いまさらですが、筆者は最近ダイソーのスタンダードプロダクツにハマっています。毎週末のようにクルマで40分かけて実店舗まで行き、さまざまな新製品をチェック。そして、かなり量を買い込むのですが、今回は、迷うことなく大人買いした『ガラスポンプボトル 泡タイプ』税込550円を紹介します。
オンラインストアでも買えるはずなのに……
「ガラスポンプボトル 泡タイプ」は検索してもヒットしない

シンプルなデザインのパッケージに包まれた「ガラスポンプボトル 泡タイプ」。このパッケージの方向性にも好感が持てます
100均好きを自認しているのに、いまさらダイソーのスタンダードプロダクツにハマっているって遅すぎないといわれるとその通りなのですが……。普段からチェックしているダイソーオンラインストアでスタンダードプロダクツのアイテムが検索できるようになり、思っていた以上によさげなアイテムがたくさんあることに気が付いたスタンダードプロダクツ。
2021年3月に1号店が渋谷にオープンしているのですから、いまさらといわれても仕方ありません。ですが、2025年6月時点で筆者の住む北海道には、実店舗は6店舗しかなく、いちばん近い店舗でもクルマで約40分かかります。往復するとざっくり1時間半かかるわけです。
ですが、筆者がスタンダードプロダクツにハマったのは、実店舗でアイテムをチェックしたから。オンラインストアでは質感などがチェックできないという点もあるのですが、それ以上にどうも実店舗でも供給が不足気味の人気のアイテムはオンラインストアにラインアップされていないように感じるのです。

販売価格が500円、税込で550円であることが大きく書かれています。筆者としてはすごくうれしいわけです。本当にコスパがいい
おそらく商品の供給状況であったり、生産体制の問題であったり、複雑な事情があるのでしょうが、実店舗に行くとオンラインストアでは紹介されていない「そう、こういうのがほしかったの!」と感嘆するようなアイテムが多数並んでいるのです。筆者のように、ちょっと遠いから面倒などと思わず、実店舗に行ってみることをおすすめします。
そして、今回紹介する「ガラスポンプボトル 泡タイプ」もダイソーネットストアで検索してもヒットしない商品になっています。筆者は店頭で発見して、試しに1つではなく、その場で2つ購入し、3つめも買うべきだったかと思っているほど、気に入ってます。なぜ、そんなに気に入っているかを含めて解説していきます。
目に付く場所から商品パッケージを追放したい
特に泡タイプのポンプボトルはちょうどよいものがなかった

余計な装飾のないシンプルなデザイン。おかげで使う場所などを選ばないのが、とてもありがたいのです
細かい文字で諸注意や取り扱いの方法など書き込まれ、ビビッドであったり、パステルであったり、さまざまな色調でデザインされた商品のパッケージをそのまま部屋の中の目に付く場所に配置するのが筆者は好きではありません。
特に台所にそのまま置いてあり、毎日のように使用する食器洗い洗剤やハンドソープなどは、ほかの容器に詰め替えないと気が済まないのです。当然ですが、お風呂場のシャンプーやリンス、ボディソープなども詰め替えたいタイプ。

いかにも100均で買いました的なチープさがずっと気になっていた以前のポンプボトル。確かに100円なので仕方ないのですが、イヤだったのです
妻には男のクセに細かいなどといわれますが……ハラスメントかも(笑)。それでも、できることなら、普段から目に付く場所の洗剤は詰め替えたいのです。ですが、ポンプボトルは100均のプラスチック製はいかにも100均といった質感とクオリティですし、かといって普通に買うと、平気で2,000円オーバー、物によっては5,000円近い値段の物も珍しくありません。
しかも、我が家では妻と4歳の息子がハンドソープは泡タイプ派。ノーマルタイプのポンプボトルですら、納得の質感とデザインで、リーズナブルな製品など、ほとんどないのに泡タイプとなると、さらに少ない。そのため、我が家ではかなり以前に買った泡タイプ用のポンプボトルを長い間使っていました。

「ガラスポンプボトル 泡タイプ」のポンプ部分も非常にシンプルなデザインです。このあたりもしっかりと計算されているのでしょう
しかしスタンダードプロダクツでみつけた「ガラスポンプボトル 泡タイプ」は、その名のとおり、ボトル部分はプラスチックではなくガラス製、ポンプ部分もシルバーメッキ仕様とかなり質感がよく、普通に買ったら最低1,000円以上はするであろう仕様で、税込550円。
キッチンと洗面所のハンドソープ入れを両方とも替えても、わずかに税込1,100円です。筆者は迷うことなく、2つ購入したわけです。もし、ポンプが硬いとか、出てくる泡の量が少なすぎるとかがあったとしても、被害は1,100円。往復1時間半かけて、もう一度来るよりずっといいと大人買いを決断しました。
4歳の息子にまで褒められた
後悔は0歳の次男のボディソープ用を買い忘れたこと

ほぼ真横から見たところ。非常にシンプルで洗練されたデザインに仕上がっているのが、とてもよくわかります
ちょっとウキウキしながら、自宅でキッチンのハンドソープを詰め替えていると、妻に「新しくしたんだ、よかったじゃない」と声をかけられるほど、我が家のハンドソープ入れは古くなっていたようです。
そして、保育園から帰ってくると、まず手を洗う4歳の長男は「パパ、これすごくいい!」とほめてくれました。あまりにもうれしそうなので、理由を聞くと、いままで使っていたハンドソープ入れは老朽化のためか、それなりの力でプッシュしないと泡が出てこなかったというのです。

ボトル部分の口が広いので、ハンドソープなどを入れる作業もとてもスムーズ。使い勝手もよいのです
それに対して、新しい「ガラスポンプボトル 泡タイプ」は、半分くらいの力で押しても、きちんと泡になったハンドソープが出てくる印象。当たり前ですが、大人に比べて力の弱い4歳児にとっては、より大きな差として感じたようです。
「ガラスポンプボトル 泡タイプ」は約270mlの容量で、直径が約7.5cmで、高さが13cm程度になっています。大きすぎず、小さすぎず、どこにでも配置しやすいサイズといえるでしょう。また、ボトル部分が透明なガラス製なので、ハンドソープなどの残量も確認しやすい点も実用的です。

4歳の保育園児にほめられるくらい、軽い力でのプッシュで、しっかりとした泡が出てきます。ポンプの動きもスムーズです。気になるのは耐久性でしょう
妻だけではなく、4歳の息子にまで「ガラスポンプボトル 泡タイプ」を買ったことをほめられて、わずか税込1,100円でよい買い物をしたと大満足です。ただし、その後お風呂に入って、0歳の次男が使っている赤ちゃん用のボディソープも泡タイプであったことに気が付きました。
こちらも来週末には「ガラスポンプボトル 泡タイプ」に替えるため、筆者はまた往復1時間半をかけてスタンダードプロダクツの実店舗に行き「ガラスポンプボトル 泡タイプ」だけではなく、また余計なものもたくさん買って帰ってくることでしょう。
あれもこれもほしくなるのは弱点ですが、ちょっと遠くても「ガラスポンプボトル 泡タイプ」を買うだけでもスタンダードプロダクツの実店舗に行く価値は十分にあると思います。ぜひ実際に見て、手にとって「ガラスポンプボトル 泡タイプ」を入手してはどうでしょうか。かなりおすすめです。
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