冷凍食品は進化しており、買った当日に食べる人が増えていることから、パーソナル(個人向け)需要に応えて発売されたのが『三ツ星プレート デミグラスハンバーグ&ナポリタン』だ。
主食と主菜が1袋に入ったプレートの中身は、王道人気の洋食・ハンバーグとナポリタン!
先日「今週の冷凍食品NEWS〜ニチレイ編」にてご紹介した秋冬の新商品の中から、筆者が一番気になった『三ツ星プレート デミグラスハンバーグ&ナポリタン』を実際にレンジアップして食べてみたので、レポートする。
ニチレイフーズ『三ツ星プレート デミグラスハンバーグ&ナポリタン』(300g・税込451円/編集部調べ・2023年9月1日発売)は、主食と主菜が1プレートになった画期的な冷凍食品。種類はほかにも「チキンステーキ&クリームパスタ」「チキン南蛮&ボロネーゼ」があり、3種類とも「三ツ星プレート」シリーズで、パスタとお肉がセットになっている。
同社の調査によると、コロナ禍に外食できずに家で食べる用に買っていた人が今でも継続して買っていることが分かったという。『三ツ星プレート デミグラスハンバーグ&ナポリタン』はそうしたパーソナルユース(個人向け)需要に応えた商品とのこと。
また、パスタは生産拠点の山形工場で作られた「生パスタ」を使用。ハンバーグは、自社製フォン・ド・ボー仕立てのデミグラスソースをかけた一品で、老舗冷食メーカーならではの実績を活かしたワンプレート。
ワンプレートに2種類。レンジでどう調理する?
加熱の際に開封はしないが、ハサミで5cmほど切込みを入れるようにと書いてあるので、やってみる。
次に、袋のまま表面を上にして電子レンジにイン。調理時間は600Wで4分50秒(600Wなら4分50秒)。
製品が2袋送られていたので、うち1袋は状態を見るため開封したところ、このような状態で冷凍されていた。ハンバーグの上にはヒラタケのようなキノコや、上からデミグラスソースがかかっている状態で冷凍されている。付け合わせにブロッコリーとにんじんグラッセがあり、パスタにはソースが絡みタマネギなどの具材も見受けられた。
いざ、試食タイム。いただきます!
レンジ加熱が終わり袋から出したら、すでにお皿に盛り付け済み状態になっていて、様になっていると感じた。
食べてみたら少し冷たい箇所があったので、注意書きどおり10秒間ずつ追加熱を2回ほど行ったら、中まで火が通った。生パスタ特有のもちもち食感だった。冷凍で生パスタが食べられるなんて。ハンバーグは厚みがあり、大好きなデミグラスソースと共に味わえた。
家に居ながら洋食屋さんの人気メニューがレンジ加熱だけで手軽に食べられて、いい時代になった。そういえば昔、今はなき「am/pm(エーエムピーエム)」というコンビニで冷凍弁当がレジ横で大々的に売られていて、斬新だと驚いたものだったが、冷凍食品に求めるものは、今後もどんどん変化していきそうだ。
(2024年3月28日微修正しました)