック
アカウント作成が完了したら、Zoomのウェブサイトの右上にある「リソース」をクリック。表示されたメニューの中から「Zoomをダウンロード」をクリックする。

(2)「ダウンロード」をクリック
「ダウンロードセンター」が表示されるので、「ミーティング用Zoomクライアント」の「ダウンロード」をクリック。クリックすると、アプリのダウンロードが始まる。

(3)「フォルダを開く」をクリック
ダウンロードが終わると左下に「ZoomInstaller」が表示される。「v」をクリックし、表示されたメニューの中から「フォルダを開く」をクリックする。

(4)インストールする
ダウンロード先のフォルダが開く。「ZoomInstaller」をダブルクリックすると、インストールがはじまる。

Zооmにサインインする

(1)「サインイン」をクリック
アプリのインストールが完了すると、上記の画面が表示される。「サインイン」をクリック。

(2)アドレスとパスワードを入力
先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力。次に「サインイン」をクリックしよう。

(3)トップ画面が表示される
無事にサインインできると、この画面が表示される。ミーティングの開催などはこのトップ画面から操作する。


スマホはアプリストアから「Zoom」をダウンロード

スマホで使うには、iPhoneは「App Store」、Androidは「Playストア」で「Zoom」と検索しよう。


登録したメールアドレスとパスワードはメモしておこう!

豆知識
スマホも同じ手順でアカウントを登録する

スマホのZoomアプリでもアカウント作成の手順は同じです。アプリを起動し「サインアップ」をタップして生年月日を入力。メールアドレスと氏名を入力し、届いたメールを確認したら、アカウント情報を入力しましょう。アカウントを作成済みの場合は、最初の画面で「サインイン」をタップして、アカウント情報を入力します。

Zoоmの画面に表示されるボタンの役割を覚えよう

ミーティング中の画面には、さまざまな操作を行えるボタンが表示されます。まずは、どこにどんなボタンがあるのか、画面の基本的な見方を紹介します。

Zoomのミーティング画面には、自分と参加者の映像が表示されます。加えて、マイクやビデオのオン/オフを切り替えたり、参加者の表示を変更したりできるボタンが各所に表示されています。各機能について詳しく知らなくてもやり取りは楽しめますが、どの機能もミーティング中に役立つものばかりなので、知っておくとより快適にミーティングが行えます。

各機能の操作手順はのちほど解説するとして、まずはミーティング画面の見方を紹介します。各ボタンの位置と割り当てられた機能を覚えておきましょう。

Zoomの画面(主催者の場合)

(1)「ミュート」クリックするとマイクがオフになり、自分の声が相手に聞こえなくなる。

(2)「ビデオの停止」クリックするとカメラがオフになり、一時的に自分の映像が参加者に表示されなくなる。

(3)「セキュリティ」部外者が参加できないようミーティングをロックしたり、参加者に対して画面共有や名前変更などの機能を許可したりする。

(4)「参加者」参加者の確認や招待を行う。

(5)「チャット」テキストメッセージで参加者とやり取りできる。クリックするとチャット画面が開く。

(6)「画面の共有」自分のパソコンの画面を参加者に共有できる。

(7)「レコーディング」ミーティングを録音・録画し、動画ファイルとして保存できる。

(8)「リアクション」アイコンで相手の発言に反応したり、意思表示したりできる。

(9)「アプリ」ほかのアプリをZoomと連係させて利用できる。連係可能なアプリも探せる。なお、利用するには各アプリで事前に登録や契約をしておく必要がある。

(10)「表示」発言中のユーザーが大きく表示される「スピーカービュー」と、全員の画面を均等な大きさに表示する「ギャラリービュー」を切り替えられる(上記の画面はスピーカービュー)。

(11)「終了」ミーティングから退出するときにクリックする。自分がホスト(主催者)の場合は、全員を退出させてミーティングを終了させることができる。

友だちをミーティングに誘おう

アカウント作成やアプリのダウンロードが済んだら、友人を誘ってミーティングを開催してみましょう。招待するには、URLやパスワードをメールで送信します。

Zoomアプリでは、家族や友人とビデオ通話することを「ミーティング」といいます。自分のアカウントを作成すると、主催者(ホスト)としてミーティングを主催できるようになります。

