ガーミンジャパンは、サイクルコンピューターのEdge(エッジ)シリーズより、新しいモデルとして「Edge Explore 2」「Edge Explore 2 Power」を発売した。本機は、ナビゲーション機能に特化しているのが特徴で、初心者でも安心して使うことができるGPS搭載のサイクルナビゲーターだ。
ガーミン
Edge Explore 2/Edge Explore 2 Power
●価格:Edge Explore 2=5万2800円、Edge Explore 2 Power=6万800円
ガーミンジャパンは、サイクルコンピューターのEdge(エッジ)シリーズより、新しいモデルとして「Edge Explore 2」「Edge Explore 2 Power」を発売した。本機は、ナビゲーション機能に特化しているのが特徴で、初心者でも安心して使うことができるGPS搭載のサイクルナビゲーターだ。
Edgeシリーズは、ツールドフランスをはじめとするUCI(国際自転車競技連合)プロツアーチームと共同開発したGPSサイクルコンピューターシリーズで、多彩なラインアップを取り揃えている。その機能は、高精度なGPS、豊富なデータ項目、ロングバッテリーなどの基本性能に加え、パフォーマンス計測やナビゲーション機能、スマート機能などのさまざまな機能を搭載。GPSの精度に加え、ワークアウトプログラムやコミュニケーション機能などを備え、プロ・アマチュア問わず、世界中のサイクリストから高い支持を得ている。
そんなEdgeシリーズから、今回「レース」での使用ではなく「レジャー」として自転車を楽しみたい人に向けた新しいラインとして「Edge Explore 2」が開発された。本製品は、全高主要自転車道を備えた昭文社日本詳細道路地図を搭載しており、同社の高精度なGPSを活用することで、正確な位置情報とルート案内を実現している。
高精度なGPS情報からは、単なるルートだけではなく、高度や勾配情報も可視化してわかりやすく表示。勾配を登る前や登っている最中にも登坂情報を得ることにより、体力を温存したり、休憩をとったりなど、無理のないサイクリング計画を事前に立てることも可能。もちろん、コンビニやカフェ、給水ポイントなどの周辺情報も網羅しているから、サイクリング中でも、タッチ画面で近くのポイントを簡単に検索することができる。
スマートフォンでの設定も可能で、専用アプリ「Garmin Connect Mobile」を使えば、レイアウトの設定や、走行に必要な項目を整理して表示することができる。3インチのフルカラーディスプレイは、直射日光の下での見やすさに配慮されており、タッチスクリーン仕様になっているため、シンプルなスクロール&タッチだけで、簡単に操作することが可能となっている。
バッテリーは、ロングバッテリーの搭載により、約16時間の稼働を実現。バッテリーの残量を時間で表示してくれるので、走行の目安として役立てることもできる。また、さまざまな年齢層から注目をされている「eバイク(電動アシスト自転車)」でのサイクリングにも対応しており、自転車のバッテリーと接続しながら使用できる「Edge Explore 2 Power」も同時に発売している。
本製品は、安全なサイクリングを楽しむためのサポート機能として、走行前の設定で、自宅にいる家族や一緒にサイクリングをする仲間と位置情報を共有することができる「Live Track」を搭載している。同じ機種どうしであれば、簡単なメッセージを送信可能だから、走行途中のトラブルや、仲間とはぐれてしまった場合でも、素早く仲間に位置情報を知らせられる。
また、無理のないサイクリングを楽しむための機能として、有酸素持久力の目安VO2 MAX(最大酸素摂取量)の測定機能を備えており、パフォーマンスの変化も表示してくれる。スマホとリンクさせれば、サイクリング終了時に、回復に必要な時間と回復度合いをアドバイスするリカバリーアドバイザーも利用可能となっている。
本体サイズは、幅55.7mm、奥行き106.1mm、厚さ20.6mm、重さは104g。ディプレイサイズは、3インチ(タッチスクリーン)。バッテリー駆動時間は、約16時間。IPX7の防水性能を備えている。接続機能は、ANT+とBluetooth 。衛星測位は、GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(保管信号)に対応。センサーは、加速度計、気圧高度計を搭載する。
◆ガーミン:「Edge Explore 2」、「Edge Explore 2 Power」 の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。