【キヤノン】印刷待ち時間を短縮した家庭用インクジェットプリンター 大量印刷でも低ランニングコストを実現したモデルも登場!

ガジェット

キヤノンは、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズから、新モデルとして「XK110」「TS8630」の2モデルと、特大インク容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載した「G3370」「G1330」の2モデル、計4モデルを発売した。

キヤノン
PIXUS XK110、PIXUS TS8630、G3370、G1330

●実売価格:XK110=4万3450円程度、TS8630=3万7000円程度、G3370=3万3600円程度、G1330=2万7000円程度

キヤノンは、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズから、新モデルとして「XK110」「TS8630」の2モデルと、特大インク容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載した「G3370」「G1330」の2モデル、計4モデルを発売した。

「PIXUS XK110」は、タッチパネルに「Switch UI」を新たに採用しており、用途に合わせて「仕事」「学習」「ライフ」などわかり易い名前にカスタマイズしてで3つまで登録することができる。また、カスタマイズした名前のシーンごとに「両面コピー」「クラウドから印刷」など、よく使う機能を3つ選択して登録可能だから、使用シーンに合わせて迷うことなく簡単に使えるようになっている。

PIXUS XK110。ワンタッチで切り替えができる。

専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を使えば、パソコンがなくてもスマホやタブレットから直接プリントすることもできる。また、LINEからであれば、追加アプリなしでも直接プリントすることが可能。

普通紙の連続印刷での「インク乾燥待ち時間」をなくし、印刷速度と画像定着性を両立させており、自動両面印刷では、表面印刷後の「インクを定着させる時間」をなくしたことで、裏面印刷までの待ち時間を短縮するなど、より快適な印刷を実現している。

ビジネスシーンでの使用イメージ。

Wi-Fiとの接続性やセキュリティも向上。新たに無線LAN規格「IEEE802.11ac」に対応したことで、同規格に対応した無線ルーターやスマートデバイスと接続可能。ルーターなどのアクセスポイントとプリンターをつなぐ「無線インフラモード」と、スマートデバイスからのワイヤレス印刷が可能な「無線ダイレクトモード」は 2.4GHz と 5GHz の両周波数に対応しているから、設置環境に応じて選択することができるようになっている。また、 パスワードが漏えいしても通信内容が解読されない「WPA3-Personal」や、ネットワークから情報漏えいさせない「TLS1.3」などのセキュリティにも対応している。

「PIXUS TS8630」は、6色ハイブリッドインクによる高画質写真がプリント可能なモデルで、L判フチなし写真の印刷速度が、従来機種(TS8530)と比べて、約16秒から約10秒に短縮している。

タッチパネルのホーム画面には、「標準モード」に加え、設定を簡素化した「かんたんモード」を採用したことにより、迷うことなくスムーズなコピー・印刷が可能。「コピー」では枚数・濃度・倍率だけを、「はがきコピー」では枚数と濃度だけを設定するシンプルな操作で簡単に使用でき、また、「SD カード印刷」では、用紙サイズと種類の組み合わせに絞って設定項目を表示することで、より簡単なプリントを実現している。

PIXUS TS8630

一方、「GIGA TANK」を搭載した「G3370/G1330」は、低ランニングコストを新デザインの採用により、使いやすさを実現したモデルで、ブラックインクボトル(別売)1本分の容量で、A4用紙約7600ページ、カラーインクボトル(シアン/マゼンダ/イエロー/別売)の場合で約8100ページの大容量印刷が可能。インクコストは、A4モノクロ文書1 ページ当たり約0.4 円(税込み)、A4 カラー文書1ページ当たり約1円(税込み)という低ランニングコストを実現している。

「G3370」は、デザイン面を刷新させており、GIGAシリーズとしては、初となるバックライト付き1.35型液晶パネルを採用。操作性と視認性を向上させている。

G3370

ドキュメントカバーなどユーザーが操作する部分にリブやへこみを付けて、分かりやすい操作部を実現しており、メンテナンスカートリッジやプリントヘッドをユーザー自身で簡単に交換可能(ともに別売)となっている。インク注入口のキャップにバネを付けたことによって、簡単にあけることができる。

インクの補充イメージ。

いずれのモデルも、直感的な操作でプリントやスキャンができるシンプルなUIを採用した、PCアプリ「Canon Inkjet Smart Connect」に対応しており、Windowsパソコンであれば、表示されるガイダンスに沿って操作するだけで、迷うことなく簡単にプリンター本体のセットアップを完了させることができる。

PIXUSシリーズ同様、Wi-Fi 機能は 2.4GHzに加え、「IEEE802.11ac」などの5GHz帯にも対応。パスワードが漏えいしても通信内容が解読されない「WPA3-Personal」や、ネットワークから情報漏えいさせない「TLS1.3」などのセキュリティにも対応している。

G1330

本体サイズは、「PIXUS XK110」が、(約)幅372mm、奥行き345mm、高さ142mm、重さは、6.6kg。モニターは、2.7型TFTカラー液晶モニター(タッチパネル)。給紙方法は、後トレイ・カセット式。給紙可能枚数は、普通紙100枚、ハガキ40枚。本体カラーは、ホワイトのみ。「PIXUS TS8630」は、幅372mm、奥行き345mm、高さ142mm、重さは、6.6kg。モニターは、4.3型TFTカラー液晶モニター(タッチパネル)。給紙方法は、後トレイ・カセット式。給紙可能枚数は、普通紙100枚、はがき40枚。本体カラーは、ブラック、レッド、ホワイトの3色。「G3370」は、幅416mm、奥行き337mm、高さ177mm、重さは6kg。モニターは1.35型液晶モニター。給紙方式は、後トレイ。給紙可能枚数は、普通紙100枚、ハガキ40枚。本体カラーは、ホワイトとブラックの2色。「G1330」は、幅416mm、奥行き330mm、高さ146mm、重さは、4.6kg。モニターは、非搭載。給紙方式は、後トレイ。給紙可能枚数は、普通紙100枚、ハガキ40枚。本体カラーは、ブラックのみとなっている。

◆キヤノン:「PIXUS XK110」「PIXUS TS8630」「G3370」「G1330」 の公式サイト。

※価格は記事作成当時のものです。

スポンサーリンク
ガジェット
シェアする
特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

特選街web編集部をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット