【レコルト ホットプレートレビュー】別売オプションプレート3種を2か月使い倒してみた!

調理家電

スタイリッシュ調理家電として人気のレコルトシリーズ。デザインだけでなく機能的にも優れていて、注目度が高まっています。中でもホットプレートは、使いやすいと評価の高い逸品。基本パッケージには、フラットプレートとたこ焼きプレートの2種類が同梱していますが、他にもグリルプレート、セラミックスチーム深鍋、クリアスチーマー3つの別売オプションがあります。どんな魅力があるのか、2ヶ月間にわたって使用したレポートをお届けします。

イベントや日常使いにホットプレートが重宝

一台あるとなにかと便利なホットプレート。焼肉やお好み焼きでイベント的に使うイメージですが、最近はコンロのように卓上で料理を作るなど日常使いする人も増えてきました。
いろいろな商品がありますが、最近すこぶる評判が良いのがレコルトのホットプレートです。

火力が高くてスピーディに加熱ができるほか、コンパクトで扱いやすく、テーブルクッキングにもピッタリ。本体、蓋、プレートを合わせた重さが2.4kgと軽量で、収納場所から出し入れしやすいのも魅力です。筆者は2ヶ月に渡って使用したのですが、その使いやすさに心を掴まれ、ヘビーユースしてしまいました(詳しくはこちらの記事:レコルト本体レポート)

製品の基本パッケージには、フラットプレートとたこ焼きプレートの2種類が同梱していますが、他にもグリルプレート、セラミックスチーム深鍋、クリアスチーマー3つの別売オプションがあり、こちらもいい仕事をしてくれました。この記事では、オプション製品についてレポートします。

左から、グリルプレート、セラミックスチーム深鍋、クリアスチーマー

レコルトってどんな製品?

レコルトとは、デザイン会社のウィナーズが展開するオリジナル調理家電ブランドです。色合いやデザインがスタイリッシュで、家電というよりおしゃれなキッチンアイテムという感じ。手頃な価格ながらしっかりと実力を備えつつ、痒いところに手が届くアイディアが盛り込まれていて、ストレスなく使えるのも人気の秘密と言えるでしょう。

通常のホットプレートやグリル鍋は、ヒーターの上に鉄板や鍋を乗せて温めるスタイルですが、レコルトの製品は、ヒーターとプレートが合体しているのが大きな特徴です。ヒーターの熱が鉄板にダイレクトに伝わるので、従来のホットプレートに比べて予熱時間が短く、高火力で調理が可能。プレートを効率よく温めるため、省エネにも貢献できます。温度調節は、保温・弱火(120~160℃)・中火(160~200℃)・強火(200~250℃)の4段階です。

ヒーターが直接プレートを温める仕組みが大きな特徴

ヒーターがついていながら、プレートを洗剤で丸洗いできるのも画期的です。電源部分もしっかり洗えるので、油の多いメニューを作った日もすみずみまでお手入れOK。コンパクトなボディはシンクで洗いやすく、水切りカゴにも入れやすい大きさになっています。

それでは、オプションのグリルプレート、セラミックスチーム深鍋、クリアスチーマーについての使用感や印象、具体的な用途などを紹介していきましょう。

食卓が盛り上がる!グリルプレート

表面に凹凸のついた波型プレートで、中央の穴から油が落ちる仕組みになっています。フラットプレートでも肉は焼けますが、たくさん焼く場合はどうしても油が貯まるので、焼き肉を楽しみたいなら断然こちら。コンパクトですが、高火力でジャンジャン焼けるので回転が良く、4人でも不足なく使えます。豪快な火力に気を良くして「ステーキも焼いてみようか?」みたいなノリも生まれ、食卓がかなり盛り上がって熱い夜となりました。

また、食材の表面の凹凸の焼き目がつくと、ご馳走感がアップします。牛ステーキはもちろん、蓋を使えば中までしっかり火が通せるから、豚肉や鶏肉のグリル料理もワンランク上の仕上がりに。焼き目が食欲をそそるようで、家族がいつもよりモリモリご飯を食べてくれました。

調理以外にも、揚げ物をリベイクをした時の保温器としても重宝しました。フラットプレートでもできますが、すぐにペーパーが油で滲むので、こちらの方がベタ付きが抑えられる印象です。サクサクの揚げ物が温かいまま食べられ、この使い方はクセになります。

短時間でグツグツ仕上げるセラミックスチーム深鍋

通常のグリル鍋は加熱に時間がかかりがちですが、レコルトの深鍋は出来上がりが早く、ストレスが少ないのが特徴。ガス火並みの高火力で、短時間でもグツグツに仕上げます。
6cmほどの深さがあり、鍋料理やスープなどが作れるのですが、長方形なので具材が広範囲に火がってしまい、見栄えの良く鍋を作るのはコツがいる印象です。具沢山のおでんなどは、よく映えるのではないでしょうか。

この深鍋には、もうひとつ働きがあります。蒸しプレートがついていて、水を入れて蓋をすれば蒸し調理ができるのです。あんまんを蒸したところフワッフワのアッツアツになり、レンジの加熱とは一線を画す仕上がりになりました。フラットプレートとのコラボで、焼きそばと肉まんのあったかブランチをつくってみたりと、楽しい使い方もできます。

予想を裏切る使いやすさ!クリアケース

こちらはプレートではなく、深鍋に乗せて使うスチーム用のパーツです。深鍋単体でも蒸し調理ができるので、クリアケースは不要なのでは? と思っていましたが、これが予想を裏切ってとても便利でした。

というのも、クリアケースを使えば高さが出せて、茶碗蒸しや蒸しケーキなども作れるようになるのです。さらに深鍋の蒸しプレートと併用すれば、上下2段で蒸し調理が可能に。上に茶碗蒸し、下にホットサラダ用の芋や卵をセットしておけば、2品同時に作れて時短になります。

家にも蒸し器はあるのですが、容量が小さくてあまり使っていませんでした。その点クリアケースでは一度でたくさんの量が作れるほか、他の料理の下ごしらえまでできて、かなり得した気分に。なにより実用的で、2ヶ月の間に何度もリピート使用しました。

まとめ

使用する前は「無理に揃える必要はないのでは?」と思っていたオプションたちですが、実際に使ってみると料理のレパートリーが広がり、家族の団欒が増え、食生活が格段に豊かになりました。ただ、ちょっと置き場所を取るので、収納スペースは確保したほうが良いかもしれません。我が家はひとまず床置きで過ごしました。

パッケージが可愛い

最後になりましたが、オプション製品のパッケージがすごくかわいくて、グッときてしまいました。プレゼントも全然ありだと思います。

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諏訪圭伊子(フリーライター)

家電に携わって30余年のアラフィフライター。月刊『特選街』であらゆる家電を詳しくレビューした「我ら!家電体験隊。」の連載を長年担当。様々な家電メーカーの新製品発表会に参加し、最新の情報収集を行う。プライベートでは仕事と家事を切り盛りする2児の母。ママ友に情報を共有するような親しみやすさをモットーに、その家電が暮らしにどう生きるかをイメージできるような、具体的で丁寧な解説を目指している。

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