運動会の写真撮影は我が子のどアップだけで十分!OM SYSTEM「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」でうちの子だけを撮りまくる

レビュー

OM SYSTEMの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」は1本で24〜400mm相当をカバーする高倍率ズームレンズ。これにデジタルテレコンを併用すれば800mm相当までカバーするので息子の運動会を我が子のどアップを撮りまくってきました。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9m2の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

続きを読む

24〜400mm相当をカバーする「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」

プロ機の「OM-1 Mark II」と組み合わせても約1kgと超軽量!

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」と「OM-1 Mark II」の組み合わせ。重さは約1,054g。わずかに1kgを超えるが取り回しは非常にいい。

 

普段から、野生動物や野鳥の撮影をしていると、超望遠レンズになれすぎて、レンズとボディで3kgを切ればかなり軽い! 2kgを切ったら超軽い! などと思ってしまうのですが……。先日妻に「そのカメラとレンズは非常識なくらい重いし大きいから」と指摘されたわけです。保育園の運動会でも、発表会でもかなり浮いているとも。

 

そこで、今年の運動会は普通に目立たず、妻でも使えるくらい軽くて小さいレンズとカメラで、うちの子だけを超アップで撮影したいと考えた訳です。そんなときに頼りになるのがマイクロフォーサーズ規格を採用したOM SYSTEM(2021年にOLYMPUSから映像部門が独立してできたOLYMPUSのDNAを引き継いでいるブランド)。

 

OM SYSTEMのプロ・ハイアマチュア向けハイエンドカメラボディである「OM-1 Mark II」(実勢価格:27万円前後)で約599g(CIPA準拠、付属充電池およびメモリーカード含む、アイカップなし)と35mm判フルサイズのプロ向けカメラに比べて圧倒的に軽い。また、同じOM SYSTEMのコンパクトで洗練されたデザインが人気の「PEN E-P7」(実勢価格:10万円前後)なら約337g(CIPA準拠、付属充電池およびメモリーカード含む)と、さらに軽量コンパクトです。

写真左が「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」。写真右は筆者が普段愛用している超高性能なF2.8通しの24-70mmの標準ズームレンズ。大きさの差がすごい。

 

これらのカメラボディに組み合わせて、妻の「レンズ交換もしたくない」という要望にも、こたえられるレンズとしてセレクトしたのが「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」(実勢価格:11万円前後)です。35mm判フルサイズ換算で24mm〜400mm相当、ズーム倍率で16.6倍をカバーする超高倍率ズームレンズで、広角端の24mm相当で開放F値は3.5、望遠端の400mm相当でも開放F値は6.3とかなり明るいのですが、重量は約455g。ちょっと驚くほど軽いのです。

 

今回筆者が使用した「OM-1 Mark II」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」の組み合わせなら約599g+約455gで約1,054g。わずかに1kgを超えますが、それでもかなり軽い。「PEN E-P7」との組み合わせなら約792gとかなり余裕で1kgを切ってくるわけです。しかも広角の24mm相当から超望遠域の400mm相当までを1本でカバーしてくれるので、レンズ交換の必要もほぼありません。

そんな「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」と「OM-1 Mark II」の組み合わせで、筆者は息子の4歳の運動会を撮影することに決めたのです。こんな軽くてコンパクトなカメラ機材で息子の運動会に向かうのは、はじめてで逆にちょっと緊張しました。

「デジタルテレコン」機能を使えば800mm相当までを1本でカバー

使ったことがないという方も多いかもしれませんが、動くものを撮影するなら圧倒的におすすめなのが「シャッター速度優先AE(S)」モードです。

 

運動会撮影に成功する最大のポイントは、事前のカメラ設定だと筆者は思っています。可能ならば、前日の晩に、遅くても運動会当日の朝には、運動会向けのカメラの設定を変更しておくことをおすすめします。筆者の場合は、だいたい下記のカメラ設定を変更します。メーカーなどが異なっても設定の基本はほぼ同じです。

 

