レコルトから、かわいさと実用度が満点のトースターが登場しました。5月末に新しく発売されたレコルト『スライドラックトースター』は、テレビみたいな形をしたデザインに、使いやすくて気の利いた工夫が乗っかったニューフェース。製品発表会からその魅力をレポートします!
パッと見トースターには見えないデザイン性
まずは写真を見てください。昭和のブラウン管テレビのようなデザインのレコルト『スライドラックトースターRSR-2LE』(約幅27.0× 奥行35.0×高さ37.5cm/脚は取り外し可能/本体のみ約3.7kg・税込16,500円・2024年5月末発売)。レトロでチャーミングな佇まいに、グッとくる人も多いのではないでしょうか。そもそもトースターは1日の稼働時間が数分〜十分ほどで、使っていない時間の方が圧倒的に長い家電。だったらオシャレにしてインテリアとしても楽しもうというのがレコルトの試みです。
クリームホワイトとブラックの2色展開
シックなデザインは、キッチンはもちろん家具との相性も抜群。発表会では「アドレスフリーなキッチン家電」という言葉が出ていましたが、生活スタイルに合わせて置き場所を自由に選ぼうというのは、なかなか魅力的な提案です。トースターをリビングに置くことで、台所の空きスペースに別の調理家電を導入するなど、調理環境の充実にも繋がりそうです。
焼き加減を自動調節!冷凍トーストもふわふわカリカリに仕上げてくれる
クラシカルな見た目ですが、中身はハイテク仕様になっています。内部には温度センサーとマイコンを搭載し、温度を測りながら上下4本の赤外線ヒーターを調節して、焼き加減を自動制御してくれます。そのため温度や時間を設定しなくても、トーストや惣菜パンなどボタンを押すだけでおいしく焼き上げOK。マイコン制御のモードは、トースト、冷凍トースト、デリ、冷凍リベイク、180℃、220℃の6つで、180℃モードはクッキーやマフィン、220℃モードはグラタンや冷凍ピザが焼けるなど、オーブン料理にも使えますよ。
ふわふわカリカリの「トーストモード」。焼き色をつけて、中までしっかりあたためる「冷凍トーストモード」
イチオシの「デリモード」はバゲットやクロワッサンなどの焼き加減の調整が難しいパンや、具材の入った惣菜パンなど、厚みのあるパンに。パンのおいしさはそのままに、丁寧に温め直しができる「冷凍リベイクモード」
クッキーも焼けちゃう「180℃モード」。最高温度の「220℃モード」は冷凍ピザやグラタン、お餅などを焼くときに
スムーズでスマートに調理ができる「スライドラック」
機能面で最も特徴的なのは、名前にもなっている「スライドラック」。プレートに取っ手がついており、両側の持ち手を握って手前にスライドさせれば、食材を乗せたまま引き出すことができます。
持ち手は熱くならないので、できたてのチーズトーストもすぐに取り出せて熱々のままテーブルへ。パンを乗せる→焼く→取り出すといった一連の動作がスムーズにできるので、朝の忙しい時間も手際よく調理が進みます。
パンに具材を乗せたらそのままスライドしてトースターにinできる!
いろいろ外れます!掃除も楽ちん
食パンを前後に並べる構造で、幅を取らないスリムな設計。奥の方の掃除が大変そうですが、背面ドアがパカッと開くので隅々まで掃除しやすくなっています。また、下部のパンくずトレイも引き抜いて丸洗いできる着脱式です。
本体についている脚はデザイン的な意味合いが強い一方、高さがあることで中が見やすかったり、屈まずにすむといったメリットも。下に空いたスペースは小物置き場として活用できます。ここにすっぽり収まるサイズのブレッドケースも、別売で用意されているのが心にくいですね。
まとめ
発表会ではトーストとクロワッサンの試食がありましたが、どちらも表面がサクッと、中がしっとりした仕上がりでした。実力もありながらいろんな配慮が行き届いた好感の持てる一台。特設サイトもかわいいですよ!
|
|