【フジ医療器】大型化した座面エアーバッグと腰まわりのマッサージを強化したマッサージチェアの最新モデル

フジ医療器は、マッサージチェアの新製品として「リラックスマスター」シリーズから「AS-R610」を発売した。本製品は、全身に搭載したエアーバッグの中から座面部分のエアーバッグを大型化したことにより、もも裏からお尻までの筋肉を広範囲にマッサージできるようになっている。

フジ医療器
リラックスマスター マッサージチェア AS-R610

●実売価格:30万8000円程度

多彩な機能をコンパクトに詰め込んだマッサージチェア

フジ医療器は、マッサージチェアの新製品として「リラックスマスター」シリーズから「AS-R610」を発売した。

本製品は、肩、腕、腰まわり、脚部に合計22個のエアーバッグを配置し、全身を包み込むようにマッサージしてくれるマッサージチェア。座面部分には従来製品「AS-R600」(2020年12月発売)と比較して約2倍の大きさになる「大型座面エアーバッグ」を新たに搭載。大型化することでエアーの膨らみが大きくなり、もも裏からお尻までの広範囲をもみほぐすことができるようになった。また、骨盤周りの筋肉を包み込んでひねるようにマッサージする「骨盤ひねりモード」ではひねりがアップしメリハリのあるマッサージをしてくれる。エアーマッサージの強弱は3段階まで調節することが可能。

さらに、集中ケアをおこなう部位専用技には「坐骨集中」を新搭載し、疲れやすい腰まわりのマッサージを強化している。ほかにも、上半身の部位にフィットするもみ心地を実現したメカマッサージ、背中や足裏を温めるヒーター機能や全身や脚をしっかり伸ばすストレッチマッサージなど、コンパクトサイズでありながらマッサージ機能を充実させたモデルとなっている。

肩や腰など特に気になる部位を集中的にケアする「部位専用技」は6種類。今回新たに搭載した「坐骨集中」モードでは、腰やお尻の筋肉まわりをエアーバッグともみ玉でマッサージすることで、疲れやすい腰まわりに対し重点的なケアを実現している。

独自機構として、上半身部分には「GRIP式メカ4.0」を搭載。「GRIP式メカ4.0」は、肩を手でつかむように上下から挟み込むマッサージが大きな特徴。360°回転もみ玉、S字フィットフレーム、肩位置自動検出など、身体にフィットするマッサージを実現している。

独自機能として「温浴背ヒーター」と「足裏ヒーター」の2種類のヒーターを搭載。「温浴背ヒーター」は背もたれの内部にセットされたヒーターが腰まわりから背中全体にかけて温め、「足裏ヒーター」は冷えやすい足先をじんわり温めてくれる。2つのヒーターはそれぞれ独立して操作をすることが可能だ。

インテリア性にも配慮したデザインで、肩部が収納できる機能と、脚部マッサージ部をフットレストにすることができる。また、リモコン操作で本体下に脚部マッサージ部を完全収納させることができるため、マッサージをしない間はソファとして活用することが可能だ。

リクライニングする際は座面が前にスライドしながら背もたれが倒れる「スライドリクライニング機能」を搭載しているため、後方スペースに約15cmのスペースがあればフルリクライニングすることも可能。限られたスペースを有効的に活用することができる。

本体サイズは、リクライニングしていないとき(脚部収納)は、(約)幅70cm、奥行き107cm、高さ107cm、リクライニングしたとき(肩部を上げ、脚部最大使用時)は、(約)幅70cm、奥行き181cm、高さ83cm、重さは約61kg。本体カラーは、ブラック、ベージュ×ブラウンの2色を用意している。

※価格は記事作成当時のものです。