【レビュー】初心者でも操作が簡単!壁さえあれば寝ながら大画面で楽しめる『M1 Pro LED モバイルプロジェクター』

レビュー

軽量・コンパクトで持ち運び可能、三脚も必要なし、天井まで投影ができるViewSonicのモバイルLEDプロジェクター『M1 Pro』。本機は2022年10月発売で翌年の「iF デザイン・アワード 2023」を受賞品。世界三代デザイン賞を勝ち取ったプロジェクターとは一体どんなものなのか。機械がすごく得意、というわけではないプロジェクター初心者の筆者でも、使えるのか? プロジェクターをお借りしましたのでその機能や使い心地を紹介します。

無駄をなくしたスタイリッシュなデザイン

シンプルでスタイリッシュな見た目のViewSonicのモバイルLEDプロジェクター『M1 Pro』(18.2x14x6.2cm/約950g・実勢価格 税込79,800円・2022年10月24日発売)

スマートスタンド式でスタンドを回転させると自動的に電源が入る仕様。電源をオフにしているときはスタンドの底部分はレンズを守る蓋の役割も果たしてくれます。

表面はおしゃれなメッシュ地を採用。明るめのシルバーなのでどんなインテリアに馴染みやすい印象。

 

いつでもどこでも壁さえあれば映像が大画面で楽しめる

天井に取り付けるタイプはちょっとした設置工事が必要でその後動かすことができないため、投影される部屋や壁をじっくり考えなくてはいけません。こちらはいつでもどこでも壁さえあれば映像が楽しめます。

投影角度が簡単に調節できて壁に、天井に、床に、たとえ斜めになった屋根裏でも投影ができるのがポイント。

 

角度や投影距離よって生じた画面のゆがみを自動で補正してくれるので電源を付けたらすぐに見たいものが見ることができます。真正面の壁に写すのならだいたい自動調節で事足りました。

 

天井に写してみました。これならごろ寝しながら、なんのストレスもなく大画面が目に飛び込んできます。これはなんと贅沢……。

ちなみに斜め横の壁にも写すことができます。

天井や斜めから写す際は自動調節では対応できないので画面の四隅を手動で調節しました。
この調節もとても簡単。説明書がなくても画面に操作説明がでてくれるのでなんとなく、感覚で操作ができます。

四隅調節は長方形になるように、真ん中の円が正円になるように調節します。

 

どのくらいきれいな映像が見られるか

真っ暗な部屋と、照明を消して遮光カーテンをしめた昼間の部屋で投写してみました。

上の写真は夜、照明を消して真っ暗な状態

上の写真は昼間、照明を消して遮光カーテンをしめた状態。

 

『M1 Pro』は明るさは600LEDルーメン、色の再現性10億7000万色、コントラスト比(画面で表示できる白黒の両極端の間の比率。差が大きいほどくっきりした画質になる)は120,000:1、解像度はHD(1280×720)でかなりシャープで鮮明な映像が楽しめます。

明るい場所に投影するとそれだけ映像が見えづらくなります。作業をしながら、パーティで食事をしながら、屋外BBQでBGMがわりに流しておくには十分ですが、じっくり、くっきり映像を楽しみたいなら昼間でもなるべく暗くなるように屋内で照明を消して遮光カーテンなどをしめておくのがベストだと感じました。

 

気になる音質・バッテリー

優れた音響技術で定評のある米国オーディオ機器の老舗ブランド、「Harman Kardon®︎(ハーマンカードン)」によるチューニングを施した3W+3Wステレオスピーカーが内蔵。高音も低音もクリアに聞こえるので、より没入感を味わえます。

また、バッテリーも内臓しているので「バッテリー節約モード」では、電源のない場所でも約4.4時間見られます。モバイルバッテリーからも充電できるので屋外でも安心して使えるのが嬉しい。

※少なくとも45W(15V/3A)出力で、PowerDelivery(PD)規格に対応したバッテリーが必要。

 

本体だけでも動画配信サービスが楽しめる

本体だけでもNetflix、Amazon prime video、Disney+、YouTube、各種動画配信サービスなどが利用可能。

こちらが視聴できるサービス一覧です。

米国製なので海外配信サービスが多いかなと感じました。

これを機に新しい動画配信サービスを試してみるのも面白そう。

 

「Fire TV stick」で本体にない動画配信サービスも楽しめる

『M1 Pro』は本体にHDMIポートがついているのでいろいろつけて、どんなことができるか試してみました。

 

筆者はいつもテレビで「Fire TV stick」を使って各種動画配信を見ていますが、これを『M1 Pro』に差し込んでみます。サイドのカバーを開けてHDMIの差し込み口に入れるだけ。いつもの設定でいろいろな配信サービスが楽しめます。

『M1 Pro』のアプリセンターには筆者がいつも見ている動画配信サービスがなかったのですが「Fire TV stick」を使って解決。

 

Blu-rayレコーダーを繋いで大画面で推しを眺められる

レコーダーも繋げられるので手持ちのDVDやBlu-rayがプロジェクターで再生可能。好きな映画やドラマやライブ映像が大画面で楽しめます。

 

Nintendo Switchを繋げば迫力満点のゲームがプレイできる

人気のNintendo Switchも繋げられます。有線なのでもちろん遅延もなく、快適に大迫力でゲームが楽しめる。

※こちら本体のカラー・柄が一般的なものと違いますがNintendo Switchです。

 

入出力ポートが充実しているので多彩な使い方ができる

上記ではHDMIの入力の例をお伝えしましたが、それだけでなくUSB Type C(DC 電源入力)、音声出力(3.5mmジャック)、USB Type C、HDMI、USB Type Aが搭載。それだけこのプロジェクターの使い道が広がり、魅力が広がっていきます。

 

スマホもミラーリングできる

同じWi-Fiに接続していればスマートフォンのミラーリングもできます。スマホで撮影した思い出の動画だったり、アプリゲームだったりが大画面で投影できるのは嬉しい。ミラーリングをするのにスマホにアプリをダウンロードする、などのワンクッションがないのも魅力。(iPhone 13、iOS17.2.1を使用)

 

本体、コードが収納できる専用バッグ付きで持ち運びも◎

しっかりハードな専用ケースが付いています。これなら旅行やビジネスでのホテル内にも、キャンプにも、友達の家に行くのにも楽に持ち運びができます。また、使用しないときはこのケースにしまっておけるので収納面でも優秀です。

プロジェクター、コードとリモコンがそれぞれ分かれて、くぼみにぴったりとおさまるので、中で動かず安心。

こんなにコンパクトにまとまる。

 

自宅でゆっくり、友人宅に持って行ってワイワイ、旅行先で、仕事のプレゼンに、いろいろな用途で楽しめそうな夢の『M1 Pro』。機能が魅力的なだけでなく、操作がシンプルなので初心者の方もおすすめです。

ViewSonic『M1 Pro LED モバイルプロジェクター』公式サイト

Amazon ViewSonicストア『M1 Pro LED モバイルプロジェクター』

 

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