まずはZoomアプリを起動し、ミーティングを開始します。開始時点では参加者は自分一人だけなので、ミーティング画面から参加者を招待しましょう。招待方法は、ミーティングのURLをメールで送る方法が便利です。招待されたユーザーはそのURLにアクセスすることで、ミーティングに参加できる仕組みです。

今すぐミーティングをはじめる

(1)ミーティングを開始する
Zoomアプリを起動したら、トップ画面にある「新規ミーティング」をクリック。ミーティング画面に切り替わる。

(2)マイクの使用を許可する
「オーディオに接続」画面が表示されたら、「コンピューターでオーディオに参加」をクリック。パソコンのマイクを使用できるようになる。

(3)ミーティング画面が表示される
マイクの使用を許可すると、ミーティング画面が表示される。この時点では参加者は自分だけ。参加者の招待に進もう。

招待する前に画面の映りを確認しよう

参加者を招待する前に、この画面で映像を確認しておこう。十分な明るさがあるか、映したくないものが画面に入っていないかなど、チェックしておくといいだろう。

参加者に招待メールを送る

(1)「招待」をクリック
画面下の中央にある「参加者」の「^」をクリック。

表示された「招待」をクリックする。

(2)メールサービスを選択
「メール」をクリックし、招待を送信するメールサービスを選択する。

(3)メールを送信する
メールの作成画面が開く。件名や本文は自動入力されているので、宛先を入力して「送信」をクリックしよう。これで参加者に招待メールが届く。

豆知識
URLはメッセージアプリなどでも共有可能

メールを送る以外にも、URLを共有して招待することもできます。その際はメールサービスの選択画面で「招待リンクをコピー」をクリックし、メッセージアプリなどで送りましょう。なお、「招待のコピー」をクリックすると、URLやパスワードを含めた招待状がコピーされます。

(1)URLだけがコピーさる。メッセージアプリなどで共有する際に便利。
(2)招待メールの本文(URLやミーティングID、パスワードなど)がコピーできる。

実際にビデオ通話で会話してみよう

招待したあとは、ユーザーの参加を許可する必要があります。また、音声やカメラのオフ、ミーティングの終了方法など、ミーティング中の操作を覚えておきましょう。

参加者を招待したら、ホストは各ユーザーの参加を許可する必要があります。ユーザーがURLにアクセスすると通知が届くので、入室を許可しましょう。許可したユーザーから順にミーティング画面に表示されていきます。ミーティング中は、音声やビデオを一時的にオフにできるので、離席するときのために方法を覚えておきましょう。

また主催者には、参加者を退出させてミーティングを終了する権限があります。参加者に終了することを伝えてから「終了」ボタンをクリックしましょう。ミーティングが終了し、画面が閉じます。

参加者の入室を許可する

(1)「許可する」をクリック
招待したユーザーがURLを開くと、ミーティング画面に通知が届く。「許可する」をクリックすると、ユーザーが参加できる。

(2)参加者全員をまとめて許可できる
複数の参加者がいる場合は、まとめて入室を許可できる。画面下部の「参加者」をクリックし、「全員の入室を許可する」をクリックしよう。

