パンを種から作るってけっこう手間がかかるもの。だからといって冷凍パンを買ってきて温めても、なんか違うのだ。今回は冷凍パン生地をオーブンで焼くだけの『クロワッサン/パン・オ・ショコラ/ミニクロワッサン フランボワーズ』**を焼いて、食べた感想をレポートする。
オーソドックスの良さも、進化系の発見もまた楽しい体験
2023年はいわゆる「進化系クロワッサン」をメディアなどで見かける機会も多かったように、各メーカーから様々なクロワッサンが発売されている。特選街webでは「今週の冷凍食品ニュース」など冷凍食品にも注目しているなか、冷凍クロワッサンの新商品が発売されたというので、取り上げたいと思う。
イオンサヴールが展開する冷凍食品専門店Picard(ピカール)『クロワッサン』(55g/8個入・税込899円・発売中)は、素材はすべてフランス産。1日に最高25,000個売れたというピカールの人気No.1商品で、フランス南西部シャラント県産の AOP 認証発酵バターを100%使用。卵は平飼い鶏に限定し、快適な環境下で飼育されたアニマルウェルフェアに配慮している。
『パン・オ・ショコラ』(70g/6個入・税込849円・発売中)は、小麦粉、砂糖、バター、平飼い卵など、生地の素材はすべてフランス産を使用。チョコレートは、厳選したフランス産とベルギー産を併用している。
『ミニクロワッサン フランボワーズ』(450g/8個入・税込899円・2023年9月1日発売 ※期間限定)は限定フレーバーで、フランボワーズ(野いちご)のバイカラーが目を惹く。素材はスペイン産。
『クロワッサン/パン・オ・ショコラ/ミニクロワッサン フランボワーズ』を焼いて、食べてみた。
調理方法は、いずれもあらかじめオーブンを180℃に温めておき、天板に一定間隔で並べて(クロワッサンはクッキングシートを敷く)中段で焼く。
焼き時間は、『パン・オ・ショコラ』が約22分。『クロワッサン』は20分。『ミニクロワッサン フランボワーズ』は14分。焼き上がったら、約10分ほど冷ましてからいただこう。
『クロワッサン』
焼いてる間オーブンを覗くと、しっかり膨らんでいたので安心した。フランス産のクロワッサンが焼きたてで食べられるって贅沢。バターたっぷりでサクサク、中はふわっと食感。
我が家のオーブンは天井が低めなのか、下段で焼いたが少し焼き過ぎてしまったようだ。次はもう少し時間を短めにするか、温度を下げて調節したいと思う。
『パン・オ・ショコラ』
外はパリパリしていて、中はもちもちタイプだった。チョコチップがたくさん入っていて、溶けた感じがちょうどよく、甘くて幸せな気分になった。
新登場『ミニクロワッサン フランボワーズ』
開封して、本当にきれいなベリー色のストライプが入っていて驚いた。
焼いてみてもきれい。
割ってみても、ベリー色が層をなしていてきれい。目で見てもテンションが上がってしまった。
総評
これまで輸入品や国内産の冷凍クロワッサンを食べてきたが、調理しやすいのが最優先だと感じた。解凍してから焼くタイプのものもあったが、それだと食べるまでに時間がかかってしまって億劫になってしまったので。
しかしピカールは、朝起きたらオーブンで余熱をしかけておけばいいので、ラクだった。しかもおいしい。
注意点としては、冷凍保存時に形を整えつつ保存できるスペースを確保し、焼き終わる少し前に状態を確認すること。そうすることで、よりおいしい焼きたてパンが食べられるのだから。