日本のすべての電力を太陽光発電にできるでしょうか? 理論的には可能です。太陽光パネルの素材、設置する地域の緯度や気候で発電量が変わってしまいます。そのため、正確な試算は難しいといえます。そこで仮に、日本中の電力をカバーできる太陽光発電の、大まかな敷地面積を求めてみます。日本中の電力を太陽光発電でまかなうとしたら、どれくらいのパネルが必要になるかについて解説しています。

解説者のプロフィール

一般財団法人 エネルギー総合工学研究所

1978年4月1日「財団法人エネルギー総合工学研究所」として設立。「エネルギーの未来を拓くのは技術である」との認識のもと、シンクタンクとしての研究活動を続けている。対象分野は地球環境、新エネルギー、電力システム、水素エネルギー、炭素循環エネルギー、原子力と多岐にわたり、とくに昨今では、CO2 の有効利用技術開発推進やカーボンニュートラルなど、脱炭素エネルギーシステム分野での最先端の情報を有する。著書に『図解でわかるカーボンニュートラル』(技術評論社)など。

本稿は『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! エネルギーのしくみ』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

イラスト/添田あき、堀口順一朗、北嶋京輔

日本のすべての電力を太陽光発電にできる?

理論的には可能。東海地方のあの県より大きい太陽光パネルが必要!

日本中の電力を太陽光発電でまかなうとしたら、どれくらいのパネルが必要になるでしょうか? 
太陽光パネルの素材はさまざまで、設置する地域の緯度や気候によって発電量が変わってしまいます。
そのため、正確な試算は難しいといえます。

そこで仮に、すでに設置されている大規模な太陽光発電所が発電している電力量と面積を参考に、日本中の電力をカバーできる太陽光発電の、大まかな敷地面積を求めてみます。

日本最大級の発電所の年間予想発電量

日本最大級の作東メガソーラー発電所(岡山県)の年間予想発電量は約2億9000万kWhです。
これをパネルの面積の約2.3km2で割ると、1km2あたりの年間発電量は約1億2600万kWh/km2になります。
日本の年間消費電力は約1兆kWhといわれていますので、1兆を約1億2600万で割ると、約7936となります。

画像: 日本最大級の発電所の年間予想発電量

本稿は『イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! エネルギーのしくみ』(西東社)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。



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