【光城精工 Doyagu】砲金削り出しボディのヘッドホンアンプ!クオリティの高いサウンドが楽しめる限定モデル

家電・AV

光城精工は、ポータブルヘッドホンアンプの新製品として「Doyagu(どやぐ)」(限定300台)を発売した。本製品は、人気を博した「KM-01-Brass」の復刻モデルで、今回は砲金を使用して作られているのが特徴。塊の状態にある砲金を適切なサイズにブロック化し、切削加工で作り上げられた本製品は、より存在感のあるモデルとなっている。

光城精工
Doyagu

●価格:11万円

砲金削り出しボディを採用したポータブルヘッドホンアンプ

光城精工は、"業界初"となる砲金削り出しのポータブルヘッドホンアンプとして「Doyagu(どやぐ)」(限定300台)を発売した。

業界初となる砲金ボディ

「Doyagu」は、前モデルとなる「KM01-Brass」の復刻モデルで、ボディの素材に砲金を使用しているのが特徴のモデルだ。真鍮や純銅の削り出しを特徴とした製品はこれまでも存在していたが、砲金を使用した本製品は、業界でも初となる。砲金は、真鍮と同様に銅合金ではあるが、銅の配合成分率が高いことから粘り強さを備えている素材で、身近な素材として五円玉:真鍮(黄銅)、10円玉:砲金(青銅)などに用いられている。この砲金を塊の状態から、適切なサイズにブロック化(重量約1.3Kg)し、デザインされたボディへ切削加工している。

砲金の塊から切削加工で作り上げられたボディ

強力かつ手軽な電源部とRail to Railオペアンプ

「Doyagu」をドライブする電源部は、単4電池1本で駆動するという手軽さながら、直流平滑(リップル抑制)段に使用される大容量コンデンサに、内部抵抗が小さく高リップル電流耐量を可能とするパナソニック製の大容量電解コンデンサ(OS-CON)とノイズキャンセリング用のKEMET製セラミックコンデンサの併用により、静電容量が実に2700μF(マイクロファラド)にもなるコンデンサを3個も使うという贅沢仕様になっている。

また、電池駆動によるノイズレスな仕様にも関わらず、外部からもたらされるノイズの影響を最大限回避するため、チョークコイルとコンデンサによるフィルタを搭載している。

さらに、本製品において心臓部とも言える信号増幅段には、Rail to Railのオペアンプを採用し、低い電源電圧ながらもダイナミックレンジを広く確保するなど、音質へのこだわりを徹底している。

(1)大容量電解コンデンサ(OS-CON)
(2)チョークコイル
(3)OPアンプ
(4)ボリューム

唯一無二の証 シリアル番号の刻印

「Doyagu」本機裏面の真鍮プレートには、レーザ加工によりシリアル番号が一つ一つ刻まれている。これは、唯一無二の証となる。

砲金無垢(表面処理なし)

「Doyagu」は、砲金削り出しによる質感を楽しめるように、あえて表面処理を施していない。使うほどに深まる風合や、経年変化によるアンティーク感を楽しんだり、定期的なメンテナンスで煌びやかさを保つなど、自分好みに仕立てることが可能だ。

ラグジュアリサウンド

砲金ボディの本製品は、人気を博した前モデル「KM01-BRASS」を超えるため、主要部品も見直されている。音響用部品と通常の部品をバランスよく配置し、ノイズの影響を考慮したレイアウトと、砲金削り出しボディの組み合わせにより、滑らかでクリアなサウンドを高域から低域まで忠実に再現してくれる。

デザイン

復刻版となる「Doyagu」のデザインは、前モデルの「KM01-Brass」で採用した角を丸く加工するR面取り加工に対し、角を45°に切り落とすC面取り加工にしたことでスクエア感より強調させている。また、金属切削加工の利点を活かし、音量可変ツマミ(ボリューム)の保護を兼ね備えたガードも設けられている。

右: 「Doyagu」には、音量可変ツマミのガードが設けられている。
左:前モデルの「KM01-Brass」

強固なガードは、時に操作性を悪くしがちだが、ボリュームとの適度なクリアランスを確保することで、時計のリューズ操作のような調整が可能だ。ローレット加工が施されたボリュームは指に馴染み、滑り止め効果もある。

本体天面には「Doyagu」と型押しされた本革を一あしらい、煌びやかな金属加工と相まって贅沢な仕上がりになっている。

本体サイズは、幅57mm、奥行き19mm、高さ93ミリ、重さは327g(電池含まず)。

※価格は記事作成当時のものです。

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特選街web編集部

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