一見チョコに見えるけど違う。食べるコーヒー『YOINED(ヨインド)』は老舗メーカー・UCC上島珈琲が開発したれっきとしたコーヒー製品なのです! 昨年登場し、反響の大きさを受け11月1日よりパワーアップして今回再登場。当時もレビューしましたが、味覚もパッケージも変わったというので、その進化具合を確かめてみます。
“究極のコーヒーの香り”をひたすら追求していたら、液体じゃなくなってました!
『YOINED(ヨインド)』が新登場したのは、ちょうど1年前。作ったのは、1933年創業の老舗コーヒーメーカー・UCC上島珈琲。究極のコーヒーを追求し、構想20年、特許製法技術で飲まないコーヒー『YOINED(ヨインド)』が誕生しました。
コーヒー豆を丸ごと凍結粉砕し、コーヒーオイルと油脂でコーティングして香りを閉じ込めた新感覚のコーヒー製品。“飲む”コーヒーでは味わえない、豆本来の香りをダイレクトに感じられるのが特徴とか。
UCC上島珈琲『YOINED(ヨインド)』(7.5g×6枚入・税込2,700円・2024年11月1日発売)は、コーヒー豆配合量の異なる「CRAZY BLACK(クレイジー・ブラック)」と「MELLOW BROWN(メロウ・ブラウン)」の2種類が3枚ずつ入ったアソートになっています。
今年の『YOINED』が採用したコーヒー豆は、アフリカ・タンザニア産のキリマンジァロ最高等級AAで、その特徴は、強い酸味とコク・豆本来の甘い香りと野性味あふれる独特な余韻だそうです。
パッケージを開けてみると、ブラックとブラウンが3枚ずつ入っています。以前は箱入りだったので、スタイリッシュになった印象です。
脳が大混乱その1●コーヒー豆配合量40%のブラック「CRAZY BLACK」
個別包装を開けると、コーヒーの良い香りがブワッ! ウェーブ状の模様がおしゃれで、眺めていると引き込まれていきそうです。鼻を近づけると、さらに強烈な苦みと酸味の香りが。でも固形。
YOINEDが目指した「レトロネーザルアロマ」の感じ方説明書きを読みつつ、香りに意識を集中して、いざ頂きます。すると、なめらかな食感と共にコーヒーの強い苦みと酸味の濃厚な香りが鼻から抜け、食べ終わったあとも鼻・舌が憶えているのか? 余韻がほんとうに長く続いて驚きました。たしかに、飲むコーヒーでここまで強いコーヒーの香りを感じたことはありません。これは脳が混乱します。
おつまみチャレンジ その1●「CRAZY BLACK」× 梅酒
さらに今回、お酒と一緒に楽しむ”おつまみコーヒー”としてもオススメらしいので、今度は「CRAZY BLACK」と梅酒とのマリアージュも楽しんでみました。すると、コーヒーの苦みとコクが感じられたあと、梅酒の甘みが広がり、次にほろ苦さとのハーモニーが感じられ、実に新鮮な体験で、大人の味わい。なんともおいしかったです。
脳が大混乱その2●コーヒー豆配合量15%の「MELLOW BROWN」
次はカフェオレのようなカラーの「MELLOW BROWN」。開封しても「CRAZY BLACK」ほど香りは漂いませんが、鼻を近づけるとおいしそうな香りがします。
裏側はフラットな形状です。食べると、おいしい! ミルクのやさしさもあって。ただ…改めて、個別包装や形状のせいか、見た目はチョコレートで、口に含んでも最初はチョコレートのような食感でもあるのに、途中から強烈なコーヒーの香りに変わるので、脳がバグるというか……ほんとうにそんな感じで混乱せずにはいられません。
おつまみチャレンジ その2●「MELLOW BROWN」× 日本酒
「MELLOW BROWN」は日本酒とのマリアージュを楽しみました。
すると、日本酒がMELLOW BROWNのマイルドな甘さと合わさって、後味が爽やかなフルーティな香りのでさっぱりしておいしかったです。
結論:今年の「YOINED」は、まちがいなく香りやコクがパワーアップしていました。
「YOINED」は「UCCカフェメルカード」「COFFEE STYLE UCC」「上島珈琲店」7店舗、UCC公式オンラインストア等で数量限定販売予定。