【外反母趾が改善!】手術も道具も不要、「ゆりかご歩き」で歩くだけ!【ゆりかご歩き外反母趾根絶協会】

健康

痛くてツラい外反母趾(がいはんぼし)。治したいとは思っていても、手術には勇気がいるし、道具もうまく使いこなせるかわからない。結局そのまま耐えるばかり……、という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、手術も道具も不要歩き方を変えるだけで治るゆりかご歩き外反母趾根絶協会考案「ゆりかご歩き」のやり方をご紹介します。

◆この記事は「外反母趾が改善! ゆりかご歩き」(ブティック社刊)から一部抜粋したものです。

ゆりかご歩き外反母趾根絶協会
手術、施術、テーピング、靴選びなどの一時的な対処ではなく、「ゆりかご歩き®」という歩行指導法を通じて、外反母趾の再発まで防ぐ根本改善を全国で広める。「世界中の外反母趾を根絶!」をミッションに掲げ、子どものうちから正しい歩き方を教育し、日本から、世界から、外反母趾に悩む人をゼロにすることを目標とする協会。「ゆりかご歩き®」は、名誉会長古屋達司氏が接骨院での多くの臨床経験を経て、リハビリテーション医学の視点から歩行改善に取り組み、考案。1999年、古屋氏によって当協会の前身となる外反母趾研究所が設立され、外反母趾の再発防止に本気で取り組む治療法を確立した。現在では、国内外から多くの指導依頼を受け、全国の認定院や足の問題に取り組む企業と連携しながら、多くの患者さんの足元の健康を支えている。ゆりかご歩き外反母趾根絶協会ホームページ https://www.gaihan-boshi.jp/

外反母趾(がいはんぼし)を治すための、まったく新しい方法

「ゆりかご歩き外反母趾根絶協会」名誉会長 古屋達司

ゆりかごが揺れるように歩くこと

外反母趾を治すには「歩き方」を変えることです。
手術は必要ありません。
道具も必要ありません。

外反母趾を治す歩き方、それが「ゆりかご歩き」です。

歩き方のポイントは、かかと→足の裏→足指の裏へとなめらかに足を着地させて、体重を移動することです。さながら、ゆりかごが揺れるように歩くことから、この名をつけました。

外反母趾が治った人の前後写真①

外反母趾とは?

外反母趾とは、足の第1指(親指)がつけ根から第2指(人差し指)側に曲がって変形した状態を指します。進行するにつれて、つけ根の出っ張った部分が靴に当たって赤く腫れたり、痛みが出たりします。
指の変形が気になるのはもちろんですが、外反母趾の人にとってなによりつらいのは、親指のつけ根の痛みです。

ズキズキ、ジンジン、ズーンズーン。

痛み方はさまざまですが、症状が重くなるにしたがって生活に支障をきたすようになります。

でも大丈夫。安心してください。
ゆりかご歩きをマスターすると、数カ月後にはこうした痛みが「どこに消えたの?」というくらいまで改善するはずです

外反母趾が治った人の前後写真②

なぜ外反母趾になるのでしょうか?

その原因は、「足指を使わない悪い歩き方」にあります。

正しい歩き方では、かかとから着地し、足の裏、足指の裏へと体重が移動して、最後に指が地面から離れます。

このようにきちんと足指を使っていれば、足の骨と骨をつなぐ筋肉が自然と強化されます。それにより足の骨格は、バランスの取れた本来の形を保つことができます。

無意識にしている悪い歩き方

一方の悪い歩き方とは「ペタペタ歩き」です。フローリングの上をはだしで歩くとペタペタと音がしませんか? もしそうなら、あなたはペタペタ歩きをしています。

そのほか、大きな足音を立てて歩く「ドスドス歩き」や、ダラダラと足をするように歩く「ダラダラ歩き」なども、悪い歩き方です。

こうした歩き方では、かかとと足の裏がほぼ同時にベタッと着地します。すると、体重移動が足指のつけ根で止まるため、足指は使われません。

足指を使わずにいると、足の筋肉はどんどん退化します。こうなると親指周辺の筋肉のバランスが崩れ、親指が人差し指側に引っ張られて曲がっていくのです。

 

