【2024年】発売10年目のホットクック最新機種はどれだけ進化しているのか

調理家電

ほったらかしで調理ができ、料理の負担を格段に軽減するシャープの水なし自動調理鍋『ヘルシオ ホットクック』。3年ぶりにリリースされた新製品は、時短調理が強化されました。メニューも充実して、より日常的に使える一台に。新製品発表会からその中身をレポートします。最後にはホットクックが体験できるイベントもご紹介しますよ。

ホットクックが永く愛されてきた秘密は?


今年で10年目を迎えるシャープのホットクックは、数ある自動調理鍋の中でもトップクラスのシェアを誇る人気製品です。購入者からの反応もよく、生活に取り入れることで「外食が減って費用対効果が抜群」、「生活にゆとりが生まれた」「子供と接する時間が増えた」などの声が寄せられているとか。週に3回以上使っているユーザーが6割、満足度も約9割と高い評価を受けています。

 

そんなホットクックが、より日常的に使えるように進化したのが今回の新製品です。ポイントごとに見てみましょう。


2024年8月発売のホットクック新製品
左 KN-HW24H たっぷり作れる2~6人用。週末の作り置きにもぴったり

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

SHARP シャープ 水なし自動調理鍋 ヘルシオ ホットクック KN-HW24H
価格:77,000円(税込、送料別) (2024/9/9時点)

 

右 KN-HW16H 使い勝手のよい2~4人用

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

SHARP シャープ 水なし自動調理鍋 ヘルシオ ホットクック KN-HW16H
価格:66,000円(税込、送料別) (2024/9/9時点)

 

 

混ぜる能力アップで調理時間を短縮

ホットクックは、加熱中に「まぜ技ユニット」と呼ばれる2本の棒で食材をかきまぜるのが大きな特徴です。少なめの調味料でも中まで味がしっかりしみ込むほか、麺類や炒め物も調理が可能になっています。新製品では、そのまぜ技ユニットの能力がアップして調理の時短が可能になりました。

具体的には、かき混ぜ構造のベルト幅を広くしたりローラー部品を追加することで、モーターからの力をより活用できるようになったとのこと。従来機では食材に火が通って少ししんなりしてからかき混ぜていましたが、新製品では火が通る前からかき混ぜられるようになりました。

 

ベルト幅やローラー部品を追加した新製品

 

確かにフライパンでも、生の状態より火が通り少ししんなりした方が、食材をかき混ぜやすいですよね。

シャープ公式動画「まぜ技」

 

下の写真のサーモグラフィーは、どちらも麻婆茄子調理開始8分30秒の状態です。従来機(左)ではまだ冷たく、新製品(右)では加熱が進んでいるのが確認できます。このように、生の状態からかき混ぜを始めることで食材全体により速く熱を伝えられるようになり、炒め物の調理時間を最大約30%短縮できるようになりました。

 

パパッと作れる短時間メニュー&炊飯メニューの充実

まぜ技ユニットの進化に合わせて、2人分の料理が10~15分で作れる「パパッとおかず」メニューも新搭載しています。これまでも短時間で作れる副菜メニューはありましたが、新製品ではチンジャオロースーやえびのチリソースなど主菜もカバー。帰宅後に短時間で調理したいときに嬉しい機能です。

会場では「パパッとおかず」で作れる「えびのチリソース」「チンジャオロースー」「厚揚げの肉みそあえ」「ウインナーと冷凍ポテトのマスタード炒め」の試食が。どれもしっかり味が染み込んで、ご飯によく合います。

 

ご飯といえば、新製品は炊飯メニューも充実しています。従来モデルでは本体搭載の炊飯メニューが「ごはん」と「おかゆ」の2メニューだったところ、新製品では「赤飯」「炊きこみごはん」「玄米ごはん」など9メニューになりました。「無洗米」「早炊き」「ふっくら」「しゃっきり」といった炊き方も選べるようになって、炊飯方面もしっかりアプローチします。

 

手動調理のノウハウが詰まった「手動調理活用術」を提供

ホットクックは、加熱方法や加熱時間があらかじめセットされた自動調理メニューが650以上用意されています。しかしそれ以外の料理、例えば「冷蔵庫の残り物で炒め物を作りたい」といったメニューも「手動調理→炒める→○分」と設定すれば、ほったらかしで作ることができます。

以下の公式サイトから見られる動画より

 

「手動調理活用術」では、そんな手動調理を上手に使いこなすためのノウハウやポイントを公開。「水分の多い食材を下に入れる」「水の量の目安はレシピの2/3でOK」など調理のコツが具体的に記載されており、これまで手動調理を試していなかった人も気軽にチャレンジできるようになりました。なお手動調理活用術は、今回の新製品以外のホットクックでも活用できます。

 

ホットクックの手動調理活用術(https://jp.sharp/hotcook/movie/library/tutorial/h01.html)

 

新機種は人にさらに寄り添った進化だった

自動調理鍋というと煮物やカレーなど煮込み系のメニューを想像しますが、新型ホットクックは時短調理から炊飯メニュー、冷蔵庫の中の残り物を使ったお手軽料理など多彩なメニューにアプローチしており、一台あれば食卓がかなり賄える仕上がりになっています。別売アクセサリーの「もっとクック」を使えば、本格的なお店の味もお家で再現が可能に(新製品では2.4LタイプのKN-HW24Hのみ対応)。10月にはヘルシオやホットクックの料理が楽しめる期間限定カフェをオープン予定とのことなので、気になる人はここで味をチェックするのもアリかもです!

 

 

ヘルシオやホットクックが体感できる「HEALSIO CAFÉ」を期間限定でオープン・予約も受付中!

実際に見て触って作って食べられる、ヘルシオ・ホットクックを愛用しているよ!という方はファンミーティングイベントも!また、ちょっと気になってるけど安い買い物ではないから慎重になっているよ、という方も楽しめる企画が満載。ぜひお越しください♪

 

■ 開催期間: 2024年10月5日(土)〜 10月13日(日)10:30〜17:00(最終受付 16:00)
■ 開催場所: MY食堂 ホール&キッチン(東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH) 常盤橋タワー3F )
■ 来店方法: 特設ウェブサイトからご予約をお願いします。
< HEALSIO CAFE 特設サイト> https://jp.sharp/range/healsio_20years/healsio_cafe/

 

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諏訪圭伊子(フリーライター)

家電に携わって30余年のアラフィフライター。月刊『特選街』であらゆる家電を詳しくレビューした「我ら!家電体験隊。」の連載を長年担当。様々な家電メーカーの新製品発表会に参加し、最新の情報収集を行う。プライベートでは仕事と家事を切り盛りする2児の母。ママ友に情報を共有するような親しみやすさをモットーに、その家電が暮らしにどう生きるかをイメージできるような、具体的で丁寧な解説を目指している。

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