パナソニックは、冷蔵庫の新製品として、IoTに対応した冷蔵庫「NR-F658WPX」(650L)と「同F608WPX」(600L)を発売した。本製品は、業務用レベルの急速冷凍により、うまみと食感を損なうことなくおいしい冷凍を可能にした「はやうま冷凍」機能を搭載しているのが特徴。「はやうま冷凍」によって冷凍された食品は、解凍時にうまみ成分の流出を抑えることができるため、食材のおいしさを守ることを可能にしている。
パナソニック
NR-F658WPX/F608WPX
●実売価格:NR-F658WPX(650L)=47万3000円程度、F608WPX(600L)=44万円程度
業務用レベルの急速冷凍を可能にした「はやうま冷凍」機能搭載の冷蔵庫
パナソニックは、業務用レベルの急速冷凍によりドリップの抑制や食感を保持する「はやうま冷凍」を搭載し、IoTに対応した冷蔵庫「NR-F658WPX」と「同F608WPX」を発売した。
主な特徴
業務用レベルの急速冷凍で、うまみと食感を保持する「はやうま冷凍」
「NR-F658WPX」に搭載されている「はやうま冷凍」は、大風量の「集中シャワー冷却」とアルミプレートにより、業務用レベルの急速冷凍を可能にした機能のことで、水分が凍る温度帯を、通常冷凍よりすばやく通過することで、解凍時のうまみ成分の流出を抑えておいしさを保持してくれる。
「はやうま冷凍」は通常冷凍に比べ、肉や魚の解凍後のドリップ流出を抑え、ジューシーでやわらかさを保った冷凍保存することができる。また、食品の食感、水分、香り、色味、栄養素の保持に加え、さらにおいしい冷凍保存を可能にしている。
「はやうま冷凍」をより効率よく便利に操作できる「クイック操作ボタン」を新搭載
「はやうま冷凍」の設定を、より効率よく便利に操作できる「クイック操作ボタン」を、冷蔵室ドアの下側に新搭載。食材をクーリングアシストルームへ入れた後、ドアを開け閉めする必要なく、調理中でも簡単に設定することができる。お弁当のあら熱取りなど、クーリングアシストルームを使った調理もより便利に使える。さらに冷蔵庫の「Cool Pantry」アプリで、よく使うモードの設定時間を自分仕様にカスタマイズすることも可能だ。
「音声プッシュ通知」サービスに対応
loT対応により、給水タンクの水不足や「はやうま冷凍」などの動作状況を、スピーカー搭載家電(テレビ・ポータルテレビ・ロボット掃除機)から音声で通知してくれる。
食品の残量管理で無駄のない買い物をサポートする「ストックマネージャー」機能搭載
管理したい食品を「キッチンポケット」アプリに登録し、重量検知プレートに載せれば、IoT機能により残量の変動が自動で更新され、外出先からも確認できる。家族それぞれのスマホで情報をシェアできるからダブり買いを軽減してくれる。
本体サイズは、「NR-F658WPX」が幅750mm、奥行き745mm、高さ1828mm。「NR-F608WPX」が幅685mm、奥行き745mm、高さ1828mm。カラーは、ミスティスチールグレーとオニキスミラーの2色を用意している。
※価格は記事作成当時のものです。