こうした足の変形と痛みを一掃するのが、ゆりかご歩きです。「ゆりかご歩き」の効果は以下の3つです。

①地面からの衝撃を緩和する効果
②親指のつけ根に加わる体重の負荷を緩和する効果
③足指の筋力を強くして筋肉のバランスを回復させる効果

外反母趾が治った人の前後写真⑦

※症状の改善には個人差があります。

「ゆりかご歩きのやり方」3つのステップ

ゆりかご歩きは、かかと→足の裏→足指へと、ゆりかごが揺れるようになめらかに体重を移動させる歩き方です。3つのステップに分けて説明します。

それでは、始めましょう。

【ステップ①】かかとから接地する

ひざを伸ばす

最初の一歩はかかとから着きます。ひざをしっかり伸ばして足を前方に出し、足首を反らしてかかとから地面に着くように意識しましょう。

その際、股関節から歩くようにイメージするのがポイントです。

すると、骨盤が足から前方に引っ張られるようになり、ゆりかご歩きで最も重要な「重心の前方移動」がスムーズになります。

かかとを叩きつけない

今まで足裏からベタッと接地してきたかたが、かかとからの接地を意識しすぎると、かかとをきつけるように接地する傾向が見られます。

フローリングの上を素足で歩いて「ゴン」と音が出たら、かかとを叩きつけているということです。

こうした歩き方は、地面からの衝撃でかかとを痛めるだけでなく、ひざや腰にもストレスを与えるので要注意です。

かかとを叩きつけてしまう原因は、足の裏から足指への体重移動がスムーズにできていないことと、かかと接地を意識しすぎることにあります。

重心がスムーズに前方移動できるようになると、この問題は解決します。

上半身を後方に反らさない

今まで悪い歩き方をしてきたかたは後ろ重心で歩いてきたので、「重心を前方に移動しながら歩く」という身体感覚がありません。

そのため、かかとから着こうと意識して足を前方に出したとき、体がいっしょに前方に移動せず、反射的に上半身を後方に反らしがちです。

後ろ重心のままでは、かかとから接地しても体重が前方へ移動しないため、ゆりかご歩きができません。

次項の≪ステップ2≫を参考にして、上半身を後方に反らさないように注意しましょう。

指先(足の人差し指)は前方に向ける

かかとで接地する際、足の第2指(人差し指)の指先はまっすぐ前方に向けることを意識してください。

がに股や内股などで指先が内側あるいは外側に向いていると、体重が内側や外側に片寄りすぎることになるため、足の第1指(親指)の裏まで体重を移動させることができません。

【ステップ②】体の重心を前方に移動する

足の裏から親指方向へ

ゆりかご歩きで最も重要といえるポイントは、体の重心を前方に移動させることです。これによって、かかと→足の裏→足指へと、体重が自然に前方移動するようになります。

重心が正しく前方に移動すると、足の裏全体が地面に着いたときに、体は接地した足の真上に移動しています。

このときに意識したいのは、足の親指方向にしっかり体重を乗せることです。

具体的に説明しましょう。

5本の足指に体重を乗せるとき、体重の半分が親指に乗るようにイメージし、足の裏から足指に体重を移動させて歩きます。これにより、親指の筋肉を強化することができます。

体重を前方へ移動するとき、ゆりかごの動きをイメージして、かかと→足の裏→足指へと、足裏の接地面がスムーズに移動するように歩きましょう。

よく見られる悪い例は、足の裏の体重移動が親指のつけ根の付近で止まるケースです。こうした歩き方を続けていると、やがて親指のつけ根付近が腫れて痛むようになります。

また、体重移動が小指のつけ根で止まるケースもしばしば見られます。

このように親指以外の方向に体重が移動すると、指のつけ根の痛みなどのトラブルを招くので気をつけましょう。

骨盤から歩くイメージで

ゆりかご歩きを行うときは、骨盤を中心にして体を前方に移動させるイメージで歩きましょう。

実際に私がクライアントさんに歩行指導をすると、初めのうちはほとんどのかたが「こんなに前のめりで歩くのですか!」と非常に驚かれます。普段それだけ、後ろ重心で歩いているということです。