参加者が複数いるときは待機室を使おう

複数人が参加する場合は、「待機室」を使うのがおすすめ。まとめて許可できるだけでなく、全員がそろっているかどうかも確認できるので便利だ。

(3)参加者が画面に表示される
全員の入室を許可すると、ミーティング画面に参加者が表示される。ミーティングをスタートしよう。

音声やビデオをオフにする

(1)「ミュート」をクリック
画面左下にある「ミュート」(マイクのアイコン)をクリック。

マイクがミュート状態になり、自分の音声が相手に聞こえなくなる。解除するときは再度クリック。

(2)「ビデオの停止」をクリック
画面左下にある「ビデオの停止」(カメラのアイコン)をクリック。

ビデオがオフになり、自分の映像が相手に見えなくなる。解除するには再度クリック。

ミーティングを終了する

(1)「終了」をクリック
ミーティングを終了する際は、画面右下の「終了」をクリック。

(2)再度「終了」をクリック
確認画面が表示されるので、「全員に対してミーティングを終了」をクリック。

豆知識
自分が先に退出したいときはホストを変更しよう

ホスト(主催者)をほかの参加者に変更すると、自分が退出してもミーティング自体は続けることができます。「参加者」→参加者の「詳細」→「ホストにする」の順にクリックし、続けて「はい」をクリックします。

招待されたミーティングに参加してみよう

ミーティングに参加するには、ホストから送られたURLを開きます。マイクやスピーカーのテスト方法なども併せて覚えておくといいでしょう。

ZoomはミーティングのURLさえ知っていれば参加できます。まずは、主催者にミーティングのURLを送ってもらいましょう。あとは送られたURLをクリックするだけで参加できます。

参加する際は、ビデオプレビュー画面で自分の映りを確認し、さらに音量やマイクのテストを済ませておくといいでしょう。きちんと音が聞こえるかどうか、自分の声がマイクに拾われているかどうかをチェックします。ミーティング開始後にスムーズに発言できるほか、ミーティング中の思わぬ音声トラブルを未然に防げます。

URLから参加する

(1)リンクを開く
ホストから送られた招待メールに記載されているURLをクリックして開く。

(2)「Zoom Meetingsを開く」をクリック
「Zoom Meetingsを開きますか?」と許可を求められるので、「Zoom Meetingsを開く」をクリック。

(3)「ビデオ付きで参加」をクリック
Zoomアプリが起動。プレビュー画面で映りを確認しよう。問題なければ「ビデオ付きで参加」をクリック。

(4)「コンピューターオーディオのテスト」をクリック
「オーディオに接続」画面が表示される。音量やマイクの動作を確認するため、「コンピューターオーディオのテスト」をクリックする。

オーディオをテストする

(1)音が聞こえるか確認
まず、スピーカーのテストが始まる。着信音が聞こえたら、「はい」をクリックする。音が大きい場合は、パソコンの音量を調節しよう。

(2)返答が聞こえるか確認
次に、マイクのテストを行う。マイクに向かって何か話し、数秒後に話した内容が再生されたらマイクがきちんと動作している証拠。問題なければ「はい」をクリック。

(3)テストを終了する
マイクとスピーカーのテストが終わると、「デバイスは正常に動作しています!」と表示される。「テストを終了」をクリックしよう。

(4)「コンピューターでオーディオに参加」をクリック
再び「オーディオに接続」画面が表示される。「コンピューターでオーディオに参加」をクリックする。

(5)ミーティングに参加できた
無事にミーティングへの参加が完了し、参加者が表示される。自由に発言し、会話を楽しもう。

事前にマイクとスピーカーのテストをするとスムーズ!

パソコンの画面を相手に見せて会話をスムーズに

ミーティング中に「同じ画面を見て話したい」と感じるときもあります。そこで便利なのが、画面の共有機能。同じウエブサイトや写真などを見ながら会話できます。

Zoomでは自分のパソコンの画面を参加者と共有する機能があります。例えば、同じウエブサイトを見ながら友人へのプレゼントを相談したり、旅行の写真を見ながら思い出を語ったりできるので、会話がさらに楽しくなるでしょう。

共有するには、ミーティング画面の下部にある「画面の共有」をクリックして操作していきます。共有する際は、デスクトップ全体や、特定のアプリのウインドウのみなど、共有する範囲を自由に選択できるので、必要な画面だけを参加者に見せることができます。

画面を参加者と共有する

(1)「画面の共有」をクリック
ミーティング画面の下部にある「画面の共有」をクリックする。

(2)共有する画面を選択する
デスクトップ全体か、もしくは開いているウインドウを個別に選択する。ここではデスクトップ全体を見せるために「画面」をクリック。次に「共有」をクリック。