・撮影モードは「シャッター速度優先AE(SかTvモード)」
・シャッター速度は1/500〜1/1,000くらい
・ISO感度は「オート」
・ホワイトバランスは「オート(AWB)」
・露出補正(+/−)は+0.7〜1.0EV
・連続撮影は「高速連写」
・AF方式は「C-AF(コンティニアスやサーボAF)」

 

筆者はほとんどのメーカーのカメラで運動会では上記のように設定を変更しています。そして、今回使用した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」と「OM-1 Mark II」の組み合わせでは、さらに2つ重要な設定を行っています。

便利過ぎて、一度使うと戻ることのできなくなる「被写体検出」AF機能。筆者はすでに被写体検出AF機能のないカメラを使うのはかなり気が進みません。

 

1つは「被写体検出」。「OM-1 Mark II」はディープラーニング技術を活用し開発したAI被写体認識AFが利用でき、画面内の人物、クルマやオートバイ、飛行機やヘリコプター、電車や汽車、鳥、犬や猫を検出してAFを合わせることができます。運動会では当然「被写体検出」を「人物」に設定。さらに筆者は「瞳検出枠表示」を「On」にして、顔検出時や被写体検出時に瞳やコックピットなどの細かい検出枠が表示されるようにしています。また、基本運動会は息子のアップの撮影が目的なので、筆者よりもはるかに素早い「OM-1 Mark II」の「被写体検出」に頼り切って撮影するため「AFターゲットモード」は「All」です。

「2.その他の撮影機能」に入っている「デジタルテレコン」機能。使っていない方も多いとは思いますが、とても便利です。

 

2つめは「デジタルテレコン」。画像の中央部を切り出してレンズの焦点距離の2倍相当の画角の画像を得る機能です。デジタル補完なので画質が劣化すると嫌う方もいるのですが、OM SYSTEMの「デジタルテレコン」は画像処理エンジンでデジタル補間するので、予想以上に画質は良好。実際、この記事のトップの写真は「デジタルテレコン」を使って800mm相当で撮影しています。「デジタルテレコン」を「On」にすれば「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」を48mm〜800mm相当のズームレンズとして活用できるメリットは計り知れません。

とても簡単にボタン機能をカスタマイズできるのも「OM-1 Mark II」のプロ機たるゆえんです。このあたりの使いやすさも大きなアドバンテージといえます。

 

しかも「OM-1 Mark II」は「ボタン機能」メニューから簡単に「デジタルテレコン」の機能をボタンに割り振ることができます。筆者は「AEL」ボタンに「デジタルテレコン」を割り振ったのですが、ボタンを押すだけで「On」「Off」できるのでびっくりするくらい便利なのです。運動会の前にはぜひ設定しておきたい機能になっています。

 

35mm判フルサイズの標準ズームレンズの感覚で最大800mm相当の撮影

機材が軽すぎて結局三脚を使わなかった今年の運動会

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/90mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F5.6、1/125秒)/ISO 1600/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
登園前の自宅にて朝食。高倍率ズームレンズの割に明るいので屋内での撮影にも十分に使えるのも魅力。最短撮影距離も望遠端で70cmと短い。

 

「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」と「OM-1 Mark II」の組み合わせで、息子の4歳の運動会に出かけた筆者。年に一度なうえに、当たり前ですが一発勝負なので、筆者は意外と緊張するのです。いや、それなりの写真がしっかり撮れていないと息子や家族からの評価が落ちるという不安もあります。

 

そのため、やや過剰なほど機材を用意するのですが、今年は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」1本と「OM-1 Mark II」のみ。さすがに予備のバッテリーは用意していますが、ほとんど手ぶら状態で筆者としてはちょっと不安なくらい。そのため、普段は必ず用意する三脚くらいは、持って行こうと用意したのですが、運動会の開会式の時点でカメラから外してしまってしまいました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/デジタルテレコン648mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F6.3、1/500秒)/ISO 500/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
ほかの学年の競技中は、競技の様子よりも地面に興味津々の息子。油断しているところを「デジタルテレコン」の648mm相当で撮影しました。

 

