「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『1人用鍋』。ダイソーで販売されているIH・レンジ・直火(土鍋)タイプの3つの鍋の使い心地をレビューする!
鍋を食べるならやっぱり専用のお鍋がいい!
寒い季節に食べたいお鍋。それは1人でも変わらない。ただ、1人暮らしだと大きな鍋は邪魔だし、かといって普段使っている鍋を使うと味気ない。やはり1人用の専用鍋を使い、味も雰囲気も楽しみながら体も心も温まってこそのお鍋だ。
ダイソーでは1人用にちょうどいいミニサイズのお鍋を豊富に揃えている。もちろんお値段もお手頃で、市販品の半額から3分の1程度。そこで今回は、IH・レンジ・直火で調理できるお鍋で実際に料理して、その使い心地をレビューしてみた。
1,100円でIH対応! 万能&軽量『アルミ鍋』で食べてみた
1つ目は『アルミ鍋』(24×10×20cm・内径16cm・実容量950ml・希望小売価格 税込1,100円・発売中)。直火・IHに対応したアルミ鍋だ。
両手鍋と違い、取っ手部分が一体化していて土鍋のようなデザインだからお鍋感がある。
実測で内径約15cm、深さ約5cm、重さ606g(ふた込み)。見た目以上に軽いので楽に取り扱いできる。
内側はふっ素樹脂塗膜加工されており、焦げ付きにくくなっているのも大きな特徴。洗いやすくて結構便利。
ぱっと見両手鍋と変わらないように見えるが、ふた周りの立ち上げが高く、吹きこぼれしにくくなっているのも大きな特徴。鍋以外の料理でも活躍してくれそう。
それではお鍋を作っていこう。今回は海鮮キムチ鍋。深さがあるので大きめの具材もたっぷりと入れられる。なお、IHでの加熱速度は普通。
蓋がガラス製なので、調理中の中の様子が見られるのも大きなメリット。
出来上がりがこちら。う~ん、おいしそう! やはり土鍋のようなデザインで雰囲気が出ている。
もちろん味は満点! 甲殻類もしっかりと中まで火が通っていた。大きさもちょうどよく、1人用にぴったり。
雰囲気も楽しめるのに330円の、本格『土鍋』で食べてみた
2つ目は『土鍋』(19.6×10.5×17cm・希望小売価格 税込330円・発売中)。セラミック製の直火専用土鍋だが、税込330円で購入できるとは驚き。
カラーは、ブラックのほか、ホワイト、ブラウン、和柄など(写真はブラック)。
いずれも実測で、内径約14cm、深さ約4.5cm、重さ886g(ふた込み)。17cmと書かれているのは外周円の大きさなので、実容量はかなり小さめ。ワンサイズ上の19cmも売られているので、そちらを購入してもよさそう(税込550円)。
土鍋なので、使用前に目止め(水漏れなどを防ぐためにお米のでんぷんでコーティングする作業のこと)を行う必要がある。手間はかかるが、これは仕方ない。
いざ具材を入れると、やはり先ほどと比べると量は少なめ。五徳にぎりぎり乗るサイズ感で、大きめのガスコンロだと使えない可能性があるので注意。重たいから安定感はある。
また、ふた周りの立ち上がりが低いので吹きこぼれにも注意だ!(こぼした)
出来上がりがこちら! やはり見栄えが良くて1人前でも鍋の雰囲気を存分に堪能できる。
火の通りも良く、先ほどの『アルミ鍋』よりもほくほくしているようなおいしさ。保温性もあるので食べるのが遅い人にもぴったりだ。
たったの220円! 超お手軽『レンジ鍋』
最後は『レンジ鍋』(21×9.9×18cm・実用容量1.2L・希望小売価格 税込220円・発売中)。
その名の通り、電子レンジでお鍋が作れるお手軽容器だ。
いずれも実測で、内径約16.5cm、深さ約6cm、重さ152g(ふた込み)。3つの中では圧倒的な軽さで、実容量も一番大きい。大きめの具材を使いたい人にもぴったり。
ふたの内側に加熱時間の目安が書かれていたり
鍋の内側に容量の目安が書かれているのも特徴。ズボラ人間にはありがたい。
こちらもふたの上にお玉などを乗せられる。
少し気になったのは、ふた回りの立ち上がりがほぼないこと。吹きこぼれには注意しておきたい。レンジの中が悲惨なことになる。
海鮮系は食べ尽くしたので、レンジ鍋ではオーソドックスな豚肉と豆腐のお鍋。600Wで約10分が目安。
基本的に放置でいいのでレンジ鍋は本当にお手軽だ。
出来上がりがこちら。レンジ鍋という性質上、具材の火の通りや見た目にムラができるのは仕方がない。手軽さとのトレードオフとして割り切るほかないだろう。
それでも1人鍋で食べるには十分な仕上がり! 『土鍋』や『アルミ鍋』に比べると鍋の雰囲気は劣るが、調理のしやすさは段違い。1人暮らしでも手軽に鍋を楽しみたい、なるべく費用も抑えたいなら『レンジ鍋』一択だろう。
ダイソーのお鍋でコスパよく心も身体も温まろう!
お鍋は心も身体も温めてくれる女神のような料理。白菜やもやしをたっぷり使えば、コスパよくお腹も満たせるはず。ダイソーの力を借りて、1人暮らしでも最高の鍋を楽しもう!
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