(3)画面が共有される
参加者に画面が共有された。共有中は画面上部に「画面を共有しています」と表示される。画面共有を終えたいときは「共有の停止」をクリック。

(4)参加者も同じ画面を見られる
参加者も同じ画面を見られる。参加者の画面上部には「〇〇(共有中のユーザー)の画面を共有しています」と表示される。

会議中にウェブサイトのURLを共有しよう

Zoomは短いメッセージや写真を送れるチャット機能を搭載しています。チャットはミーティング画面上で行えるので、参加者と会話しながら使えます。

Zoomは音声だけでなく、チャット機能を使ってテキストでもやり取りができます。ミーティング画面下部の「チャット」をクリックすると右側にチャット画面が開きます。会話しながらでもメッセージを送れるため、ユーザーの発言を遮ることなく参加者とやり取りできます。例えば、話している内容とは別の用件を伝えたり、ウェブサイトのURLやPDFなどのファイルを共有したりしたいときにとても便利です。

チャット機能の使い方を知っておけば、さらにミーティングがスムーズにできるでしょう。

チャット機能でメッセージを送る

(1)「チャット」をクリック
ミーティング中に画面下部の「チャット」をクリックする。

(2)メッセージを入力
右側にチャット画面が開く。入力欄をクリックし、テキストやURLを入力したら、「Enter」キーを押して送信する。

(3)メッセージが送信された
無事にメッセージを送信できた。参加者から返信があると、「〇〇(ユーザー名)から全員」という表示の下にメッセージが表示される。

(4)「閉じる」をクリック
チャット画面を閉じて元の表示に戻すときは、チャット画面左上の「>」をクリックし、「閉じる」をクリックする。

メモや絵を描いたりしながら会話してみよう

Zoomならではといえる機能が、ホワイトボード。画面共有機能のうちの一つで、参加者全員で文字や絵を自由に書き込んで楽しむことができます。

リモートでの食事会や誕生日パーティーのお楽しみに使えるのが、ホワイトボード機能。画面に白いキャンバスが表示され、参加者全員で文字や絵を書き込めます。何かを相談する際のメモとして活用できますし、絵しりとりなどのゲームを楽しむこともできます。また、書き終わったあとは、メモや絵を画像ファイルとしてパソコンに保存できます。

操作手順は画面を共有するときとほぼ同じ。ミーティング画面下部の「画面の共有」をクリックし、画面を選択する際に「ホワイトボード」を選びましょう。

ホワイトボード機能を使う

(1)「画面の共有」をクリック
ミーティング中の画面で「画面の共有」をクリックする。

(2)「ホワイトボード」を選択
共有可能な画面が表示されたら、「ホワイトボード」をクリックして選択。次に「共有」をクリックする。

(3)全員で自由に書き込める
ホワイトボードが表示されるので、マウスを使って自由に書き込もう。文字や絵はリアルタイムで反映される。参加者ごとに色が分かれているので、誰が書いたのかもわかりやすい。

(4)画像として保存する
書き終わったら、「保存」をクリックして、ホワイトボードを画像として保存しよう。また、「フォルダーで表示」をクリックして、保存先を確認できる。

ミーティングを録画して保存しよう

Zoomはミーティングの様子を録画する機能を備えています。ミーティングを記録しておけば、写真やビデオを見るように、あとから振り返ることができます。

食事会や誕生日パーティーなどの思い出は、写真やビデオに撮って、あとから振り返るのも楽しみの一つです。実はZoomのミーティングは、レコーディング機能を使って録画すれば、動画ファイルとしてパソコンに保存できます。

録画は「レコーディング」をクリックすればすぐに開始でき、一時停止などの操作も可能。録画した映像は、ミーティングの終了後に自動でパソコンに保存されます。なお、必ず事前に参加者に録画してもいいかどうかを確認してから録画するようにしましょう。