なぜなら、カメラとレンズが非常に軽いから。小型軽量の高倍率ズームレンズとはいえ、最高800mm相当の超望遠撮影になるので三脚は必要かと思ったのですが、普段筆者が使っている35mm判フルサイズのカメラに標準ズームレンズを装着した程度の大きさと重量バランスなのです。そのため長時間カメラを構えていてもまったく疲れない。

 

しかも、観客席の最前列は、競技に参加する学年の保護者が入れ替わる方式なので、素早く最前列を確保して、周りの邪魔にもならないためには三脚がないほうが都合がよいわけです。そのため三脚は早々に片付けてしまいました。こんなことははじめてです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/400mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F6.3、1/500秒)/ISO 250/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
かけっこに参加中の息子。400mm相当の望遠端で撮影しました。アップにして写真で静止させる子どもたちが予想以上に笑顔で走っているのに驚きます。

 

さらに「OM-1 Mark II」は最大8.5段分の効果が得られる手ぶれ補正機構を搭載しているので、800mm相当や400mm相当がメインの撮影でしたが、撮影後の画像データをパソコンで確認しても手ぶれの影響が感じられる写真はほとんどありませんでした。これも三脚がいらなかった大きな理由です。

 

「被写体検出」+「デジタルテレコン」で気持ちよく自由自在の撮影

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/デジタルテレコン648mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F6.3、1/500秒)/ISO 200/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
被写体を画面内にとらえておくことさえできれば、ピント合わせは「被写体検出」が行ってくれるので撮影は予想以上に簡単です。

 

小・中学校に比べると小さな園庭ですが、どアップで撮影しようと考えるなら「デジタルテレコン」の併用がおすすめです。カメラの専門誌などをみると「デジタルテレコン」などは画質が低下するので使用をおすすめしないといった記載をみることもあります。というか、筆者は昔そういう風に書いていました。

 

しかし、画素数の増加やデジタル画像処理技術に進歩などによって、最高画質には及びませんが、家庭向けの撮影としては十分以上の画質が確保されることが多いので、筆者は「OM-1 Mark II」の「デジタルテレコン」を積極的に使うことをおすすめします。実際、撮影後に見返しても、筆者が我が家の記録写真として要求するレベルをはるかに超えたクオリティで撮影が可能です。

 

しかも「デジタルテレコン」の「On」「Off」をボタンに割り振っておけば、撮影中にワンタッチで切り替えられるので、ここからなら「デジタルテレコン」は「On」、息子の位置が近いから「Off」といった選択も非常に簡便。とても便利です。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/デジタルテレコン800mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F6.3、1/800秒)/ISO 400/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
超望遠域の800mm相当で撮影した1枚。400mm相当でこと足りることも多いのですが、800mmまで撮影できる安心感と余裕はとてもいいのです。

 

筆者は運動会の写真は基本「息子のどアップ」と決めています。全体写真やお友達といっしょの写真は、おそらく専門の写真業者さんが撮影してくれているので、そちらを購入すればいいと思っています。我々の入れない競技スペースの内側から、我々には撮影できない角度と距離から撮影してくれているので、そちらでいいと感じているのです。

 

基本「どアップ」の撮影なので、画面のなかで顔が占める割合が大きくなります。すると、より効果を発揮してくれるのが「被写体検出」。なにせ園児よりもはるかに素早い野鳥や野生動物などの撮影にも多くのプロカメラマンが使っている最新のAFシステムなので、その速さは折り紙付きです。しかも、画面内に複数の顔や人物が入ると、どの顔にピントを合わせるかなどを「被写体検出」が悩むこともあるのですが、どアップねらいなので、多くの場合、画面内には我が子の顔のみ。「被写体検出」がよりスムーズに機能してくれます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/400mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F7.1、1/640秒)/ISO 200/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
400mm相当で撮影。どうも障害物競走の結果が不満だったのか? 途中から終始不機嫌な顔で競技やダンスに参加する息子。これはこれであり。

 

