コロナ禍の約3年、世の中は普通の生活を選択しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。筆者は3年ぶりにフィットネスクラブに再入会しました。しかし、体重は増加、筋力は減少、さらに特定健診ではコレステロールや尿酸などの数値が高すぎると指摘される始末。完全な運動不足なわけです。これらを解決するためのひとつの手段としてコクヨの電動昇降デスク「STNADSIT-W」をご提供いただき導入してみました。これが軽く人生を変えるほどスグレモノだったので、みなさんに紹介します。

執筆者のプロフィール

画像: 執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

時折立って仕事をしたら痩せるのでは?

仕事をしながらコロナ禍で衰えた筋力を取り戻したい!

画像: 組み上げた直後のコクヨ「STANDSIT-W」。上下に昇降させなければ、ちょっと丈夫なデスクといった印象です。

組み上げた直後のコクヨ「STANDSIT-W」。上下に昇降させなければ、ちょっと丈夫なデスクといった印象です。

コロナ禍の約3年、筆者はそれまで通っていたフィットネスクラブも辞め、外出も控え、自宅の机の前で原稿を書いては、そのまま同じモニターでゲームをしたり、映画をみたりと、まあ一日中座って過ごしていました。

おかげで体重は増加、筋力は低下。ほかにやることもないので、飲んだり、食ったりに精を出したせいか、特定健診ではコレステロールや尿酸を指摘される始末…。筆者にとってSTAY HOMEはあまり身体によくなかったわけです。

とはいえ、コロナ禍の生活からスタイルが変わったからといって、1日に何時間も運動のために時間をとれるわけでもありません。そこで筆者が思いついたのは、パソコンでの仕事も、原稿書きも、ゲームもモニターの前で座って行っていることを立ってに変えようというものです。

人間は立っているだけで、座っているときの約2倍近いカロリーを消費するなどともいわれていましたが、最近ではそこまでの差はないというのが通説のようです。それでも、かなり差が少なめの研究結果でも1日6時間で50kcal程度は違いがあるというので、座っているより、立っているほうがカロリー消費が大きいでしょう。

また、立って作業すると前後に揺れたり、足を動かしたりと筋肉を使うことが多く、実際にはさらに多くのカロリーを消費しているそうです。どちらにしても筆者の場合、デスクやモニターの前にいる時間が普通に1日10時間を超えるので、これが毎日となれば、それなりにカロリー消費も期待できるのではないでしょうか。

コロナ禍により低下した筋力を少しでも取り戻すために立っている時間を増やすのと、あわよくばカロリー消費量も増えるといいなと考えてスタンディングで使えるデスクを探したわけです。

信頼性の高い電動昇降デスクを探した結果
コクヨ「STANDSIT-W」を選択

ただし、昇降がワンタッチで可能な電動式であること、また筆者の場合、パソコンにPS4、モニターが3枚などデスクの上に乗せるパソコン機材も多いので、数十kgの重さに耐えられること。

さらに2歳の息子が熱を出して保育園を休んだときも、子どもの様子をみながらリビングで仕事するので、あまり大きすぎないこと。

お茶などをデスクに乗せたまま、昇降することもあるので動作に信頼が置けること。といった条件を満たす電動昇降デスクを探したところ、筆者はコクヨの「STANDSIT-W」に行き着きました。

コクヨの「STANDSIT-W」のスペック

大きさやカラーバリエーションの豊富さ、昇降範囲の広さなどが魅力的

画像: 「STANDSIT-W」の「コントロールレバー」。目立たないが「設定ボタン」や「リマインダーボタン」、表示画面などが集約されています。

「STANDSIT-W」の「コントロールレバー」。目立たないが「設定ボタン」や「リマインダーボタン」、表示画面などが集約されています。

国内有名メーカーのコクヨが日本国内の自社工場で生産しているという「STANDSIT-W」は54,700円〜と格安とはいえない値段設定です。しかし筆者はひかれたのは、コクヨブランドの信用もありますが、大きさやカラーバリエーションの豊富さ。

