【SLIK スマホ&タブレットホルダー】伸縮するから1台でOK 多様なカメラアクセサリーにも対応

スマホ

スマホやタブレットを使っている方なら、1つくらいホルダーをお持ちではないでしょうか?そして、スマホとタブレットの両方を持っている人は、スマホにはスマホ用、タブレットにはタブレット用のホルダーを、それぞれ用意しているのではありませんか?実は筆者もそうでした。しかし、SLIK(スリック)の「スマホ&タブレットホルダー」を導入してから、そんな煩わしさから解放されました。その便利さを紹介します。

執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在は昨年8月に生まれた息子と妻の3人、キャンピングカー生活にハマっており、約1カ月かけて北海道を一周するなどしている。

三脚メーカーの「スマホ&タブレットホルダー」

カメラアクセサリーへの対応や頑丈さに期待

スマホやタブレットで動画や映画を見るときはもちろん、筆者は写真や動画を撮影するときにもホルダーを使います。ところが、どうも満足できるホルダーを見つけることができないでいました。そして、「本体のサイズが違うので、スマホ用、タブレット用でそれぞれホルダーを用意するのは仕方ない」と思っていたのです。

そんなときに見つけたのが、SLIK(スリック)の「スマホ&タブレットホルダー」(実勢価格2,000円前後)。

この商品、ロックボタンひとつで伸縮する幅が変わるのが大きな特長。通常は、幅約80mmから90mmのスマホなどの機材に対応しますが、ロックボタンを外すと、最大で約180mmまでのタブレットなどの機材が固定できるといいます。

また、本体には背面と底面の2ヵ所に1/4(U1/4)インチネジ(以下、1/4インチネジ)穴があり、使い方に合わせて2方向の取り付けに対応しています。三脚など、さまざまなカメラアクセサリーに取り付けることができます。

さらに上面には、カメラ用のアクセサリーシューがあり、ストロボやLEDライトなども取り付けることができるそうです。

確かに便利そうですが、ちゃちな作りで簡単に壊れてしまっては意味がありません。その点、この「スマホ&タブレットホルダー」はSLIK製。筆者が普段から愛用し、多くのプロカメラマンも使っている三脚メーカーの製品なのです。それなら大丈夫だろうと、実際に入手してみました。

大きめのパッケージに包まれたSLIK「スマホ&タブレットホルダー」。実勢価格は2,000円前後と絶妙な値段。

SLIK 三脚アクセサリ スマホ&タブレットホルダー SPTH 70~180mm幅対応 アクセサリーシュー装備 246320
スマートフォンとタブレット(短辺が18cmまでのもの) 両方に対応するホルダー。お手持ちの三脚の上に取り付けて使用します。
ホルダー底部と背部の2カ所にU1/4インチネジを搭載。使い方に合わせて2方向の取り付けに対応。
ホルダー上部にアクセサリーシュー(コールドシュー)を備えており、LEDライトやマイクなどを搭載可能。
【製品仕様】全高:220mm/縮長:95mm/重さ:60g/最大搭載重量:500g/三脚取付ネジ:U1/4インチ(2カ所)
¥1,958
2022-03-29 10:06

思ったよりも軽量コンパクト、しかもしっかりしている

到着したSLIK「スマホ&タブレットホルダー」をパッケージから出してみると、かなりコンパクトで軽い。大きさや質量を実際に測ってみると、幅は約4cm、高さは約9.5cm、厚さは約3cm、質量は約58gでした。

外装はほぼプラスチック製ですが、伸縮するときの細いパーツなどはしっかりとした金属製で、予想よりもしっかりとした印象。また、ロックを外して約22cmまで伸ばした際の強度を心配していたのですが、こちらも問題は感じませんでした。

本体は約60gと軽量で、普段の持ち歩きにもまったく問題を感じません。

上着のポケットに入れても気にならないサイズで、スマホもタブレットも固定できるなら、かなり便利といえます。実際の使い勝手を試していきましょう。

「スマホ&タブレットホルダー」で見る

さまざまなカメラアクセサリーと組み合わせると便利

特殊なものを除くと、現在カメラの本体についている三脚用のネジ穴は、メーカーに関係なく1/4インチネジ穴です。そのため、ほとんどの三脚はこの1/4インチネジを採用しているわけです。