自分の両手で、骨盤を後ろから押しながら歩行練習をすると、コツがつかみやすいでしょう。

上半身や骨盤だけで前方移動しない

重心を前方に移動させるとき、上半身だけ移動させるかたがいますが、これはNGです。

このような歩き方では、重心の前方移動がスムーズにいかず、見た目もよくありません。

≪骨盤〜肩〜頭≫を結ぶライン全体が、水平に前方移動するような意識を持ちましょう。

また、骨盤だけを前方に出すのもNGです。

骨盤で歩くイメージを持つことは重要ですが、それを意識しすぎると、頭や肩が骨盤より後方に残り、ふんぞり返って歩くようになります。

骨盤が前方移動しても、上半身の前方移動が伴わないと、足指に体重が移動しません。

ゆりかご歩きをくり返し練習して、重心の前方移動を身につけましょう。

【ステップ③】足指で体重を支える

体重を指に移動させる

ゆりかご歩きでは、歩行サイクルの最後に足指がしっかりと地面に着いて、体重を支えることが重要です。

足指に体重を乗せるコツは、≪ステップ2≫で説明した体の重心を前方に移動することです。

体の重心がしっかり前方に移動できるようになれば、かかとが自然に上がって足裏が後方から見えるようになります。

これで、自然に体重が親指方向に移動します。歩行中に足裏がきちんと見えているかどうか、周りの人に後方からチェックしてもらうといいでしょう。

地面をつかまない

歩行の指導などで「地面を足指でつかむように歩く」とよくいわれますが、これは足のトラブルの元なのでやめましょう。

地面を足指でつかむように意識すると、指の第1・2関節に力が入りますが、第3関節には力が入らないので、横アーチ筋を強化する効果はありません。

それどころか、靴の中で指は縮んだ状態になって、「ハンマートゥ」という変形を起こしたり、指どうしがすれ合って指の間にタコができたりします。

足指が体重をしっかり支えるには、靴の中で指が伸び、互いに開いている状態が理想です。

指に力を入れない

歩行時に指を使うことを意識しすぎると、指に力を入れて体重を支えようとしがちです。すると、ゆりかごの動きが止まり、体重の移動も指のつけ根で止まります。

その結果、指のつけ根が体重を支える「支点」となり、体重が最後まで指に移動しなくなります。

また、指に力を入れて歩くと、“背伸び”のような姿勢になることで、体が上下にグラグラと動いて不安定になり、重心の前方移動もじゅうぶんにできません。

「歩き方を変えたら、よけいに痛くなった」と訴えるかたの歩き方をチェックすると、ほとんどのかたがこのように足指に力を入れて歩いています。

足指ではなく、重心の前方移動に意識を向けると、体重はスムーズに前方に移動します。指のつけ根が「通過点」となり、自然に体重が指に移動していくからです。

その後は、体重が足の親指から抜けていくようなイメージで、指が地面から離れていくように歩きます。

このとき、歩行中に頭が上下せず水平に移動しているか、周りの人にチェックしてもらいましょう。

ここまでのポイントを意識して歩行すれば、足裏の接地面はゆりかごのように移動していることでしょう。

ハンディカメラやスマートフォンをお持ちのかたは、自分の歩行を動画撮影すると、自身で歩行状態のチェックができます。足元が映るようにカメラを床の上に置き、それに向かって1往復歩きましょう。

「ゆりかご歩き」を習慣にして、さよなら外反母趾!

「ゆりかご歩き」の効果により、外反母趾の痛みが改善し、変形の進行もくい止めます。もちろん、大人だけでなく、子どもの外反母趾の改善にも有効です。痛くない明日に向けて、ぜひ実践してみてください。

記事の抜粋元『外反母趾が改善!ゆりかご歩き』(ブティック社・税込定価 1,650円・2025年07月14日発売)「詳細なイラスト解説付き」公式サイト https://www.boutique-sha.co.jp/38460/

「ゆりかご歩き外反母趾根絶協会」公式サイト

「外反母趾が改善!ゆりかご歩き」ブティック社公式オンラインショップ

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特選街webウェルネス班

1979年創刊の老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版/現・ブティック社)を起源とするWebマガジン「特選街web」編集部にて、長い歴史の中で得た専門家の知見とともに、からだのみならず精神も含めた幅広い「ウェルネス」を追求するチーム。ブティック社は「ゆほびか」などの雑誌も刊行。

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