レコーディング機能を使う

(1)「レコーディング」をクリック
ミーティング画面の下部にある「レコーディング」をクリックする。

(2)録画が開始される
すぐに録画が始まり、画面左上に「レコーディングしています」と表示される。一時停止するときは右側のアイコンをクリック。

(3)録画を終了する
再び録画するときは再開のアイコンをクリック。右側の停止アイコンをクリックすると、録画は終了する。ミーティング終了と同時にパソコンに保存される。

豆知識
アイコンでリアクションできる

相手の話を遮らずに反応したいときは、リアクション機能が便利。拍手や驚いた顔など全6種類のアイコンを使用でき、自分の気持ちを表すことができます。アイコンは自分の画面に表示されます。

事前にミーティングを予約しておこう

Zооmには「スケジュール」機能があり、開催日時を指定してミーティングを予約できます。事前に招待メールも送れるので、当日スムーズに開催できます。

ミーティングの開催方法はすでに解説しましたが、Zoomではミーティングを事前に予約しておくことができます。開催日時を指定できるほか、参加者への招待メールも予約の段階で送れるので、当日の手間がなく、スムーズに開催できます。

予約は、アプリのトップ画面にある「スケジュール」から行います。予約する際にミーティングの内容を設定します(あとから変更可能)。予約できたら、招待文をコピーし、メールなどに貼り付けて参加者に送信しましょう。予約は「ミーティング」画面で確認できます。

ミーティングをスケジュールする

(1)「スケジュール」をクリック
Zoomアプリを起動したら、「スケジュール」をクリックする。

(2)トピックや日時を設定
「ミーティングをスケジューリング」画面が表示される。まず、ミーティングのトピック(内容)を入力し、開催日時を設定しよう。

(3)その他の項目も入力
続いて「ビデオ」をオンに設定し、予定を登録するカレンダーを選択。ここでは「他のカレンダー」を選択した。最後に「保存」をクリック。これで予約は完了だ。

(4)招待をコピーする
予約が完了すると、URLやパスワードが掲載された招待文が表示される。参加者に招待を送るために、「クリップボードにコピー」をクリックしよう。

(5)メールに貼り付けて送信
メールの新規作成画面を開いて、コピーした招待文を貼り付けよう。参加者の宛先を入力したら、「送信」をクリック。参加者もミーティングが予約される。

豆知識
定期的に開催する場合は週や月単位で予約可能

毎週開催する定例会議なども予約できます。予約する場合は「定期的なミーティング」をクリック。予約したのち、登録するカレンダーサービス上で期間を指定しましょう。

予約を確認する

(1)「ミーティング」をクリック
トップ画面上部の「ミーティング」をクリックすると、予約済みのミーティングが表示され、開催日時などを確認できる。

(2)「開始」をクリック
開催当日になると、トップ画面に予約したミーティングが表示される。「開始」をクリックしてミーティングを始めよう。

予約すれば当日の開催もスムーズ!

豆知識
同じIDを使って何度もミーティングを開催できる

個人ミーティングIDとは、アカウント作成時に割り当てられるIDのこと。通常ミーティングIDは開催するたびに発行され、終了するとそのIDは使えなくなります。しかし、「個人ミーティングID」は何度も使用できるのが特徴です。ただし、IDを知っているユーザーなら関係のないミーティングにも自由に参加できてしまうため、参加者の管理が難しくなるというデメリットがあります。

スマホでミーティングに参加しよう

ここまでパソコンでの使い方を解説しましたが、Zoomはスマホでも同じようにミーティングを楽しめます。参加方法や基本操作を紹介します。

Zoomアプリはスマホでも利用できます。スマホの利点は手軽に持ち運べること。会話しながら部屋を移動したり、屋外からでもミーティングに参加したりできます。さらに、背面のアウトカメラを使えるのもスマホの魅力です。目の前のきれいな景色を参加者に見せるといった使い方もできます。
ミーティングへの参加方法、開催や招待の方法は、基本的にパソコンと同じです。ここでは画面の見方とともに、基本的な操作手順を紹介します。また、「安全運転モード」というスマホ独自の機能についても覚えておきましょう。