設置サイズ幅1,000×奥行600mm(天板サイズ:幅950×奥行575mm)、設置サイズ幅1,200×奥行600mm(天板サイズ:幅1,150×奥行575mm)、設置サイズ幅1,200×奥行700mm(天板サイズ:幅1,150×奥行675mm)、設置サイズ幅1,400×奥行700mm(天板サイズ:幅1,350×奥行675mm)の4サイズ。本体(脚部)がブラックとホワイトの2色から選択可能。天板の色はナチュラルオーク、ブラックウォールナット、ホワイトの3色から選べるので24通りの組み合わせから、好きなものを選ぶことができます。

筆者はリビングの片隅に設置して使いますが、モニターを3つ並べるので設置サイズ幅1,200×奥行600mm(天板サイズ:幅1,150×奥行575mm)、本体(脚部)はほかの家具に合わせてホワイト、天板もリビングのほかの家具に合わせて明るいナチュラルオークとしました。使う場所に合わせて、大きさや色を細かく選択できるのはうれしいところです。

また、筆者はパソコンにPS4、3枚のモニターに外付けHDDなど、かなり数の機材をデスクに乗せるので「STANDSIT-W」は耐荷重が約60kgとパソコン機材程度ではまったく問題がないのもいいところです。

障害物検知や指はさみ防止、メモリーやリマインダー機能なども装備されていますが、筆者の目を引いたのは天板の上下昇降範囲が665〜1265mmと幅広いことです。一般的なデスクの高さが約700mmであることを考えると、実は700mm以下にできることが意外と重要です。具体的には使ってみての感想で紹介します。

なお「STANDSIT-W」は組立式ですが、コクヨの公式WEBサイトから、組み立てサービス付きの「ラクラク納品」を選択することもできます。

画像: 「KOKUYO Workstyle Shop」(https://workstyle.kokuyo.co.jp/shop/c/c1221/)から直接「STANDSIT-W」を注文することもできます。

「KOKUYO Workstyle Shop」(https://workstyle.kokuyo.co.jp/shop/c/c1221/)から直接「STANDSIT-W」を注文することもできます。

コクヨ「STANDSIT-W」を実際に組み立ててみた

2人での組み立てが推奨、ひとりでも組み立てられるが時間はそれなりに掛かる

画像: 自宅に到着した「STANDSIT-W」。天板部分と本体部分の2個口でした。重さも大きさもそれなりなので、ある程度の準備をしてお迎えしたいところです。

自宅に到着した「STANDSIT-W」。天板部分と本体部分の2個口でした。重さも大きさもそれなりなので、ある程度の準備をしてお迎えしたいところです。

「STANDSIT-W」は組立式で「STANDSIT-W」の公式ページから購入する場合は、自身で組み立てるパターンと組み立てサービス付きの「ラクラク納品」が選択できます。筆者は調べた限りでは価格差は2,800円です。実際に2人での組み立てが推奨されている「STANDSIT-W」をひとりで組み立てた筆者は、家具などの組み立てが苦手で、そこそこの重さのパーツを取りまわすのに自信がない方は「ラクラク納品」をおすすめします。

「STANDSIT-W」の組み立ては丁寧にマニュアルでも、WEBの動画でも解説されていますし、しっかりと計算されたシンプルのパーツ構成で、自分で用意する工具もプラスドライバー(NO.2)が1本だけです。

解説どおりに行えば、誰でも組み立てられる難易度なのですが、「STANDSIT-W」は予想以上に強度が高いので、ひとつひとつのパーツが重いのです。しかも、これらを傷つけないように丁寧に正確に動かす必要があります。そして接合部の強度を保つためか、組み立て時に使用する六角ボルトの数も30本以上と締め付けるボルトの数も多い。そのため筆者は写真を撮影しながらというプラス条件もありますが、1時間以上の時間を必要としました。それなりに気を使う作業であったりするので、あえて自分で組み立てたいという方以外は「ラクラク納品」を筆者はおすすめします。

ただし、ひとりで組み立てる場合は、梱包材のダンボールを利用する方法などが解説されているなど、組み立てマニュアルの内容などは非常によく考えられたものです。この点もさすがに国内大手メーカーだと感心しました。

画像: ひとりで組み立てる際には、梱包されてきたダンボールを台にする方法が別途解説されているなど、本当に丁寧。しかし、組み立てサービス付きをおすすめします。

ひとりで組み立てる際には、梱包されてきたダンボールを台にする方法が別途解説されているなど、本当に丁寧。しかし、組み立てサービス付きをおすすめします。



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