「翌月の25日」などの日付を自動的に表示したい場合は、DATE、YEAR、MONTHの各関数を組み合わせれば算出できます。支払い関係の書類などを作成するときに便利な関数だから覚えておくといい。
支払いや請求の日付を求める
「翌月の25日」などの日付を自動的に表示したい
支払い関係の書類などで、「翌月25日」などの日付を入力したいときは、DATE、YEAR、MONTHの各関数を組み合わせれば算出できます。翌月の日付なら「1」を、翌々月なら「2」をMONTH関数にプラスするのがポイントです。
DATE | 特定の日付を表す連続したシリアル値を返す |
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=DATE(年,月,日) |
YEAR | 日付に対応する年をシリアル値で返す |
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=YEAR(シリアル値) |
MONTH | データに含まれる月をシリアル値で返す |
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=MONTH(シリアル値) |
このケースでは、「支払日」(セルC2)として、契約日(セルB2)の翌月25日の日付を求めたい。セルC2を選択し((1))、「=DATE(YEAR(B2),MONTH(B2)+1,25)」と入力する((2))。
[Enter]キーを押すと、翌月25日の日付(ここでは「2022/2/25」)が入力される。あとは、オートフィルで下までコピーしよう((3))。
各契約日に対応した支払日が入力された。支払いや請求関係の書類作成時に重宝するはずだ。なお、返り値はシリアル値なので、セルの書式を日付形式に設定しておこう。
※この記事は『エクセルが2週間で身につく(楽)上達講座』(マキノ出版)に掲載されています。