「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『主婦が考えた省スペース多機能まな板』。ところがなんとさらに進化してた!? コンパクトサイズだけじゃ無いその魅力に迫る!
小さいだけなら買わなかった! リニューアルしたダイソーのロングセラー「まな板」
キッチンが狭くてまな板が置けない、切った食材が転がり落ちる、キッチン用品が多くて置き場所がない……料理をしているといろんなことでストレスが溜まる。自炊をするたびにイライラさせられて料理が嫌いになりそうだ。できるだけ自炊をしたくない筆者ですらこれだから、毎日料理をしている人は相当イライラしていることだろう。
ダイソーでは、そんな思いに応えたキッチングッズ「主婦が考えた省スペース多機能まな板」を2020年1月に発売。「小さい」「切った食材が落ちにくい」「水切り」「簡単保管」の機能が受けて、人気のロングセラー商品となった。その存在は知っていたが、筆者の感想は「単なる小さなまな板でしょ」だった。(同年のグッドデザイン賞を獲得するほどの人気商品だったのに……)
そんな折り、ふとキッチンコーナーに立ち寄ると、さらに3つの機能をプラス! と書かれたリニューアル商品に遭遇。新たに「自立」「おろし機能」「目盛り付き」が追加されたようだ。
入れ替わりが激しいダイソーで今もなお売られていることから、その人気の高さをようやく感じ取った筆者は『主婦が考えた省スペース多機能まな板』(幅185×奥行185×高さ45mm・希望小売価格 税込110円・発売中)の実力を確かめるべく、購入してみることにした。
基本の機能だけでも十分すぎる!
まずは元々ついていた基本の機能からおさらい。サイズは幅185×奥行185mm。一般的なまな板の大きさは大体200×300〜400mm程度なので、およそ半分程度の大きさということになる。ひとり暮らしの狭いキッチンでもこれなら置けそう。
4辺のうち2辺が立ち上がっていて、切った食材がこぼれにくく、小さなまな板でも調理がしやすくなっている。きゅうりやねぎなどのまな板から飛び出る達人も、これなら逃すことなくカットできるというわけだ。
副効果として、タッパーなどに入れ替える際のガイドにもなる。これが意外とうれしい。
その壁となる面にはフックに引っ掛けられる穴や、食材の水気を切れるスリットがついている。無駄スペースを一切許さない主婦ならではの発想。
冷蔵庫の横に引っ掛けられるし、野菜を洗った水分やお肉の肉汁だけを落としたりと、ちょっとしたときに使いやすい。
3つの新機能●1つめは「自分で立てる(自立)」!
新たに追加された新機能は3つ。1つめは、自立を可能にした立ち上げ高さのアップ。片方の壁の高さが25mmから45mmへとサイズアップし、自立できるようになった。洗った後の水切りなどもしやすくなって、収納方法の自由度が増えている。壁に立てかける必要がなく、どこにでも立てられるから狭いキッチンでは大活躍だ。
2つめはまな板らしからぬ「ちょこっとおろし機能」!
新機能2つめは、ちょこっとおろし機能。まな板の端に、40×40mmほどの突起エリアがあり、ここで薬味などをおろせる。薬味をおろすには、おろし器や受け皿などを用意する必要があって意外と面倒。だが、まな板でおろせるなら洗い物も減ってとっても便利だ。
生姜でためしてみたところ、特に不自由なくおろせた。突起エリアも広くて使いやすい。突起は小さめなので大根はおろせそうにないが、文字通りちょこっとおろしたいときに便利。
すぐそばに水切りスリットがあるので、余分な水分をここで切れる。
3つめは「目盛付き」でラクラク均等カット!
3つめは、カットに便利な目盛(メモリ)付き。長さをそろえると料理の見た目が美しくなるだけでなく、例えばお弁当の幅や高さに合わせたり、鍋からはみ出ないようにネギなどをカットしたりなど、料理を収める目的でも使える。無くても困らないけど、あると便利な機能だ。
人気の理由も納得! ちょっとしたストレスをここまで減らせるお手軽な奇跡のまな板
自炊の達人である主婦が考えただけあって、料理あるあるのストレスにしっかりと対応したと感じた『主婦が考えた省スペース多機能まな板』。新機能が付いたことで、収納や調理の自由度が高まり、圧倒的に使いやすくなった。
メインで使うには小さいが、ちょっとしたときに大活躍してくれること間違いなしだ。
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