「Google フォト」は、写真や動画を最大15Gバイトまで無料で保存できる。スマホ内の写真の自動アップロード機能もあるので、バックアップ先としてもおすすめだ。日時や場所などでアルバムを自動作成してくれるが、自分でテーマを決めてアルバムを作ることも可能だ。
※パソコンからの操作はWindows 10/11の「Google Chrome」を使用し、スマートフォンの操作は、iPhoneは「iOS 15」、Androidは「Android 10」以降の端末を使用して動作検証、撮影しています。機種やOSのバージョンによっては、操作や画面表示が異なることがあります。
パソコン内の写真をアップロードしよう
「Googleフォト」を起動するには、ホーム画面右上のアプリメニューで「Googleフォト」を選択する。パソコン内の写真や動画をアップロードすると、クラウド上でデータを管理できて便利。
無料で使える保存容量は最大15Gバイト(Gmail、Googleドライブと共用)で、データの保存時には「元のサイズ」と「保存容量の節約画質」が選べる。
■「アップロード」をクリックして写真を選択
「Google フォト」を開く。画面右上の「アップロード」→「パソコン」の順にクリックし、アップロードしたい写真を選択する。
■アップロードするサイズはいつでも変更可能
初回アップロード時は写真のサイズを選択する。2回目以降は「設定」から変更できる。
スマホの写真は自動アップロードで保存
スマホに「Googleフォト」アプリを入れておくと、スマホ内の写真や動画をバックアップできる。「バックアップと同期」をオンにしておくと、自動的にデータをバックアップしてくれるので便利だ。
ただし、モバイルデータ通信を使用してバックアップするとデータ消費量が増えるので要注意。Wi-Fi接続時のみバックアップするよう設定しておこう。
■「Googleフォトの設定」で設定を確認
アプリを起動し、画面右上のプロフィールアイコンをタップする。続いて、「Googleフォトの設定」をタップする。
■バックアップのタイミングに注意する
「バックアップと同期」をオンにする。Wi-Fi接続時のみバックアップする場合は、「バックアップのタイミング」の2項目をオフにしておこう。
イベントごとにアルバムにまとめる
Googleフォトは、写真が撮影された日時や場所などでアルバムを自動作成してくれる。もちろん、自分でテーマを決めてアルバムを作ることも可能だ。アルバムを作成するには、「ライブラリ」内の「アルバム」で、「アルバムを作成」をクリックする。
■「アルバムを作成」をクリック
画面左の「アルバム」→画面右上の「アルバムを作成」をクリックする。続いて、アルバム名を入力し、追加したい写真を選択しよう。
顔や場所、キーワードで写真を検索する
Googleフォトは、アップロードされた写真の被写体や人物、撮影場所などのデータを自動で認識している。これらのキーワードで写真を検索できるので便利だ。また、人物やペットの写真は、名前のラベルを付けると、自動でフォルダー分けしてくれる。
■撮影地やキーワードでの検索が可能
画面上部の検索ボックスで検索が可能。撮影地や日時だけでなく、「海」や「料理」などのキーワードでも絞り込める。
写真の明るさや色合いを加工して見栄えをアップ
逆光になってしまった写真など、失敗したと感じる写真も、Googleフォトの補正機能を使えば上手にカバーできる。明るさや色の調整だけでなく、コントラストやシャドーなど、より詳細な調整も行える。
また、フィルターを使って写真全体の色みを変えたり、写真の傾きの調整もできたりする。パソコンだけでなく、スマホの「Googleフォト」アプリでも同様の補正が行えるので活用しよう。
■「編集」アイコンをクリックして補正する
編集したい写真を表示したら、画面右上の「編集」アイコンをクリック。
■露出やコントラストの調整も可能
「調整」アイコンをクリックして明るさや色などを変える。「∨」をクリックすると、より詳細な補正が行える。
※価格、サービス内容は記事作成時のものです。
※この記事は『もっとGoogle!完全マスター塾』(マキノ出版)に掲載されています。