日本でピザを広めたパイオニア「デルソーレ」が今秋、冷凍食品市場に参入。創立60周年を記念した『HOKKAIDO PIZZA』は、北海道の「ハーベスター八雲」工房で手作りされ、北海道産素材を使った豪華な冷凍ピザ。実際に焼いて食べてレポートする。
北海道産素材を使ったちょっと贅沢な『HOKKAIDO PIZZA』
1964年創業のデルソーレの冷凍ピザ『HOKKAIDO PIZZA』(2023年10月4日発売)は、創業60周年記念第2弾商品で、フレーバーは全部で4種類。
今回、「北海道産チーズの贅沢マルゲリータ」「厳選北海道産チーズのフォルマッジ」「八雲産豚のサルシッチャと粗びきソーセージのピザ」「噴火湾産ベビーホタテとホエー豚ベーコンのバジルピザ」をレビュー紹介用にいただいたので、食べて紹介したい。
デルソーレついて少し紹介すると、「デルソーレ(DEL SOLE)」とは「太陽の恵み」を意味する言葉で、デルソーレが提供している世界各地のパンを展開するブランドのこと。ピザで培った製造技術を応用して、ナン・ピタ・フォカッチャ・トルティーヤといった世界のパンを展開しているという。
北海道産モッツァレラを使用した『HOKKAIDO PIZZA 北海道産チーズの贅沢マルゲリータ』をオーブンレンジで焼いてみた
食べ方は、あらかじめ冷蔵庫なら8時間解凍。室温(25℃)なら約1時間解凍。外袋を外し、オーブントースターなら予熱後、1000Wで約5〜7分。オーブンなら250℃予熱後、250℃で約6〜8分。なお、電子レンジ調理は不可。
筆者の場合は室温で1時間近く解凍してから、オーブン調理。温めの目安としては、チーズ全体が泡立って、少し焦げ目がついたらいい頃合いのようだ。
『HOKKAIDO PIZZA 北海道産チーズの贅沢マルゲリータ』(1枚入・縦310×横290×高さ28mm・税込1,620円)は、モッツァレラやナチュラルチーズなどの北海道産チーズを使用し、セミドライチェリートマトをトッピングした一品だ。
ピザの基本とも言えるマルゲリータから頂いたが、もっちりとしたピザ生地がおいしい! オリジナルのトマトソースや、フレッシュバジルとオリーブオイルのいい香りも印象的だった。
『HOKKAIDO PIZZA 噴火湾産ベビーホタテとホエー豚ベーコンのバジルピザ』
『HOKKAIDO PIZZA 噴火湾産ベビーホタテとホエー豚ベーコンのバジルピザ』(1枚入・縦310×横290×高さ28mm・税込1,620円)は、バジルソースに醤油麹でマリネした噴火湾産ベビーホタテ、ホエー豚のベーコン、チェリートマト、カラマタオリーブをトッピングしたもの。
ホタテは小さいながらもたくさん入っていて、シーフード感がたっぷり味わえた。さらに、ベーコンとチェリートマトとのハーモニーがよく、おいしかった。
7種のチーズをトッピングした『HOKKAIDO PIZZA 厳選北海道産チーズのフォルマッジ』
『HOKKAI DO PIZZA厳選北海道産チーズのフォルマッジ』(1枚入・縦310×横290×高さ28mm・税込1,620円)は、チェダー、ゴーダ、パルメザン、モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、グラナパダーノ、マスカルポーネの7種のチーズをトッピング。生クリームやモッツアレラチーズなどは北海道産を使用している。
宅配ピザもチルドピザも必ずチーズ増しする筆者のような、チーズ大好き派向けのピザ。ゴルゴンゾーラも香り、濃厚リッチなチーズがふんだんに味わえて大満足!
『HOKKAIDO PIZZA 八雲産豚のサルシッチャと粗びきソーセージのピザ』
『HOKKAIDO PIZZA 厳選北海道産チーズのフォルマッジ』(1枚入・縦310×横290×高さ28mm・税込1,782円)は、自家製サルシッチャ、ブラックペッパーのスパイスが効いた八雲豚の粗びきソーセージとハーブ、アスパラ、セミドライチェリートマトをのせた、ボリューム感のあるピザ。
サルシッチャとは、加熱していない生ソーセージで、イタリア語で腸詰めのことをいうようだ。粗挽きソーセージやサルシッチャは歯ごたえがあって、予想を上回る肉肉しさに驚きながら、おいしく頂いた。
どれもお店レベルのフィーリングは伝わってきたので、成功としよう。
北海道・八雲町といえば、今は亡き父の会社の工場があったので、「ハーベスター 八雲」の風景を見ながら、よく出張に行っていたなあと思いつつ北海道の恵みを味わったのだった。ごちそうさまでした。
入手はオンラインショップのほか、高級スーパーや百貨店などで可能だ。