令和の編み物ブーム、皆さんは何を編んでいますか? 次に何を編もうかなと考えているあなたに。本物のお花のようなフォルムが可愛い「ニットフラワー」はいかがでしょうか。難しそうに見えるかもしれないけれど、実は初心者さんでも編める手軽さです。用意する材料や作り方を、実際に編みながらご紹介していきます。
楽しい編み物、次は何を編んでみる?

Z世代やSNSを中心に編み物ブームが続いています。特にかぎ針編みは初心者さんでも始めやすいジャンル。材料も100円ショップなどで手軽に手に入ります。簡単な小物であれば、短時間で編むことができるので達成感も得られやすく、近年はデジタルデトックスの一環としても編み物が人気です。
初心者さんでも大丈夫! かぎ針と糸で作るニットフラワー

『ニットフラワーのある暮らし』(ブティック社・税込1,650円・2025年12月10日発売)
今回ご紹介するのはかぎ針と糸で作る「ニットフラワー」です。立体的なお花を編むのはなんだか大変そう…と思うかもしれませんが、初心者さんでも大丈夫。花びらや葉のパーツを編んで組み立てていくのですが、それぞれのパーツは簡単です。基本的な細編みや長編みさえ出来れば編むことができます。

掲載しているお花は、チューリップ、バラ、ミモザ、すずらん、スイートピー、ガーベラなど。
お部屋がパッと明るくなる、カラフルでかわいいかぎ針編みのお花たち。書籍では、インスタグラムで人気の「hatsumi ishii」さんが編み上げる、色とりどりのニットフラワーをたっぷり掲載されています。花束みたいに飾ったり、鉢植えやブローチにアレンジしたり…楽しみ方もいろいろ。
書籍だからこそ、編み方がしっかり分かる

他のお花とも相性ぴったりのデイジーのみ、編み方のステップが写真つきで丁寧に解説されています。

葉にはワイヤーを用いますが、基本となるデイジーの葉の編み方が分かれば、他の葉も編み図の通りに編めばいいだけです。もちろんすべてのお花に編み図が掲載されています。最後のページには、かぎ針編みの基礎テクニックなど、編み図の見方や編み方がイラスト付きで掲載されているので、もし分からなくなった場合はすぐに確認できます。手元と照らし合わせながら写真やイラストでじっくり確認できるのが書籍のいいところです。
ニットフラワー「バラ」を編んでみよう!

今回は書籍より「バラ」に挑戦してみたいと思います。
糸選びのコツ:好きな色で編んで、お花を咲かせよう!

まずは糸選び。書籍では中細~並太程度のコットン糸をメインに使用しています。もちろん、使用する糸はお好みの材質で構いません。ウール入りのものでも可愛く作れると思います。「バラ」は、糸や色に統一感がある方が綺麗な仕上がりになりそうです。こういう場合は同じシリーズの糸の中から数色を選んでみましょう。出来上がりのお花をイメージしながら、色の組み合わせを考えると色選びはうまくいきます。今回はくすみカラーで揃えてみました。
糸玉のラベルを確認しよう

購入する時は糸玉のラベルを確認するのを忘れずに! 素材、1玉の重さと糸の長さなどの記載があります。今回選んだ糸の素材は綿100%、かぎ針は3~5号のものを使います。
ニットフラワーに必要な道具と材料

ニットフラワーには、他にも道具が必要です。お花を立体的に組み立てていくので、葉の部分に地巻きワイヤー、茎の部分に造花用のフラワーワイヤー(支柱用)が必要になります。これらは手芸専門店で手に入ります。パーツを貼り合わせて作っていくので、ボンドやグルーガンも必須です。その他には、ワイヤーをカットしたり曲げたりするときに使うニッパーやペンチ、手芸わたを使うお花もあります。
まずは花びらを編もう

バラは花びらを1枚ずつ重ねて作っていきます。枚数は必要だけど、1枚を編むのはとても簡単。書籍には編み図も大きく記載されているので分かりやすかったです。細編み、長編み、長々編みを組み合わせて編んでいきます。
葉・がくを編もう

葉を編むときに地巻きワイヤーを使います。地巻きワイヤーは造花用のワイヤーで表面に紙が巻いてあるもの。ワイヤーを使うのは難しいかなと思っていたのですが、挟みながら編むだけなので思っているよりも簡単でした。

編み終わったら、糸端をワイヤーに巻いておきましょう。ワイヤーが入っていることで、葉の形が整います。
バラの花のパーツが編めた!

画像は、バラのパーツをすべて編み終えたところです。大きな花びら5枚、小さな花びら6枚、葉3枚、がく1枚。慣れてくるとそれぞれあっという間に編めます。毎日1~2枚ずつの花びらをコツコツ編んでいきました。1枚分だったらサクッと編める分量なので、気分転換したい時などにも丁度よかったです。
完成間近、あとはパーツを組みたてるだけ!茎にはしっかりとしたワイヤーを

パーツが編めたら、あとは組み立てるだけ。ここで必要になるのは茎となるフラワーワイヤーです。茎の部分には、ビニールコーティングされた支柱用のワイヤーを使います。書籍では、太さ2.2㎜×長さ30㎝のフラワーワイヤーが使われていました。手に入りにくい場合は100円ショップの造花を購入して、花をカットし、茎の部分だけを使うといった方法でも代用できます。
筆者はワイヤーを数本重ねて、さらに竹串で支柱を代用しました。花びらを11枚重ねるので、ボリュームと重さがあります。お花を支えるために、茎となる支柱にはある程度の太さと強度が必要です。

グルーガンで花びらをバランスよくつけていきましょう。冷えればすぐに固まるグルーガンを使うことで、花びらを固定しやすく作業しやすいと思います。

花びら11枚をつけたところです。ボリュームがあって、これだけでも可愛い!

がくと葉もつけて仕上げていきましょう。

茎の部分は糸を巻いてグルーガンでとめます。
ニットフラワーの作り方
1.花びらを編む
2.葉・がくを編む
3.組みたて
といった流れになります。
ニットの優しい風合いが可愛すぎる

ニットフラワー「バラ」の出来上がり! くすみカラーを選んだことで、やさしい色合いに仕上がりました。自分好みのバラの花になったので大満足。ニットの風合いが優しくて、存在感もあり癒されます。

ビビットカラーで真っ赤なバラにしたり、パステルカラーのバラにしたり、同じお花でも表情を変えることが出来ます。カラーや糸の種類など、自由にアレンジできるのも醍醐味ですね。
まとめ:思っている以上に簡単に作れるニットフラワーは初心者さんにもおすすめ!自分好みのカラーで編んでみよう

インテリアとして飾るのはもちろんのこと、水やりなどの手間がないので、いくつかのお花を組み合わせニットフラワーブーケとして贈るのも人気のようです。

最近ではニューボーンフォトや月齢フォトなどにもニット小物が用いられており、撮影小物として編むのもいいかもしれません。ホワイトカラーで仕上げればウェディングシーンなどにも映えそうです。毎日少しずつパーツを編みながら、色んなお花をお部屋に咲かせていくのも楽しいでしょう。

初心者さんにも作りやすい、かぎ針で編めるニットフラワー。ぜひ楽しく編んでみてくださいね。

今回使用した『ニットフラワーのある暮らし』(ブティック社・税込1,650円・2025年12月10日発売)。公式サイト https://www.boutique-sha.co.jp/40063/

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