アユートは、韓国のハイレゾオーディオブランド「Astell&Kern」より、ブランド初となるA級アンプを搭載したアナログ・ポータブルアンプ「AK PA10」を発売する。本機は、4.4mm 5極トゥルーバランス入力と、ひずみのないClass-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入したヘッドホンアンプで、カレント及びゲインコントロールに加え、ハードウェア・クロスフィードの搭載によって、純粋なアナログサウンドを楽しめるモデルとなっている。
Astell&Kern
AK PA10
●予想実売価格:9万5000円程度
アユートは、ハイレゾオーディオブランド「Astell&Kern」より、ブランド初となるA級アンプを搭載したアナログ・ポータブルアンプ「AK PA10」を発売する。
本機は、4.4mm 5極トゥルーバランス入力と、ひずみのないClass-A(A級動作)アナログアンプを初めて導入したヘッドホンアンプで、カレント(電流)及びゲインコントロールに加え、ハードウェア・クロスフィードの搭載によって、純粋なアナログサウンドを楽しめるモデルとなっている。
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3.5mm3極アンバランス入出力にも対応しており、より多くの機器と組み合わせて使用することが可能となっている。音源ソースを最大限劣化させずに増幅して出力するため、3.5mm入力時は、3.5mmのみ、4.4mm入力時は、4.4mm出力のみのトゥルー出力になっている。
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本体前面。入出力端子とボリュームを備える。
本機には、Class-A アナログアンプのサウンドをシームレスに再現する、Astell&Kern 独自のアナログボリュームを搭載しており、またクロスフィード、ボリューム、アンプなど、オーディオブロックごとに電源ICを分けて搭載することで、各オーディオICに最適な電力を供給することが可能となっている。これにより、DC-DC 電源の干渉リップルノイズ(電源投入時に発生する波紋状のノイズ)を排除し、音と共に増幅されるノイズを最小限に抑えることができるようになっている。
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本体裏面。
さらにノイズや電磁波がオーディオブロックに影響を与えないよう独自のシールド缶技術を適用しており、アンバランス回路とバランス回路を物理的に分離する設計にすることで、高出力ながらも低ノイズ、低ひずみ化を実現させている。電源には、4200mAhのバッテリーを搭載し、最大約12時間の連続再生が可能なうえ、急速充電にも対応する。
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実際の使用イメージ。
◆Astell&Kern:「AK PA10」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。