息子が遠くにいようが、近づいてこようが24mmから400mm相当まではカバーする「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」に「デジタルズーム」を併用すれば、800mm相当までをシームレスにカバーしてくれるので、どアップにするのは簡単。そして、アップでとらえたら「被写体検出」が人間では考えられないスピードでピントを合わせてくれるので「OM-1 Mark II」の最高約120コマ/秒までが選択可能な高速連写で撮影すればよいだけです。本当にストレスなく撮影が楽しめるわけです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/デジタルテレコン800mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F6.3、1/640秒)/ISO 200/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
800mm相当でアップにすると、ここまでどアップに。真剣なまなざしにも見えなくもありませんが、本人がいうには不機嫌だったそうです。

 

ということで、保育園の運動会なので午前中終了の約半日を三脚なしの手持ちで超望遠撮影してきました。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」と「OM-1 Mark II」の約1kgという組み合わせは、筆者にとってトレッキングや山登りの持って行く機材よりも軽いので、なんの疲れも感じない最高の組み合わせでした。撮影も非常に簡単快適なので、来年はこの組み合わせで妻に撮影してもらって、筆者は撮影しないで観戦を楽しむのもありかもしれません。

 

軽くて小さいは絶対正義

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/56mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F5.0、1/640秒)/ISO 320/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
閉会式の後、どこで覚えたのか、全員に配布されたメダルをかじってみせる息子。800mm相当でのアップも、56mm相当でのアップも撮影できるのが本当に便利。

 

大きさ、重さ、性能に価格、使いやすさが高度にバランスしたOM SYSTEM

普段の仕事や作品撮影などでは35mm判のフルサイズカメラを使っているというプロカメラマンやハイアマチュアでも「「OM-1 Mark II」を中心としたOM SYSTEMが好き」という方は意外と多いように感じます。当然、筆者もそんな1人です。

 

なぜなら、35mm判フルサイズのカメラシステムに比べると圧倒的に軽くて小さいから。といっても「OM-1 Mark II」の約599gは小型軽量を追求した35mm判フルサイズのカメラよりも、実は重いくらいなのです。

 

しかし、本格的にレンズ交換式のカメラを使っている人々は、カメラ本体には使いやすいサイズ、それに相応する性能を求め、レンズを含めたシステムとしての大きさや重さを重視するので「OM-1 Mark II」は多機能で高性能なプロ機なのに、軽くて使いやすくコストパフォーマンスも高い、しかも撮像素子サイズが小さいので必要となるイメージサークル(レンズが画像を結像する範囲)が小さくて済むのでレンズが小さく、軽く低価格になるといった点までを含めて評価している人が多いのでしょう。

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3/OM SYSTEM OM-1 Mark II/34mm 相当(35mm判換算)/シャッター速度優先AE(F4.2、1/320秒)/ISO 250/露出補正:+0.7EV/WB:オート/ピクチャーモード:ビビッド
運動会終了後は息子の大好きな回るお寿司に。運動会だけでなく、その前後の記録も1本でこなせるのが「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」の大きな魅力です。

 

運動会にもおすすめのカメラ

今回使用した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」との組み合わせなら1kg程度で、ほとんどなんでも撮影できてしまうので非常に便利です。インターネットなどを眺めていると35mm判フルサイズ絶対優位的な論調もみられますが、家族写真を中心とした家庭での使用であれば35mm判フルサイズのカメラよりもOM SYSTEMに代表されるマイクロフォーサーズのほうが大きさ、重さ、性能、価格、使いやすさといった点のバランスで優位なことも多いので、カメラやレンズを購入する際にはぜひ一度検討してみることをおすすめします。

<公式サイト>OM SYSTEM OM-1 Mark II

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 (24-400mm相当(35mm判換算))

スポンサーリンク
レビュー文具・ホビー・カメラカメラ
シェアする
齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

齋藤千歳(フォトグラファーライター)をフォローする
特選街web

PR

【ドライブ中に純正ナビでテレビ視聴!】データシステム・テレビキットシリーズから最新車種対応のカー用品『TTV443』が登場!
長時間のドライブで同乗者に快適な時間を過ごしてもらうには、車内でテレビや動画を視聴できるエンタメ機能が欠かせない。しかし、純正のカーナビは、走行中にテレビの視聴やナビ操作ができないように機能制限がかけられているのがデフォルト……。そんな純正...

PRガジェット