ここでは、エクセルのセルの範囲に名前を付ける「名前の定義」機能を解説する。エクセル関数の範囲指定の引数はわかりにくいため、この機能を利用して管理しやすくしておくといい。
引数をもっとわかりやすく!
範囲に名前を付けて管理しやすくしたい
ほかのシートから範囲を参照したりする場合、範囲指定の引数はわかりにくくなりがちです。このような場合は、セルの範囲に名前を付ける「名前の定義」機能を利用すると便利です。範囲に名前を定義しておくと、名前を数式に利用できるようになります。
名前を定義する範囲を選択し((1))、「名前ボックス」に定義する名前を入力して[Enter]キーを押す((2))。これで選択範囲に名前が定義される。
「数式」タブの「数式で使用」ボタンをクリックすると、範囲を定義した名前が表示される((3))。名前をクリックすると、セル参照として入力される((4))。
※この記事は『エクセルが2週間で身につく(楽)上達講座』(マキノ出版)に掲載されています。