そして「スマホ&タブレットホルダー」には、背面と底面の2ヵ所に1/4インチネジ穴があいています。つまり、三脚をはじめ、さまざまなカメラアクセサリーを装着できるのです。

裏面の上部のブルーの部分がロックスイッチ。金色の穴は背面の1/4インチネジ穴です。

例えば、下に掲載した写真では、「スマホ&タブレットホルダー」に折りたたみ式のテーブル三脚を装着。テーブルに置いてタブレットを固定し、息子が動画を見ています。

三脚などカメラアクセサリーで多用される1/4インチネジに対応するので、写真のようなテーブル三脚と組みあわせて使うのも簡単です。

また、次の写真では、自由雲台付き撮影用クリップを「スマホ&タブレットホルダー」に装着、スマホを固定して、クリップでキャンピングカーのテーブルをはさんで、子どもに動画を見せています。このように、カメラ用のアクセサリーを利用できるのが「スマホ&タブレットホルダー」のよいところです。また、筆者のように写真の撮影をする人なら、すでに持っているアクセサリーが活用できるのもうれしいところといえるでしょう。

もちろん、タブレットやスマホを装着した際の安定感も抜群です。

キャンピングカーのテーブルにスマホを固定。息子に動画を見せているところです。

「スマホ&タブレットホルダー」で撮る

各種三脚やアクションカメラ用アクセサリーも使えて便利

筆者の場合、普段はレンズ交換式の一眼カメラで撮影をしているのですが、時折「多くの方になじみやすいように、スマホやタブレットで撮影してほしい」というオーダーが入ることがあります。

そんなときは、スマホやタブレットで撮影するものの、きっちりと三脚を使います。その方が、クォリティの高い写真が撮れるからです。プロカメラマンでなくても、ネットオークションやフリマアプリに使う商品撮影やフードの撮影には、三脚を使うのがおすすめです。

そんなときも、1/4インチネジに対応する「スマホ&タブレットホルダー」なら、本格的な大型の雲台や三脚も使うことができます。

一眼カメラで使っている大型の雲台や三脚をそのまま使えるので、タブレットでも本格的な撮影が行えます。

また、夜景や星景などは、スマホでも三脚を使ったほうが撮影が簡単です。ぜひ試してみてください。

さらに、自転車のハンドルや頭の上など、さまざまな場所にカメラを固定する「アクションカメラ用アクセサリー」も、多くが1/4インチネジの対応しています。これらにスマホやタブレットを固定する際にも、「スマホ&タブレットホルダー」は便利です。

「スマホ&タブレットホルダー」は、スマホやタブレットでの撮影の可能性を広げてくれるといえるでしょう。

ただし、「スマホ&タブレットホルダー」自体を固定するパーツの強度や振動なども、考慮する必要があります。落下しないよう、しっかりと固定してください。

アクションカメラ用のホルダーも1/4インチネジに対応するものが多いので、撮影の幅が広がります。

まとめ

スマホとタブレットの両方を使っているなら、ぜひ持っておきたい

カメラやパソコンは、本体は小さいのに、関連するアクセサリーを揃えるとびっくりするほど荷物が多くなります。

これは、スマホやタブレットのホルダーにも同じことが言えます。「三脚のタブレットを装着するときはコレ」「スマホで動画を見るとき、キャンピングカーの中ならコレだけど、自宅のリビングならコッチ、タブレットで見るときにはアレ」といった感じで、気がつくと自宅もキャンピングカーもホルダーだらけ、しかも使いたいときにサイズが合わない!なんてこともよく起こります。

これに対してSLIKの「スマホ&タブレットホルダー」は、スマホとタブレットに1台で対応しますし、U1/4インチネジでさまざまなカメラアクセサリーと組み合わせられるので、本当に便利。

スマホとタブレットの両方を使うという方なら、1台持っておくと、見るにも撮るにもなにかと重宝しますよ。おすすめです。

スマホ文具・ホビー・カメラ
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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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