オーディオテクニカは、世界初となるワイヤレス軟骨伝導イヤホンとして「ATH-CC500BT」を発売した。本機は、耳穴を塞ぐことなく音楽に没入できるヘッドホンで、快適な通話もできる世界初(2022年9月時点)となる「軟骨伝導」のヘッドホンだ。第3の聴覚経路「軟骨伝導経路」を活かした独自の振動構造を採用により、音を効率的に鼓膜に伝えられることで、「ながら聴き」でも、高音質を実現したモデルとなっている。
オーディオテクニカ
ATH-CC500BT
●実売価格:1万7600円程度
オーディオテクニカは、世界初となるワイヤレス軟骨伝導イヤホンとして「ATH-CC500BT」を発売した。本機は、耳穴を塞ぐことなく音楽に没入できるヘッドホンで、快適な通話もできる世界初(2022年9月時点)となる「軟骨伝導」のヘッドホンだ。第3の聴覚経路「軟骨伝導経路」を活かした独自の振動構造を採用したことにより、音を効率的に鼓膜に伝えられるから、「ながら聴き」でも、高音質を可能としたモデルになっている。
「軟骨伝導」は、「聴覚経路」や「骨導経路」とは違う第3の聴覚経路で、非常に効率よく音を伝えることができる経路になる。耳の軟骨部に触れる程度の装着で、効率よく音を伝えることができるため、頭部への圧迫も少ない。左右の内耳に到達する音はそれぞれ別々になるため、気導経路の音同様にステレオ感を得ることができる。
耳穴を塞ぐことなく、耳珠(じじゅ)と呼ばれる軟骨部に当てるようにして装着するだけで、高音質な音楽再生や通話を可能としている。独自開発のA.P.S.S(Acoustic Pure Sound Stabilizer)を採用した振動ドライバーにより、外部振動による音質劣化を防ぎ、低音再生時の不快な振動を抑え、ワイドレンジな音を体感することができる。
搭載するBluetooth のバージョンは5.1で、Qualcomm社のaptX HDをはじめ、高音質のaptXやAACなど幅広いコーデックに対応しているから、より高音質で音楽や動画を楽しめる。
また、intelliGo社が開発したAIノイズリダクション技術を搭載したことにより、声以外の余計なノイズはカットされるため、快適なコミュニケーションを可能にしている。さらに、耳を塞がないため、通話時は、自分の声が聞こえるため自然に会話をすることができる。
本体の重さは、わずか35gと超軽量だから、長時間の装着でも疲れにくく、自然な装着感を実現している。肌触りのいいシリコン素材と、イヤハンガーとバックバンドには、しなやかで軽量なチタニウムを使用したバンドを採用。圧迫感や蒸れることがなく、耳に掛けるだけで自然にフィットするから、耳が痛くなることもなく、快適な使用が可能だ。
2台のBluetooth機器に同時接続できるマルチポイントに対応しているから、タブレットで動画を観ている時にスマホに着信があっても、接続し直すことなく即座に対応できる。
専用アプリ「Connect」を使えば、「Original」「Bass Boost」「Clea Voice」の3つのプリセットされたイコライザーから好みや気分に合わせて聴きたい音質を選ぶことができる。また、ヘッドホンをなくしてしまった時でも、製品を探す設定があるから、アプリから探し出すことも可能だ。
バッテリー駆動時間は、フル充電時(約2時間)で約20時間の連続再生を可能にしている。急速充電にも対応しており、約10分間の充電でおよそ120分程度の連続再生ができる。充電には、付属のUSB Type-C-USB Type-Aのケーブルを使用して、PCや市販のUSBアダプターなどに繋げば行える。
本体の重さは、約35g。IPX4相当の防滴仕様で、DC3.7Vリチウムイオン電池を内蔵する。約2時間で充電満充電となり、使用可能時間は、連続通話(音楽再生時)で、最大20時間。通話ノイズキャンセリングONの状態で、最大5時間、通話ノイズキャンセリングOFFの情愛で最大約10時間となっている。本体カラーは、ブラックとベージュの2色を用意している。
◆オーディオテクニカ:「ATH-CC500BT」 の公式サイト
※価格は記事作成当時のものです。