招待されたミーティングに参加する

(1)リンクを開く
主催者から送られた招待メールを開き、記載されているURLをタップする。

(2)プレビューを確認する
ビデオプレビュー画面で映りを確認する。問題なければ、「ビデオ付きで参加」をタップ。

(3)オーディオに接続する
ミーティング画面が表示されるので、「WiFiまたは携帯のデータ」をタップ。相手の音声が聞こえるようになる。

豆知識
ミーティングIDでの参加も可能

ミーティングIDで参加する場合は、アプリのトップ画面で「参加」を選びます。IDを入力し「参加」をタップしましょう。続けてパスワードを入力するとミーティング画面が開きます。


スマホアプリの基本操作

(1)「ミュート」マイクをミュート状態にでき、自分の音声が相手に聞こえなくなる。

(2)「ビデオの停止」カメラをオフにできる。自分の映像が参加者に見えなくなる代わりに、設定した名前や画像が表示される。

(3)「共有」自分のスマホの画面を参加者と共有できる。

(4)「参加者」参加者の確認や招待が行える。

(5)「詳細」セキュリティやチャット、リアクションなどの機能を使える。

(6)「表示スタイルの変更」左方向になぞると、参加者全員を表示するギャラリービューに切り替えられる。

(7)「安全運転モード」マイクとカメラがオフになり、相手の音声だけが聞こえる安全運転モードに切り替えられる。

(8)「スピーカー」オフにすると、音声通話時のようにスマホ本体上部のスピーカーからのみ相手の音声が聞こえるようになる。

(9)「カメラの切り替え」メインカメラ(前面)とアウトカメラ(背面)を切り替えられる。

(10)「退出」ミーティングから退出できる。主催者の場合は「終了」と表示され、ミーティングを終了させることができる。

ミーティングを退出する

(1)「退出」をタップ
ミーティングから退出する際は、画面右上の「退出」をタップ。なお、自分が主催者のときは「終了」と表示される。

(2)「会議を退出」をタップ
確認画面が表示されるので、「会議を退出」をタップ。主催者の場合は、「全員に対してミーティングを終了」をタップすると、ミーティング自体が終了する。

ミーティングを開催する

(1)「新規ミーティング」をタップ
アプリを起動し、トップ画面で「新規ミーティング」をタップする。

「ミーティングの開始」をタップ。ミーティング画面が開く。

(2)参加者をタップ
「WiFiまたは携帯のデータ」をタップしてオーディオに接続したら、参加者を招待しよう。画面下の「参加者」をタップ。

(3)「招待」をタップ
「参加者」画面が開いたら、左下の「招待」をタップ。

表示された中から招待方法を選択する。ここでは「メールの送信」をタップする。

(4)招待メールを送る
メールの新規作成画面が開くので、宛先を入力して送信する。その後、相手がURLを開くと通知が届くので、入室を許可しよう。

アウトカメラに切り替える

(1)カメラのアイコンをタップ
基本設定ではインカメラを使用する設定になっている。アウトカメラに切り替えたいときは、左上のカメラのアイコンをタップ。

(2)カメラが切り替わる
タップするとカメラが切り替わり、外側を映せるようになる。参加者に見せたい物や風景にカメラを向けよう。

安全運転モードを使う

(1)画面を右になぞる
安全運転モードとは、自分のマイクとカメラがオフになり、相手の音声だけが聞こえるよになる機能のこと。画面を右方向になぞって切り替えよう。

(2)タップして発言する
安全運転モード中に発言するには、「会話するにはタップ」をタップして話す(このときビデオはオフになったまま)。「会話終了」をタップすると、再びミュートの状態に戻る。画面を左方向になぞると、安全運転モードを終了できる。

この記事は『60歳からはじめるリモート生活』(マキノ出版)に掲載されています。

www.amazon.co.jp

◆イラスト/太中トシヤ

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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