【Netflix】韓国ノワール映画おすすめ3選!人気俳優「マ・ドンソク」出演作品も紹介

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「パラサイト 半地下の家族」をはじめ近年勢いを見せる韓国映画。中でも韓国ノワールは評価が高く、様々な名作・傑作が存在します。本記事ではそんな韓国ノワール映画の中から、ネトフリ(Netflix)配信されている作品を3つピックアップ。私が面白いと感じた見どころをまとめているので参考にしてください。

悪人伝

「悪人伝」は2019年に公開されたノワール映画です。たった15日で観客動員数300万人を突破するなど、韓国では異例の大ヒットを記録しました。カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部⾨の正式上映作品に選ばれており、ハリウッドでリメイクも予定されています。

主演のヤクザ組長を演じるのは「マ・ドンソク」です。「新感染 ファイナル・エクスプレス」にも出演しているのでご存じの方も多いと思います。本作でも独特のシブさを感じさせる名演技で視聴者を魅了しています。

警察とヤクザで殺人鬼を追い込む

「悪人伝」で軸となるのが連続無差別殺人鬼の存在です。「マ・ドンソク」が演じるヤクザ組長の「チャン・ドンス」もターゲットとなり、犯人にナイフで刺されるシーンから物語が動き出します。

目的のためなら暴力もいとわない刑事の「チョン・テソク(キム・ムヨル)」と実質的なタッグを組み、連続無差別殺人鬼を追い詰めるという流れです。

「悪人伝」の見所はこのW主役制度にあります。正義を掲げる存在の「警察」と悪の代表格である「ヤクザ」が手を組むことで、物語を2つの視点から楽しむことができます。「チャン・ドンス」と「チョン・テソク」が過度に馴れ合うこともなく、適切な距離感を保っている点もポイントです。

途中終始暗い雰囲気が漂う本作ですが、ストーリー自体は王道の勧善懲悪モノといえます。初めて見る韓国ノワール映画として最適でしょう。

マ・ドンソク、殺人鬼を追う極悪組長に!映画『悪人伝』予告編

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犯罪都市

「犯罪都市」は2017年に公開されたノワール映画です。実際の事件をベースに物語が作られており、韓国では680万人を動員するほどの大ヒットを記録。韓国最大の映画の祭典である「青龍映画賞」では助演男優賞を獲得し、その他にも新人監督賞や技術賞にもノミネートされました。

主役の「マ・ソクト」を演じるのは「悪人伝」と同じ「マ・ドンソク」です。今回はヤクザではなく警察を演じており、中国マフィア相手に死闘を繰り広げます。対立するヤクザの間を取り持ったり、子供や部下に優しかったり、頼れる兄貴分としてキャラクターが立っている点が見どころです。

クレイジーな中国マフィア相手に大立ち回り

「犯罪都市」では、「韓国の暴力団」「中国マフィア」「警察組織」の三つ巴の争いが描かれています。中国から流れてきた3人組のマフィアが暴力団の「毒蛇組」が吸収。街の均衡が崩れてしまったことで一触即発の事態に陥ります。

この中国マフィアがとても魅力的。数で勝る暴力団相手に一歩も引かず、腕をナタで切断したり、拷問されても口を割らなかったとかなり気合が入っています。マフィアのボスである「チャン・チェン(ユン・ゲサン)」はワイルドでかっこいいですし、その部下の「ソンラク(チン・ソンギュ)」は完全に目がイッちゃっています。

またストーリーは1つの街が主体となっており非常にコンパクトです。時間軸も変わらないので読者が置いてけぼりになる心配がありません。普段映画を見ない方でも100%理解できる話作りです。

「チャン・チェン」や「ソンラク」の残虐性・猟奇性が目立つ本作は、街を必死で守ろうとする主役との対比が光ります。裸一貫で中国マフィアに立ち向かう「マ・ソクト」がとにかくかっこいいノワール映画です。

マ・ドンソクが拳ひとつで街を守るコワモテ刑事に!映画『犯罪都市』予告編

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毒戦 BELIEVER

「毒戦 BELIEVER」は2018年に公開されたノワール映画です。韓国では「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を抑えて初登場1位を記録。動員数500万人を突破するなど大ヒットしました。

主役の麻薬取締官「ウォノ」を演じるのは、韓国版の「容疑者Xの献身(東野圭吾)」にも出演した「チョ・ジヌン」です。非現実的な部分は多々ありますが、スリリングなノワール映画を楽しみたい方におすすめします。

ハイスピードな韓国ノワール

「毒戦 BELIEVER」は、「イ先生」と呼ばれる麻薬王を「ウォノ(チョ・ジヌン)」が追いかけるというメインストーリーです。見た目はおろか本名さえわからない「イ先生」ですが、麻薬製造工場爆破事件の生存者である「ラク」の協力を得たことで、その正体にだんだんと近づいていきます。

「捜査対象:全員狂人」という謳(うた)い文句通り、本作に出てくる悪役はいい意味でネジが外れている人ばかりです。その雰囲気を一番感じられるのは、闇マーケットの王である「ハリム(キム・ジュヒョク)」でしょう。「犯罪都市」に登場する「ソンラク」と同様、この人も目がイッちゃっています。

「ハリム」から麻薬をすすめられる「ウォノ」も覚悟が決まっており、毒を食らわば皿まで、ブレーキ無しで突っ走る役柄が魅力的。ラストのオチが想像通りなので賛否は分かれますが、序盤から中盤まではスピード感のあるドキドキを楽しめる作品です。

映画『毒戦 BELIEVER』予告編

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まとめ

今回はネットフリックスで楽しめる韓国ノワール映画を3つご紹介しました。どれも事前情報無しで楽しめる作品ばかりです。勢いのある韓国ノワールの入門としておすすめします。

▼参考
Netflix公式サイト

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